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ダイビングでグローブ禁止は実際どうなの?本当にダメ?

ダイビングでグローブ禁止は実際どうなの?本当にダメ?

部長です。

ダイビングをする国やスポットによってはグローブ禁止の場所も多くありますが、実際のところグローブ無しでダイビングをするのはどうなのでしょうか?

素手でサンゴや岩を掴んだりすると手を切ってしまうので、流血して傷だらけになることも多々あります。まだダイビング経験が浅い人は、グローブ無しでダイビングをすることについて心配なところもあると思います。

本記事では、グローブ無しでダイビングをすることについて考えてみました。

これからグローブ禁止の場所でダイビングをする人は参考にしてください。

 

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1. ダイビングでグローブ禁止は実際どうなの?

ダイビングでグローブ禁止は実際どうなの?

これからグローブが禁止されている国やダイビングスポットで潜る人は、グローブ無しでダイビングをしても大丈夫か気になる人も多いと思います。

結論から言っておくと、ビギナーやまだスキル不足の人は注意されない限りグローブを着用して潜った方がいいです。

事前にグローブが禁止されていると聞いていても、イントラやガイドに注意されない限りグローブは着用した方がいいです。

理由としては、その方がケガをしなくて済むので安全に潜ることができるからです。グローブをしないで潜って手を切ってしまうと、手のケガばかり気になってダイビングツアーの楽しみが半減します。

そういったこともあるので、まずは自分最優先で手を保護するためにグローブを着用して潜りましょう。上級者や慣れているダイバーはそのままグローブ無しで潜るようにしてください。

 

1-1. 素手はキケン

そもそもですが、素手でダイビングをするのは慣れていない人にとって非常にキケンです。

水中に入ると手の皮膚が水分でふやけるので、とても切れやすくなります。

そのため、手をサンゴや岩についたときに切ってしまうことが非常に多いです。特に流れのあるポイントでのドリフトダイビングで、根の上で停止するときに焦って岩やサンゴを掴んだ時に手を切ってしまうケースはよくあります。

経験の浅いダイバーの人がグローブ禁止のエリアで潜って、手が傷だらけの血まみれになってしまうことも多いです。

慣れているダイバーであれば、掴んでも問題ない岩を見極めて指二本だけで軽く掴まることが多いですが、慣れていない人には難しいかもしれません。

そういったこともあるので、万が一手をついてしまったときの保護としてグローブは着用し、意識的には手をつかないようにして潜るのがベストです。

また、エキジットのときに水面でクラゲが手に触れてしびれることもよくあります。クラゲが触れると結構痛いので、グローブで手を保護するようにしましょう。

 

1-2. ケガをしないことが最優先

グローブが禁止されているダイビングポイントとはいえ、まずは自分がケガしないことを最優先に考えるようにしましょう。

正直なところ、水中環境よりも自分の手の方が大事です。自分の手が血まみれになるよりはグローブを着用した方がよっぽどいいです。

岩であれば気を付けて手をつけば大丈夫ですが、サンゴは折らないように注意しましょう。特に枝サンゴのような形をしているサンゴはすぐに折れてしまいます。なるべく手をつく場合はサンゴではなく岩の部分にしましょう。

 

1-3. 手よりも器材を引きずるダイバー

手をつかないようにグローブを禁止したとしても、オクトパス、ゲージ、指示棒をブラブラさせて引きずっているダイバーも多いです。

正直なところ手をつかないようにグローブを禁止しても、ゲージやオクトパスをサンゴに引っ掛けながら潜っていていては意味ありません。自分の器材であれば、予めオクトパスやゲージをブラブラさせないように取り回せるようにしておきましょう。

特に多いのは「手をつかない代わりに指示棒を使う」などと言っているダイバーです。ハッキリ言っておくと、それは手をつくのと同じことです。

自分の手は保護できるかもしれませんが、環境の保護にはなっていません。そもそもグローブ禁止の目的としては、ダイバーの手を保護するためではなく岩やサンゴの水中環境を保護するためです。したがって、指示棒をBCからブラブラさせたり突き刺したりしている様では意味ありません。

 

1-4. おすすめのグローブ

グローブ

おすすめのグローブは、GULLの3シーズングローブです。

真冬以外はこのグローブが丁度いいので、これからグローブを買う人にもおすすめです。

≫Rakuten|GULL グローブ

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2. グローブ禁止のダイビングスポットで上手に潜るには?

グローブ禁止のダイビングスポットで上手に潜るには?

グローブ禁止の国やダイビングスポットで上手に潜るには、中性浮力のスキルが必要です。

中性浮力が完璧なダイバーであれば必要なとき以外手をつかなくても普通に潜れます。しかし、中性浮力が上手に保てないダイバーは岩などに掴まらないと状態を安定させることができないので、どうしても着底気味だったり手をついてしまったりします。

ダイビングのライセンスを取得したばかりの人は、海外などグローブの禁止されている場所でダイビングをしたくなると思います。しかし、正直なところ自分のダイビングスキルが伴っていないと上手に潜れないことがほとんどです。

やはりライセンスを取得したショップや地元の海である程度の本数を潜って上達してから、そういった国やスポットに潜りに行くとよいでしょう。

できればアドバンスまで取得してから行くことをおすすめします。

 

2-1. 経験本数

グローブが禁止されているようなダイビングスポットは、やはり海外だったりやや上級者向けだったりします。

そういったダイビングスポットに潜りに行く場合、最低でも50本~100本以上は潜ってスキルアップをしてからにした方がいいです。

理由としては、ダイビングが上達していないのにそういったダイビングスポットに潜りに行っても正直楽しめないことが多いからです。簡単に言うと、潜るのに精一杯で楽しむどころではない場合が多いです。

パラオなどもそうですが特に海外ではボートでのドリフトダイビングがほとんどなので、船に慣れていて流れのある場所でも普通に潜れるスキルが必要です。

 

2-2. おすすめのスペシャルティ

海外やドリフトダイビングのポイントに潜りに行く場合、効果的にスキルアップとして事前にスペシャルティを受けてから行くといいです。(PADIの場合)

  • 中性浮力
  • ドリフトダイビング

事前にこの二つのスペシャルティコースを受けることによって、中性浮力や流れのある場所でダイビングをする場合のスキルが身につきます。

特に中性浮力はダイビングにおいて最も重要なので、ある程度のスキルは身につけておくようにしましょう。

また、水底で砂を巻き上げないようにするスキルも大切です。特にファインダイビングでは写真を撮るダイバーが多いので、砂を巻き上げながら移動するとかなりイラっとされます。

そういったこともあるので、砂を巻き上げずにダイビングをするスキルをつけましょう。

 

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