部長です。
ダイビング器材はレンタルか購入かについてです。
これからダイビングを始めたり、既にダイビングを始めているけど、ダイビング器材はレンタルか購入かどちらがいいのか気になる人もいます。
そこで本記事では、レンタルか購入かの結論について書きました。
これでもう悩む必要はありません。
ダイビング器材はレンタルか購入か【結論を教える】
では早速ですが、
ダイビング器材はレンタルか購入かについてです。
まず結論からすると、以下が答えになります。
レンタルと購入の結論
- 年間10日以上潜る人:購入
- 年間10日以下の人:レンタル
こういった感じです。
なぜかと言うと、単純にレンタル代を計算すると、結果的に買った方が安上がりだからです。
なので、定期的に潜る人は買った方が安いですし、年に数回しか潜らないシーズンリゾートダイバーであれば滅多に潜らないので、器材は買わなくていいでしょう。
購入した方が最終的に安い
まず、
最終的にレンタルより購入した方が安いです。
以下は1日のフルレンタルが平均6,000円だと想定した場合の、ダイビング日数とレンタル費用の表です。
50日 | × | 6,000 | = | 300,000 |
100日 | × | 6,000 | = | 600,000 |
150日 | × | 6,000 | = | 900,000 |
200日 | × | 6,000 | = | 1,200,000 |
例えば、ファンダイビングでフルレンタルの相場が1日6,000円くらいです。
2日連続で潜る場合は、二日目もレンタル器材代がかかりますので、器材のレンタルだけで12,000円になります。
そして、50日潜った場合は既に30万円になります。
100日レンタルで潜った場合は、60万円になります。
まあ普通に考えて、60万円も返ってこないレンタル器材に支払うよりは、自分の器材に支払った方がいいに決まってますよね。
ちなみに、200日レンタルで潜った場合は、120万円になります。
このようにして、買った方が安いのは明らかなので、定期的にダイビングをする人は早い段階で買うべきなのは間違いありません。
高額過ぎるダイビング器材でなくてもOK
よくダイビング器材=高額だと思い込んでいる人もいますが、楽天とかアマゾンで買えば普通に安く買えますよ。
例えば、価格が安くて軽量で丈夫なおすすめのBCDは、ツサのクレストラインです。
↓クレストライン
このBCは楽天で普通に26,000円くらいで出ています。
ぶっちゃけこのBCDで十分ですね。シンプルですし使いやすいです。
知らない人の為に書いておくと、ツサは国産ダイビングメーカーの最大手です。
当然ですが、安いからといってすぐに壊れたりするわけではないので安心して使えます。
また、値段の安い器材でも高い器材でも、ダイビングの上手い下手は変わりませんし、突然エアー消費が長くなるわけではありません。
なので、普通に価格重視で選んで大丈夫です。
逆に値段が高くて、よく分からないハイテクな機能がついていたりするよりは、シンプルでベーシックなBCDの方が使いやすいです。
ちなみに、映画「海猿」で使われている器材は全てツサです。
また、TUSAのBCDとレギュレーターのフルセットも楽天で安く出てます。
ショップで買っても楽天で買っても商品は同じですので、安い方がいいですね。
器材を購入すると、毎回のダイビング代が安くなる
当然ですが、自分のダイビング器材を購入すると毎回のダイビング代がとても安くなります。
例えば、白浜など現地のリゾートにダイビングに行くと、通常1日二本のボートダイビングで15,000円くらいです。
そして、会計で支払うのは15,000円です。
しかし、レンタル代があると追加で約6,000円必要になりますので、21,000円のダイビング代がかかります。
二本のダイビングで15,000円と21,000円って全然違くないですか??
