部長です。
レギュレーターの簡単なメンテナンスと洗浄方法を紹介します。
頻繁にダイビングをしている人は、たまに自分でレギュレーターのメンテンスと洗浄をするとスッキリして快適に保つことができます。
ダイビング後にしっかり洗えていると思っていても、意外と内側の汚れは蓄積されていき汚れています。
できる人はこまめにレギュレーターをメンテナンスするようにしましょう。
1. ダイビングレギュレーターの簡単なメンテナンスと洗浄方法
レギュレーターの簡単なメンテナンス手順としては、以下の通りです。
- 簡単に分解する
- 歯ブラシで清掃
- 塩抜き
基本的には、可能なところまで分解して塩抜きと歯ブラシで内側を清掃します。
ホースまで外して分解しすぎると、流量調整の部品まで外してしまい元に戻すのが難しくなる可能性があります。そのため、正面を空けて可能な範囲だけでも十分です。
1-1. 分解する
レギュレーターを洗浄するにあたり、まずは可能な限り分解します。
正面のフタ(パージボタンの部分)を空けて、ダイアフラム(薄いゴムの膜)などを外します。
残圧計のカバーなどもずらしてゲージを表に出します。
↓レギュレーターの内側は思った以上に汚れが蓄積されています。
↓ゲージの内側や隙間には塩や砂、汚れが溜まっています。ゲージケースの内側に溜まっている砂を放置すると、残圧計の隙間に入り込みエア漏れの原因となります。
1-2. 洗浄する
可能な範囲で分解できたら、塩抜きをしつつ歯ブラシで汚れを落としていきます。汚れている箇所全てを歯ブラシで優しく擦ります。
↓念入りに清掃したい場合、一晩塩抜きをするといいでしょう。汚れが浮き出てきて水も白っぽくなります。それぐらい汚れが溜まっているということです。
↓汚れと分解された塩がたっぷり出てきます。
1-3. 乾燥させる
洗浄が完了したら、しっかりと乾燥させましょう。器材はしっかり乾燥させることでカビなどを防ぐことができます。
濡れたままで組み立てないで確実に乾燥させましょう。
乾燥させたあと、元に戻せば完了です。
年に一回オーバーホールに出している場合、このように自分で洗浄する作業は必要ないです。
しかし、かなり潜り込んでいる人や、2~3年に一回程度しかオーバーホールに出していない人は、最低限自分でもメンテナンスをするようにしましょう。
特にダイビング後に器材をしっかりと洗わない人のレギュレーターは、内側とマウスピースがカビで埋め尽くされているので、相当不潔です。
カビを吸い込んで肺の内側に付着していると考えるとゾッとしますね。。
しっかり洗いましょう。
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