イントラでブロガーの部長です。
ダイビングで、ダイブコンピューターに常に表示されているNDLについてです。
ダイビング中に、なんとなくダイブコンピューターにNDLが表示されているけれど、よく考えるとNDLとはなんなんだろうって思う人もいると思います。
本記事では、NDLについて書きました。
NDLを知って安全に潜りたい人は参考にしてもらえればと思います。
ダイビングでNDLとは(No Decompression Limit)
ダイビングコンピューターに表示されるNDLとは、
- NDL(無限圧潜水時間)=あとその水深にどれくらいいても大丈夫か
を示す時間になります。
基本的にダイビングでは、NDLの時間の範囲内でダイビングをします。
NDLが30と表示されている場合は、その水深にいられる残りの時間が30分ということになります。
なので、ダイビング中は水深によってNDLの時間が常に変わっています。
例えば、浅い水深ですとNDLはかなり長いのでその水深には長時間滞在できることになります。
逆に、深い水深ですとその水深に滞在できる時間が短いのでNDLは短くなります。
また、単純に水深だけでなく、体内に蓄積されている窒素の量も考慮してNDLは表示されていますので、1本目より2本目の方がNDLは短くなります。
また当然、2本目より3本目の方がNDLは更に短くなります。
基本的に一般的なレジャーダイビングでは、NDLの範囲内でダイビングをして、3分の安全停止をしてからエキジットになります。
NDLの時間を過ぎてしまうと、DECOになり減圧停止が必要となります。
コンピューターによって表示は変わります
NDLの表示は、ダイブコンピューターによって若干表示方法が変わります。
「no deco」だったり「NDL」と書いてあったりします。
↓例えば、TUSAのダイブコンピューターの場合は「NDL」と表示されます。
↓マレスのコンピューターは「no deco」と表示されますね。
そういった感じで、各ダイブコンピューターによって表示は変わってきます。
英語の意味
ちなみにですが、NDLは英語で
No Decompression Limit
になりますね。
Decompressionとは「減圧」という意味です。
つまり、減圧停止せずにあとどれくらい潜れるかという意味になります。
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そんな感じで、ダイビングでのNDLについてでした。
基本的にはNDLを超えてDECOを出さないようなダイビングを心掛けましょう。
特に、2本目、3本目にあまり深場に長居するとNDLの時間を超えてしまい、デコってしまいやすいので注意しましょう。
では。