部長です。
ダイビングのマスクが曇る原因3つと対策を簡単に説明します。
ダイビング中にマスクが曇ると、視界が悪くなり、ストレスでそればかり気になってダイビングを楽しむことができません。
また、マスクが新品の場合は100%曇ります。
確実に対策をしておきましょう。
ダイビングのマスクが曇る原因3つと対策
ダイビングでマスクが曇る主な原因3つは以下のとおりです。
- 曇り止めがザコ
- 鼻から吐きすぎ
- マスクが格安製
基本的にマスクが曇る原因はこういった理由がほとんどです。
1. 曇り止めがザコ
曇り止めの効果が弱いものを使用していると、曇り止めが効かずにすぐに曇ります。
マスクや器材を買うとオマケで曇り止めが付いてくることがありますが、そういった曇り止めは正直全く効きません。
対策としては、しっかり効く強力な曇り止めを使いましょう。それが最も効果的です。
↓おすすめの曇り止めはシードロップスです。
この曇り止めは、まじで超絶最高に効くのでオススメです。私も曇り止めはこれ以外使っていません。むしろこれ以外使う必要はありません。なぜならこの曇り止めが最高だからです。
当然ダイビング用の曇り止めなので、環境やダイバーの目に配慮して作られています。
ちなみに、アメリカ製の曇り止めなので品質は最高なのと、ツウの間では「アメリカ」と呼ばれています。ダイビング中も、「ねえ、アメリカ貸してー」と言えば通じます。
2. 鼻から吐きすぎ
鼻から息を激しく吐きすぎるとマスクは曇ります。
それは、水温とマスク内の空気の温度差によるものです。通常、ダイビング中はマスク内の圧平衡が必要なので、ちょくちょく鼻から吐きますが、圧平衡が原因でマスクが曇ることは滅多にありません。
しかし、毎回の呼吸を鼻から吐いたり、激しく鼻から吐き続けているいるとマスクは曇ります。要は、鼻から吐く息の方が海水よりも暖かいので温度差でマスク面が結露してしまう為です。
特に、ビギナーのうちや体験ダイビングなどで、まだ慣れていない人は無意識に激しくなっているので、船から潜降して水底に着いたら既に曇っていることもあります。
対策としては、意識して鼻から吐く呼吸を改善することです。それしかありません。とは言え、全く鼻から吐かないとマスク水圧で押し付けられるので、ちょくちょく鼻から吐いて最低限の圧平衡は必要です。
3. マスクが格安製
格安製のマスクは、かなり曇りやすいです。
なぜならば、レンズ面がガラスではなくプラスチックだからです。通常、GULLやTUSAなどメジャーのちゃんとしたメーカーのマスクは、レンズ面がガラスでできています。
しかし、安物のチャイナ製だったり無名メーカーのマスクの中には、レンズ面がガラスではなくプラスチックのタイプもあります。そういったマスクはとても曇りやすいです。
私も、過去に安物のレンズ面がプラスチックのマスクに、曇り止めを3回くらい塗っても曇ったことがあります。おそらく、曇り止めの成分がプラスチックには効きにくいのではないかと思ます。
対策としては、マスクをメジャーなメーカーのものに変えましょう。
おすすめのマスクは国産メーカーのGULL、TUSAなどです。
新品のマスクは曇る
新品のおろしたてのマスクは100%曇ります。
なぜならば、新品のマスクはゴムを劣化させないように、シリコン(油膜)があり、それが曇り止めを弾いてしまうからです。事前準備をせず新品のマスクを買ってダイビングに行っても100%曇るので注意してください。
新品マスクの曇り止め対策
新品のマスクは、使う前に事前の下処理が必要です。
方法としては、激落ちくんに専用の液をつけてマスクを磨きます。
最近ダイビングを始めた人は知らなかったかもしれませんが、全ダイバー新品のマスクを使うときはマスクを磨く作業をしています。
↓激落ちくんはカット済みがおすすめです。
↓油膜落としに使う液はシーバフがおすすめです。
シーバフはマスクの油膜を落としたり、クリーニングしたりする専用の液です。定期的にマスクを清掃するときも使えますので一つ持っておくといいです。
詳しい磨き方などは、以下の記事で詳しく書いているので、参考にしてください。
おすすめ≫ダイビングのカメラ|アクセサリーのまとめ12選【一覧】
おすすめ≫ダイビングの便利グッズ&小物まとめ30選【これで海は完璧】
そんな感じで、ダイビングのマスクが曇る原因3つと対策についてでした。
スッケスケになったマスクで快適にダイビングをしてナウいギャルを発見してください。
では。
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