部長です。
ダイビング器材を塩抜きする時間などについて解説します。
毎回ダイビング後にしっかり塩抜き、または器材を洗うことで長持ちさせることができます。逆に塩抜きをしっかりしないと、器材の消耗が早くトラブルが起きる原因になります。
各ダイバーは塩抜きを確実にして器材を長持ちさせてください。
1. ダイビング器材・塩抜きの時間について解説
ダイビング器材を塩抜きする時間の目安は、ざっくり以下のとおりです。
- ダイビング直後 → 10分もすればOK
- 自宅 → 2時間~1晩
基本的に塩抜きの時間これで大丈夫です。
1-1. ダイビング直後の塩抜き
ダイビング直後に塩抜きする時間としては、おおよそ10分もすれば大丈夫です。
ダイビング直後は、まだ器材が濡れている状態なので、器材に染み込んだり隙間に入ったりした塩がまだ固まっていない状態です。そのため、10分程度水に漬けたり、ホースでしっかり洗うことで塩抜きすることができます。
ダイビングサービスの器材洗い場によっては、ダイビング後に混雑していることが多いです。そういったときに器材洗い場の桶を自分の器材だけで占領すると迷惑になってしまうこともあります。そういったときは桶につけずにホースで洗う、または時間をずらして洗うなどして他のタイバーのことも考えるようにしましょう。
私はいつも他のダイバーが洗ったあと、ゆっくり器材をしっかり洗うようにしています。他のダイバーが洗った後は、大抵桶の中の水は海水化しているのでホースで洗うことが多いです。しっかり洗えていればそれで充分塩を流すことができます。
1-2. 自宅での塩抜き
※写真はホテルです。
自宅での塩抜き時間の目安としては、おおよそ2時間~1晩常温の水に漬けておくといいと思います。
水よりもできれば常温~ぬるま湯の方が塩や汚れを分解しやすいと思います。長くても一晩で十分でしょう。BCDの生地に染み込んでいる塩も、ほぼほぼ抜けると思います。
基本的にダイビング後しっかり洗っていれば、自宅での塩抜きはそこまで頻繁にする必要はないと思います。1年や半年に1回くらいで十分です。そもそもダイビング器材は1年~2年ごとにオーバーホールに出すので、そこでリフレッシュされます。
【おすすめの器材ハンガー】
ちなみに自分のダイビング器材を持っている場合、器材ハンガーを持っておくと便利です。自宅で器材を保管するときもまとめて掛けておくことができます。ダイビングに持っていく用、自宅保管用で2本持っておくと使い勝手がいいです。
2. 器材の塩抜きと洗い方のコツ
ダイビング器材を長時間水に漬けて塩抜きするよりも、大事なことは可動部を動かしてホースの水でしっかり洗うことです。
可動部分の中をしっかりと水で流してあげないと、中で最終的に塩が固着して固まってしまい、潮ガミやエア漏れの原因になります。
例えば、BCDのパワーインフレーターボタンを水中で数回押して動かしたり、ホースの水を突っ込んで流しながらボタンを押したりします。レギュレーターやオクトパスは、マススピースの部分からホースの水を突っ込んで15秒くらい流すと、中に溜まっている汚れや塩分が流れていきます。
そのような感じで、可動部分を動かしたり、ホースの水でしっかりと流すことで塩分や汚れ、隙間に噛んでいる砂などを流すことができます。
この作業をせずに、水に漬けるだけでは実はあまり汚れや塩分が抜けないです。なので、こういったことは大切なのでしっかりとしておいた方がいいです。
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