毎回二本潜るのに2万オーバーはちょっと高いですよね。
それだったら自分の器材を購入した方がよっぽどいいわけです。
年間10日以下の場合はレンタルで十分
定期的にダイビングをする人は、レンタルより購入した方がいいです。
しかし、年間10本以下くらいしか潜らない人であればレンタルで十分でしょう。
例えば、夏だけダイビングをするシーズンダイバーの人なんかは、年間6本以下だと思います。
ぶっちゃけ、それくらいの頻度しかダイビングをしないのであればレンタルで十分ですね。
買ってもほぼ使いませんので、買うだけムダです。
ダイビング器材を購入して保有すると
自分のダイビング器材を購入して保有すると、以下のアクションが必要になります。
自分の器材を持っている人
- 定期的なオーバーホール
- 器材の郵送
こんな感じです。
あとちなみに、たまに「器材を買っても管理できない」という人がいますが、よく分かりません。
器材の管理は、使用後は洗って家では適当に置いとけばオッケーです。特段難しいことをする必要はありません。
定期的なオーバーホール
自分の器材を保有している人は、定期的な器材のオーバーホールが必要となります。
一応、多くのダイビングメーカーは一年に一回のオーバーホールを推奨していますので、BCDとレギュレーターをオーバーホールに出します。
あまり使っていない人やキレイな人は、1年に一回じゃなくて2年に一回だったりもしますが、そこは自分の器材の傷み具合と相談します。
あまり調子が悪い感じが無ければそのまま使うのも全然アリです。
費用はざっくり、1万5千円~3万円程度です。
オーバーホールに出すと、分解して洗浄したり傷んでる部品を交換したりして新品同様になって帰って来ますので、また次回から安心してダイビングができます。
ダイビング器材のオーバーホールはどこのダイビングショップでも受けつけてますので、いつも行くショップでお願いすればオッケーです。
ダイバーの中には、オーバーホールの費用がかかることに懐疑的な人もいます。
しかしそれは水中という人間が呼吸をできない環境で、器材を使ってダイビングをするからには器材のメンテナンスは必須なので当たり前です。
また、ズタボロに使い込まれたボロボロのレンタル器材で不安なまま潜るよりは、自分の器材の方が1万倍安心してダイビングができますし、気持ちがいいです。
器材の郵送
自分のダイビング器材を保有すると、どこかにダイビングに行くときには器材の郵送が必要になります。
車で行く場合は必要ありませんが、沖縄など飛行機で行く場合は事前にダイビングショップもしくは宿に郵送しておきます。
郵送は多くの人は、郵便局かクロネコヤマトでキャリーバッグに器材を入れて送ります。
郵送する費用は、場所にもよりますが沖縄で約3,000円前後です。
レンタルより自分の器材の方が気持ちがいい!
ぶっちゃけ、
ハッキリ言ってレンタルより自分の器材の方が気持ちがいいです。
え、ダイバーですよね??
だったらぶっちゃけレンタルより自分の器材ほしくない!?
毎回レンタルで潜るより、自分の器材欲しくない!?
自分のお気に入りの器材で潜りたくない??
まあ感覚的なところですが、ダイビングを趣味にしているのであれば、レンタルより自分の器材の方が気持ちよくダイビングができますね。
カネがかかるとか、買ったら高いとかそういう問題じゃないんですよ。
自分の器材の方が楽しくてダイビングが充実するわけですよ。
自分の器材で潜る週末が楽しみなわけですよ。
レンタルの服を着るより、自分で買った服の方が嬉しいじゃないですか。
そういうことです。
安心感
あと、自分の器材の方が安心してダイビングができます。
例えば、レンタルで毎回違うマスクやレギュレーター、BCD、フィンなどを使うよりも自分の器材の方が使い慣れているので安心してダイビングができますし、うまく潜れます。
じゃあぶっちゃけ、レンタルのレギュレーターが壊れているのを見てしまったら?
不安ですよね。
また、
ドリフトでドロップオフの中層を潜るダイビングをこれからします。着底はできません。
中層の水深18mをキープして潜ってください。10mより浅くなると激流なので流されます。なので、急浮上しないように注意してください。
水底は見えないくらい深くて、約90mくらいです。
どうでしょう、極端かもしれませんが、やはりレンタルよりも使い慣れている自分の器材の方が安心ですよね。
なので将来的にいろんなシチュエーションでダイビングをすることを考えても、やはり自分の器材の方が安心感があります。
安い器材でいいので買った方がいいですよ
ここまで考えたうえで、ダイビングを趣味にしている人は普通は自分の器材が欲しいはずです。
しかし、中にはどうしても何か言い訳をして、ダイビング器材を購入することを拒むことばかり言う人もいます。
そういった人は、ぶっちゃけ「なんでも否定バイアス」にかかっていますので注意してください。
そういった人は、器材を購入しなくても大丈夫です。
しかし何度も言いますが、定期的に潜るのであればレンタルより購入した方が圧倒的に安いです。毎回のダイビング代も安くなります。
どうしてもレンタル代を払いたいのであれば、それでいいと思います。
しかし、結論からすると最終的にはレンタルより買った方が安いです。
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そんな感じで、ダイビング器材はレンタルか購入かの結論についてでした。
定期的に潜る人で、ダイビングが好きなら器材は購入した方がいいです。
では。