部長です。
先日DMでざっくり以下のような相談を受けました。
今回はこの件について解説します。
ダイングインストラクターになるための本数稼ぎはどうする?
まずざっくりDMで頂いた内容は以下の通りです。
つまりこの方は仕事やインストラクターとして働くのではなく、趣味でインストラクターのライセンス取得を考えている方です。
インストラクターの資格を取得するには、最低100本潜っていることが条件(PADIの場合)なので、本数が50本未満の方はかなりの本数を消化する必要があります。
例えば一般的なダイビングショップで潜ると、2ダイブ15,000円なので1本7,500円です。
残り80本潜る必要がある場合、80本×7,500円=60万円の費用が必要です。
インストラクターコースと試験含めて約50万円必要なので、本数と合算すると約110万円必要なことになります。
そういったこともあり、経験本数が少ないうちにインストラクターを取得するのは費用的にかなり大きいわけです。普通に考えて、ダイビングの費用を何とかできないか悩むと思います。
そこで私は1分考えて言いました。
部「風呂に潜りまくってください。」
嘘です。しっかり答えました。
ということで、その返答についてです。
結論:セルフダイビングで潜る
結論からすると、インストラクターになるための本数稼ぎはお客さんとしてファンダイビングをするのではなく、セルフダイビングで潜ることをおすすめします。
理由としては単純で、セルフダイビングの方が大幅に低料金だからです。
お客さんとしてゲストで潜る場合、2ボートで約15,000円掛かりますが、セルフダイビングの場合は約6,000円~8,000円で潜ることができます。
沖縄の場合は、タンク1本500円~1,000円でレンタルして潜ります。本島だとショップを利用してのセルフダイビングがメインですが、沖縄の場合はタンク屋でタンクだけレンタルして自分達でビーチからエントリーします。
通算するとトータル費用にかなり大きな差が出るので、費用を節約したい場合はセルフダイビングで潜ることをおすすめします。
参考
インストラクターと潜ることが必須ではない
ダイビングはインストクターと潜ることが必須ではありません。
ログブックをよく見ると、一緒に潜った人のサイン欄に「バディ」とも書いてあります。(PADIの場合)つまり、一般的なファンダイビングの場合はインストラクターではなくバディのサインでもログは証明できます。
インストラクターコースの申請で、60本目と100本目のログブックを提出する必要がありますがバディのサインでも大丈夫です。
そもそもですが、本数を稼ぎたい理由がインストラクター取得のためであれば、お客さんとしてファンダイビングをする必要はありません。
本数だけあれば大丈夫なので、いかに少ない費用で多く潜れるかを考えるようにしましょう。
セルフダイビングはダイビングが上達する
セルフダイビングをするようになるとダイビングのスキルが圧倒的に上達します。インストラクターを取得するのであれば、むしろセルフダイビングで潜れるようになるスキルを身につけるといいです。
セルフダイビングでは全て自己完結できることが必要です。誰からも指示されないので、完全に自分で準備から計画まで行います。
ダイビング中は迷わないようにコンパスで岸の方角をチェックしたり、水中でのナチュラルナビゲーションをしたりすることも必要です。慣れないうちは水中で迷うことも多いので、迷った場合にどうするかも考えるようになります。
また、ダイビング中にもし今万が一急にエアーが出なくなったら水面までフィンキックして出られるか、エアーをもらうバディは近くにいるかなどを考えながら潜るようになります。
インストラクターと潜るのとは違い常にそういったことを考えながら潜るので、セルフダイビングをするようになると圧倒的にダイビングが上達します。
まとめると、インストラクター取得の本数稼ぎであればお客さんとしてファンダイビングをするのではなく、セルフダイビングで本数稼ぎをすることをおすすめします。
潜りまくって状態上達してください。
では。
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