部長です。
いくつかBCDを持っていますが、一般的なタイプではNDS(日本ダイビングスポーツ)のBCD Fタイプを愛用しております。
このBCDはいわゆるフロントアジャスタブルタイプで、スタンダードなタイプのBCDです。残念ながら現在は廃盤となっているので、人とかぶらないBCDを探している人は、中古で良品を探してみるといいです。
今回は、そんなNDSのBCD Fタイプを紹介します。
NDS(日本ダイビングスポーツ)のBCD Fタイプ
おそらくNDSのBCDは、現在出回っているBCDの中でもトップクラスに丈夫で高品質です。
まず普通のBCDとは生地が違います。
普通のBCDはナイロンの素材みたいな水を吸収する生地でできていると思いますが、NDSのBCDの生地は一切水を吸いません。なので、一瞬で乾きます。
生地自体がゴムボートのような生地でできている為、ハンパなく丈夫です。BCD自体にも余計なクッションや、パッドがついていない為、すっきりしていて軽量です。
余計な部品が付いていないということは、それだけ故障する箇所が少ないということです。また、不必要な浮力が発生しないので、ウェイトをを少なくできるというメリットがあります。
ウェイト収納型BCDなどは移動のパッキングでバッグに入れる際などにめっちゃ厚みがあるのでかなりがさばりますが、NDSのBCDはノンハーネスなのでかなりコンパクトにたためます。デザインも真っ黒でプロっぽくてカッコイイです。
ちなみに、私はレギュレーターセットもフルNDSです。
↓ちなみにウエイトはベルトではなく、ウエイトベストを使うとかなり楽です。腰にウエイトを付けると腰回りがウザったいですが、ウエイトベストならスッキリします。当然私もウエイトベストを愛用しています。
右側
こちらのBCDはFタイプ(他はDタイプがある)なのでポケットは四角いチャックのタイプが標準なのですが、私的にはDタイプのマジックテープ式のポケットの方が使いやすいので右手側はDタイプのポケットに変更しています。
左側
左側にはクエスト(スレート)を装着しています。私はプライベートではXDEEPとOMSのBCを使っていますが、ライセンス講習の際はこのBCDを使います。そのためのスレートです。
NDSのBCDには両サイドにDリングが付いていて、幅がクエストとピッタリなので、クエストが簡単に装着できます。
よくタイラップなどで、ダサいクエストの止め方をしている人を見かけますが、NDSのBCはピッタリサイズなので、キーリングでスッキリと装着することができます。なのでイントラにもおすすめです。
インフレーターホースは純正だと短いので、TUSAの長いインフレーターホースに変更しています。
↓キーリングはこちらのセットがおすすめです。
ポケット
「ポケットが分離式でダサい」などと思った人は素人です。
分離式のポケットの場合、簡単に修理、交換をすることができます。例えばポケットが壊れた場合、交換すればいいだけなので、何もめんどくさいことはありません。
しかし、ポケットが一体型になっているBCDはどうでしょう?BCD本体と一体化してしまっているので、周辺部分をばらして修理したりする必要があるので、余計なコストや修理代がかかってくるのです。
このようなことから、実はポケットは独立している方が使い勝手がいいのです。
↑内側はこんな感じです。
本来はお腹の部分のピロピロ(カマーバンド)があるのですが、私は邪魔なので切ってスッキリさせて使っています。
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NDSのBCDはシンプルで、とにかく丈夫で機能性を追い求める玄人ダイバーにはもってこいのBCDです。
しかしながら、冒頭で申し上げたとおり直近でNDSのBCDは生産中止になりました。その理由としては、NDSが仕入れている生地の品質が低下してきて、NDS社がその生地の品質に納得がいかないから生産を中止するそうです。
つまりNDS社はそこまで徹底して丈夫でいい生地での生産のこだわっているのです。営利目的で中途半端な生地で提供するつもりは一切無いというカッコよすぎる理由なわけですね。
欲しい方は頑張って探してください。私はマイサイズのストックを2つ持っています。(笑)
ちなみに、サンマリンショップさんに問い合わせたら良い中古が出てくるかもしれません。
では。
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