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ダイビングのインストラクターは大変なのか【経験談】

ダイビングのインストラクターは大変なのか【経験談】

イントラの小野です。

ダイビングのインストラクターって大変な仕事なのかどうか気になるところです。

一言でダイビングのインストラクターといっても、色々とジャンルがあります。

また、インストラクターが大変かどうかは、けっこう業務内容によって違ってきます。

本日は、ダイビングのインストラクターが大変なのかどうかについて、個人的な意見を書きましたので参考にしてもらえればと思います。

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ダイビングのインストラクターは大変なのか

ダイビングのインストラクターは大変なのか

ダイビングのインストラクターが大変かどうかは、結論からすると、

けっこう、人によって違います。

人によって違う理由としては、以下になります。

 理由

  1. 業務内容による違い
  2. ダイビング業界に入る考え方の違い

こういった理由から、ダイビングインストラクターが大変かどうかが人によって違ってきます。

では、ちょっと詳しく解説します。

1. 業務内容による違い

業務内容による違い

一言でダイビングのインストラクターといっても、色々な業務内容があります。

例えばこういった感じです。

  • ライセンス講習メイン
  • 都市型ショップ
  • 体験ダイビング
  • ファンダイビング専門

このような業務内容によって結構大変さは変わります。

例えば、私ですとパラオで働いていたときは毎日体験ダイビングをしたことがあります。

1-1. 体験ダイビングの例

毎日体験ダイビングをするのは、ハッキリ言ってかなり大変です。

そもそも、ダイビングの死亡事故の要因で2番目に多いのは「初めて」のダイビングです。

そういったことを考えながら、生まれて初めてダイビングをするゲストを連れて海で潜らなければいけませんので、精神的にかなり大変だと言えます。

実際に、ゲストがパラオの体験ダイビングでパニックになって、レギュを外して急浮上しようとしたりするシーンを何回も見てきました。。

体験ダイビングは、そういった危険と常に隣合わせですし、全く何もできないダイビング経験ゼロの人を海に入れなければいけない、非常に大変な業務だと言えます。
頑張りが還元されない

また、経営的な視点で考えると、いくら体験ダイビングのお客さんを満足させることを頑張っても、リターンが生まれる可能性が極端に低いという事実です。

例えば、以下になります。

 フォト派ファンダイビングの場合

ゲスト:しっかりと粘って満足のいく写真が撮れて鬼嬉しい → また来てくれる

こういったロールが成り立ちますので、頑張りがいがあるといった考えです。

 体験ダイビングの場合

しかし、体験ダイビングはどうでしょう。

リゾートでの体験ダイビングで多いのは、新婚旅行、ファミリーになります。

こういったゲストの場合は、そもそも体験ダイビングをする理由が、旅行スケジュールのアクティビティーのうちの一つでしかないので、いくらこちらが頑張ってもリターンは見込めないということになります。

中にはそこからライセンス取得につながるかもしれませんが、100回に一回くらいではないでしょうか。

もちろん中には、女性二人などで体験ダイビングをして、ダイビングが好きになってライセンスを取得したりするケースもあります。

そういったゲストの場合は、少しでも海の素晴らしさをわかってもらえると嬉しいので、やりがいはあると思います。

まあ、そういった感じで体験ダイビングのインストラクターをするのは非常に大変だと思います。

向き不向きもある

ただ、中には女の子が好きで好きで仕方ない、割とチャラめなインストラクターもいるので、そういったインストラクターの人は若い女子と触れ合えるのが最高に楽しいと思いますので、大変さも乗り越えられると思います。

逆に、カメラ派、フォト派、生態系が好きな人は、体験ダイビングは全く向いていないと思いますので、これから海で働くのであれば体験ダイビングをしないショップに行った方がいいと思います。

1-2. 都市型ショップの例

都市型ショップの場合、ほとんどがライセンス取得の営業と器材販売の営業がメインの業務になると思います。

ファンダイビングのガイドをしたくてインストラクターになったのに、都市型で働くとかなり違和感を感じると思います。

また、器材販売で高額なあまり割引していない器材を無理やり売らなければいけなかったりもします。

思いっきり営業なので、そういったことを想定せずに働いてしまったりすると、営業などはとても考えていなかった人はかなり大変だと思います。

特に、専門学校などを出たばかりで社会経験のない若いインストラクターで、想像していた「海で働く」というイメージと都市型ショップは大きくかけ離れたスタイルになると思いますので、割とギャップを感じるかなと思います。

