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ダイビングのドライスーツ|胸、肩、手首にあるバルブの使い方
ダイビングのドライスーツで、胸、片、手首にあるバルブの使い方を簡単に解説します。
多くのドライスーツには、胸と左肩にバルブがあります。左手首はオプションなので、付いていないドライスーツもあります。
各バルブの役割は以下のとおりです。
- 胸:給気
- 左肩:排気
- 左手首:排気
基本的にドライスーツ内に給気をするのは胸だけです。左肩、左手首のバルブは排気だけの役割です。つまり給気、排気は一方通行だということです。
胸のバルブ
胸のバルブは給気だけすることができます。排気はできません。
胸のバルブには、レギュレーターのファーストステージから出ている通称「ドライホース」と呼ばれている中圧ホースを1本接続します。ドライホースは特別なホースではなく、BCDのインフレーターホースと同じもので、少し長くなっています。
↓胸のバルブに接続されているのがドライホースです。
左肩・左手首のバルブ
排気バルブは、「AUTO排気」と「ボタンを押したときだけ排気」2パターンの構造になっています。
基本的に左肩は「ボタンを押したときだけ排気」にしておきます。AUTOにしておくとドライスーツ内の上半身部分にある空気が不意に出て行ってしまうことが多いからです。
左手首のバルブはどちらでも大丈夫ですが、AUTOにしておく方が使いやすいです。水中で上半身に空気を溜め、左手を上げるだけで左手首から排気できるからです。
↓浮力調節のためこのように左手を上げて手首のバルブから排気します。
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