部長です。
ドライスーツでダイビングをするときのウエイト量について解説します。
ドライスーツは浮力が強いので、ウェットスーツのときよりウエイトを重くします。
当然ですが、増やすウエイトの量にも目安があるので、各ダイバーはどれくらい増やせばいいのか知っておく必要があります。
やたらと重くしてしまうと、いくらドライスーツとはいえオーバーウエイトで沈みまくるので注意してください。
1. ドライスーツでダイビングをするウエイト量の目安
最も主流なスチールタンクを使用してドライスーツで潜る場合、ウエイト量の目安はウェットスーツのウエイト量にプラス2キロ~3.5キロです。
ウェットスーツ時がウエイト2キロの場合、プラス2キロ追加して4キロで潜ります。体型やスーツによって変わるので増減を上手に調節してください。上手なダイバーほど毎回潜る度にウエイトをコントロールして何キロが最適か探っています。
ちなみに私の場合、ウェットスーツ時のウエイトはゼロ、ドライスーツ時のウエイトは3キロ~3.5キロです。ドライスーツのインナーが薄着の場合、たぶん2キロで潜れます。
1-1. 一気にウエイトを増やし過ぎないこと
慣れていないドライスーツで不安だからといって、一気にウエイトを増やし過ぎないように注意してください。
体重65キロくらいで、5キロ以上ウエイトを付けている場合間違いなくオーバーウエイトです。重くしすぎると、いくらドライスーツとはいえ滅茶苦茶オーバーウェイトになって沈みすぎるので逆に危ないです。
特にまだ初心者の場合、講習時に浮かれたら困るのでインストラクターはかなり重めのウエイトを付けさしているはずです。そのため、そのウエイト量が適正だと思ってその後もオーバーウエイトで潜っているダイバーも多いですが、私の経験上かなり多くの人がオーバーウエイトになったままです。
大事なことは、毎回ダイビングに行く度にウエイトを減らしたりしてコントロールし、様子を見て適正ウエイトを探ることです。そのうち自分にとって最適なウエイト量が分かるようになります。
2. ドライスーツのダイビングはウエイトベストがおすすめ
ドライスーツでダイビングをする場合、ウエイトベストを使用すると快適です。ベテランダイバーは皆ウエイトベストを使用しています。
腰のウエイトベルトだけにウエイトを装着すると、腰だけやたら重くなってとても潜りにくいです。腰痛の原因にもなります。また、腰にウエイトを付けると腰回りがウザったいですが、ウエイトベストならスッキリします。むしろ腰のウエイトベルトは使わずにウエイトベストだけで潜っている人の方が多い気がします。
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