部長です。
最近ダイビングを始めた人の中には、マスクの中に水が入るのが気になる人も多いのではないでしょうか。
特にビギナーの中には、マスクに水が入ると恐怖すら感じる場合もあるでしょう。
しかし、原因と対策を知っておけば大丈夫です。
本記事では、マスクに水が入る原因と対策について書いたので参考にしてください。
1. ダイビングでマスクに水が入る原因と対策
ダイビングでマスクに水が入る主な原因としては、以下の通りです。
- 髪の毛が挟まっている
- マスクの位置が上すぎる
この二点をチェックするだけで、マスクの中に水が入ってくるのを大幅に防げるのでチェックしてみてください。
1-1. マスクに髪の毛が挟まっている
マスクに髪の毛が挟まっていると、マスクが肌に密着しないのでマスクの中に水が入って来ます。
特にビギナーの人に多いですが、マスクを装着するときは必ず髪の毛を外に出すように心がけてください。
特に女性の場合は髪の毛を結んで、髪の毛をスッキリさせてからマスクを装着することをおすすめします。
男性でも同じで、おでこ周辺の前髪を上にかき上げながらマスクを装着するようにしてください。
男性女性共におすすめなのはフードをかぶることです。フードをかぶることで体温を温存することもでき、髪の毛もまとめることができるのでかなり楽です。
1-2. マスクの位置が上すぎる
マスクの位置が上すぎるとマスクの中に海水が入りやすいです。
マスクの下部分が鼻に当たる位置で、鼻が見える寸前くらいの位置だと上すぎます。
マスクの適性位置は、マスクの鼻の下の下部が上唇の少し上にくる位置です。一度自分のマスクが正しいかどうかチェックしてみてください。
また、常に鼻から息を吐いているとマスクがその都度少し浮くので位置がズレやすくなります。鼻から息を吐きまくっている人は注意してください。
1-3. その他マスクに水が入る原因
マスクに水が入る要因として、水中で笑ったとき鼻筋にシワが入ると水が入りやすくなります。
その他では、マスクが顔に合っていないケースもあります。GULLやTUSAの国内メーカーであれば日本人の顔に合うように作られています。
しかし、海外メーカーのマスクは基本的に外国人の顔にフィットするように作られているので、日本人の顔に合わないこともあります。
海外メーカーのマスクを使っている人で、どうしてもマスクに水が入って来るのを止められない場合、マスクを変更するのもアリだと思います。
ちなみにですが、マスクに水が入るからといって鼻から息を吐けないほどマスクのストラップをきつくするのはNGです。
マスクのストラップがきつすぎると余計顔にシワが入るので水が入りやすくなります。
2. ダイビングでマスクに水が入るのは当たり前
そもそもですが、ダイビングは水中に入るのでマスクに水が入るのは当たり前だと思っておくべきです。
当然ですが、ダイビングのマスクは顔に密着させているだけなので、完全防水ではありません。位置が悪かったり、髪の毛が挟まっていたり笑ったりするとマスクの中に水は入ります。
そのようにして、マスクには水が入るものだと思っておけばマスクに水が入った場合でも何も思わなくなります。
マスクに水が入ったら普通にマスククリアをすればいいだけです。
水が入って嫌だとか怖いとかの前に、マスククリアをしましょう。ライセンス講習でマスククリアや脱着を教わっているはずなので誰でもできるスキルです。
そのうえで、髪の毛なのか位置なのかを確かめればマスクに水が入ることを防ぐことができます。
2-1. 水中でマスクの位置を微調節する方法
マスクの位置がずれて水が入って来る場合、水中でマスクの位置を微調節する必要があります。
水中でマスクの位置を微調節しようと思ってマスクを動かしても水圧で動きません。そのため、マスク位置の微調節方法を知っておく必要があります。
水中でマスクの位置を微調節する方法は、鼻から息を吐いて微妙にマスクを浮かせながら、微調節したい位置にグリグリと動かします。
マスクに水が入る多くの人はマスクが上に上がりすぎているので、マスクの位置を下げるようにすると良いでしょう。
こうすることで水中でもマスクの位置を微調節することができます。今まで知らなかった人は次回のダイビングで試してみてください。
ちなみに、最高に効くマスクの曇り止めはシードロップスです。
これ以上最高に効果のある曇り止めは他にありません。楽天やアマゾンでまとめ買いしておきましょう。
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