また、ショップによってはノルマなんかもあったりすると思いますので、そういった面から考えても都市型ショップは大変かなと思います。

ただ、都市型ショップはやはり現地に比べて給料面では待遇されていると思いますので、あくまでも「仕事としてダイビング関係をしている」といった意識がある人であれば全く問題ないと思います。

 

2. ダイビング業界に入る考え方の違い

ダイビング業界に入る考え方の違い

ダイビングのインストラクターってけっこう色々な人がいます。

例えばこういった感じです。

  • 本業として生活するためにインストラクターをする
  • 本業の他に副業としてインストラクターをする

このような感じですね。

2-1. 本業として生活するためにインストラクターをする

ダイビングショップのオーナーや経営者を除き、生活の為にダイビングのインストラクターをするのはかなり大変だと思います。

そもそも、給料面では基本的に満足いく給料をもらえないと思います。

ダイビングのインストラクターで働きながら結婚後も生活するのは、正直金銭的に結構ツラい可能性がありますので大変だと思います。

なので、ずっとダイビングの仕事を続けて行くのであればショップ経営の道に進む方が利口です。

また、労働時間の長いショップで働いていると、当たり前ですが自分の時間は一切ないので、他にやりたいことがある場合は何もできません。

社会経験や他の世界を知らないインストラクターは、あまり何も考えていないかもしれませんが、ダイビングの仕事やガイドを覚えた後の先を常に考えながら働いた方がいいと思います。

2-2. 本業の他に副業としてインストラクターをする

私もそうですが、本業とせずにインストラクターをしている人もたくさんいます。

自分で事業をしつつも、趣味でインストラクターとしてショップを手伝ったり非常勤でガイドをしたりといった感じです。

こういった人達はそもそも、「生活の為に働いているインストラクター」とはタイプが全く違います。

ダイビングのインストラクター以外にも本業などから収入があるので、心のゆとりが違います。

また、後からダイビング業界に入る人も、社会人経験を積んで社会全体の仕組みが分かった上で、ダイビングのインストラクターをしようと思っているわけです。

なので、例えば社会経験が少ない人よりも、はるかに「働く」とはどういうことかをわかっていると思います。

つまり、金銭的にも精神的にも余裕があり、好きでやっている感じの人が多いです。

また、当然ですがショップの正社員ではないので、意味のない理不尽な無駄な上下関係や無駄に説教されるといった消耗を回避できるので、楽しく、イキイキと効率的に働けます。

 

ダイビングのインストラクターは大変だけど楽しい

ダイビングのインストラクターは大変だけど楽しい

まあ、そんな感じでダイビングのインストラクターの大変さは業務内容や環境、人によって、かなり大きく変わるといった感じです。

自分のやりたいスタイルに合っていれば、海とダイビングを愛していることには変わりないと思いますので、自分の働き方を見つけられれば楽しいと思います。

私も自分の時間を確保して、将来の為にやることがあるのでどこかのショップで正社員として働くことは無いと思います。

なので、非常勤などでガイドしたりしながらインストラクターを好きでやる方が合っていると思います。

副業から始めるのがおすすめ

例えば、これから海で働こうと思っているのであれば、まずはインストラクターの資格を取得して、非常勤やお手伝いでインストラクターを始めることをおすすめします。

そうすることによって、どんな感じで働くのか、ショップの人はどんな感じなのかといったのがわかると思います。

ダイビングショップでよくあるのは、先輩がムダにウザいパターンです。

で、だいたいそういう人って社会人経験が無いので、例えば後輩や部下の扱い方を知らなかったりするので、無駄にキレたり冷たくするもんだと思っている人が多いですね。

副業やお手伝いから始めることによって、こういったことを事前にわかるので、無駄な消耗や良くない人間関係を回避することができます。

精神的に病むと海まで嫌いになってしまうかもしれないので、大好きな海は嫌いにならないように事前に無駄な消耗は回避しましょう。

 

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そんな感じで、ダイビングのインストラクターは大変なのかについてでした。

海は素晴らしいです。

これからも海の素晴らしさを伝えられる素敵なインストラクターになってください。

では。

 

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