部長です。
これからセルフダイビング(バディダイビング)を始めようと思っている人の中には、必要な資格やライセンスがあるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、セルフダイビングで必要な資格やライセンスについて解説します。
これからセルフダイビングで自由に潜りまくりたい人は参考にしてください。
1. セルフダイビングに必要な資格やライセンスはあるの?
結論からすると、オープンウォーターダイバー(PADI)以上のライセンスがあればセルフダイビングは可能です。
特別な資格やライセンス、スペシャルティーは特に取得する必要ありません。
意外と知らないかもしれませんが、ダイビングのライセンスを取得した時点で、インストラクターがいなくても友達や仲間とも潜ることができます。
そもそもですが、ダイビングではインストラクターやガイドと潜らなければいけない決まりはありません。
セルフダイビングで潜りたいのであれば、普通に仲間と潜って大丈夫です。ただし、自分で安全管理やトラブルの対処を全て対処できる程度のスキルは必要です。
インストラクターがいないと何もできない、セッティングもできない、どうしたらいいか分からない程度のスキルだとまだセルフダイビングは早いです。
1-1. ショップによるルール
沖縄を除く本州のショップではセルフダイビングが可能なショップも多いですが、アドバンス以上、50本以上などの条件が決められている場合が多いです。
条件を満たしていればショップの管轄するポイントでセルフダイビングをすることができます。セルフダイビングが可能なショップを見つけたら、ショップに確認してみましょう。
1-2. 沖縄でのセルフダイビング
沖縄でセルフダイビングをする場合、本州と違ってショップ経由でセルフダイビングは申し込みません。タンク屋でタンクをレンタルして車に積み、潜りたいポイントへ行って潜ります。
基本的にはオープンウォーター以上のライセンスがあればタンクを1本500円~1,000円でレンタルすることができます。Cカードを忘れると絶対にタンクを貸してくれないので、必ずCカードを持参しましょう。
1-3. セルフダイビングで必須のアイテム
セルフダイビングをする場合、万が一のトラブルに備えて以下のアイテムを持って潜ることが絶対です。
安全グッズ5つ
- シグナルフロート
- ライト(最低2本)
- ナイフ・ラインカッターなど
- 水中・水面で音の出るもの
- ダイブコンピューター
- コンパス
これらの安全グッズは必須です。
持っていない場合、必ず買ってからセルフダイビングをするようにしてください。それぐらい重要です。
セルフダイバーであればダイビング中に万が一のトラブルがあった場合、自分で解決できる準備は必ず必要です。
↓詳細は以下の記事で書いているので参考にしてください。
2. セルフダイビングでベストなライセンスのランクは?
理想としては、できればアドバンス以上でレスキューランク、経験本数60本以上でセッティングから中性浮力、安全管理、エキジットまで自分で全てできることが理想です。
冒頭で書いた通り、セルフダイビング(バディダイビング)はオープンウォーターのライセンスから可能です。
とは言え、やはりオープンウォーターは最も初級のライセンスで、まだスキル不足で自分の管理を自分ですることができないダイバーがほとんどです。水中でも中性浮力がとれないでしょう。
そのため、オープンウォーターのランク程度では正直まだインストラクター無しでセルフダイビングをするには早いです。最低でもアドバンスを取得したあとにガイド付きのファンダイビングで経験を積んでからにしましょう。
2-1. バディのスキルも考慮する
自分のスキルが足りていても一緒に潜るバディがまだスキル不足のパターンもあります。
そのような場合、ビーチエントリーの簡単で最大7m程度の浅いポイントでじっくり練習するか、少しファンダイビングの経験を積んでからセルフダイビングを始めるといいです。
スキル不足のダイバーと潜る場合、マンツーマンで常にバディを見ながら潜るようにしてください。
2-2. セルフダイビングは楽しい
セルフダイビングはガイド付きのダイビングとは違い、自分達だけで潜るので自由に潜ることができます。写真をじっくり撮ったり、コストをおさえてたりしてダイビングをしたいダイバーにはピッタリです。
私もダイビング経験50本くらいからセルフダイビングを始めました。
プライベートで潜るときは基本的に全てセルフダイビングです。ガイド付きのダイビングはここ何年もしていません。笑
自由にセルフダイビングを楽しみましょう。
夜は焼き鳥とビールで乾杯です。
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