イントラの部長です。
ダイビングでNDS(日本ダイビングスポーツ)のBCDを使用していて、インフレーターホースが短かすぎてマスクの前でプラプラしたり引っかかったり、イライラして何度もキレそうになっていませんか。
NDSのBCDは名作なのですが、インフレーターホースが短すぎるのが欠点です。
本記事では対策としてTUSAの長いインフレーターホースに変更してみましたので、参考にしてもらえればと思います。
※改造する際は各自全て自己責任でお願いします。
NDS・BCDのインフレーターホースが短すぎたので長くする
やり方としてはNDSのホースをTUSAの長いホースへ変更します。
準備する物は以下になります。
- TUSAのインフレーターホース (46.6cm)
- TUSAのインフレーター
- ワイヤーロープ ステンレス1ミリ
- オーバルスリーブ アルミ
- ニッパー
- タイラップ
- 電工ペンチ
NDSの元々のインフレーターホースは35センチに対して、TUSAの最近のBCDのインフレーターホースは46.6センチもあります。
ワイヤーロープはさびないように必ずステンレンスにしましょう。
オーバルスリーブはワイヤーロープの太さ対応の物で、さびないようにアルミ製にしましょう。
電工ペンチじゃなくてもできなくはないですが、電工ペンチが使いやすいのでできれば用意しとくといいと思います。
NDSの部品は肩口のやつのみ使います。
BCDインフレーターホースの分解手順
では手順になりますが、まず全体はこんな感じです↑
長い方が付け替えるTUSAのインフレーターです。
とりあえず分解していきます。
肩口側のタイラップとインフレーター側のタイラップも切って、それぞれ分解していきます。
肩口の方はワイヤーを切らないと抜けないのでニッパーで切ります。
↑このワイヤーの出具合を覚えておいた方がいいです。
↓外すとこんな感じになります。
BCDインフレーターホースの組付手順
では組み立てていきます。
まず最初は、NDSの肩口側に新しく準備しておいたワイヤーを通してオーバルスリーブを電工ペンチで止めます。(写真撮り忘れました)
これは簡単だと思います。
次に分解するときに覚えておいたワイヤーの出具合になるように、インフレーター側もわっかを作りインフレーターに通します。
↑※写真の出具合は長すぎです。ホースからギリギリ出るくらいがちょうどいいです。
オーバルスリーブが止めにくいですが、ホースを曲げながらやったりして何とか頑張って止めてください。
↑組付けるとこうなります。
確実に長くなりました。
肩口のタイラップは上側の一本で止めれば大丈夫です。
インフレータ側のタイラップは2本止めれますので、2本しっかり止めましょう。
また、インフレータはTUSAではなくNDSの純正の黄色いボタンのやつをそのまま使えばホースのみを長くできますが、NDSのインフレータは給気ボタンが鬼のように押しにくいので私はTUSAにしました。
コストを節約しい方はNDSのをそのまま使うといいと思います。
ビフォーアフター
↑長くした後はこんな感じになりました。
ゆとりがあってとても快適そうです。
↓長くする前はこんな感じでした。
とても短くて、シリンダーを背負うとBCが下に下がって余計短くなります。
NDSのBCDのインフレーターはとにかく短くて使いにくかったのですが、これで快適にダイビングができるようになりました。
インフレーターのホースを長くしたいと思っている方は参考にしてもらえればと思います。
※自己責任でお願いします。
では。