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ダイビング・水中写真で使う一眼レフのハウジング選び【保存版】

ダイビング・水中写真で使う一眼レフのハウジング選び【保存版】

部長です。

ダイビング、水中写真で使う一眼レフのハウジング選びについてです。

これから水中で一眼レフを使おうと思っていたり、水中写真用の一眼レフを検討している人の中には、一眼レフのハウジング選びについて気になる人も多いと思います。

そこで本記事では、一眼レフのハウジング選びについて書きました。

気になりすぎて夜も眠れない人は、参考にしてください。

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ダイビング・水中写真で使う一眼レフのハウジング選び

ダイビング・水中写真で使う一眼レフのハウジング選び

では早速ですが、ダイビング・水中写真で使う一眼レフのハウジング選びについて書いていきます。

基本的に今回のハウジングメーカーは以下の3社で想定しています。

 メーカー

  • SEA&SEA(シーアンドシー)
  • Nauticam(ノーティカム)
  • Anthis(アンティス)

他のメーカーの選択肢もありますが、全メーカーについて書いていると三か月かかりますので、今回はアルミハウジングのトップ三社について書きます。

 

また、分かりやすく要点をまとめるために、今回は以下の点について書いていきます。

 ポイント

  1. 価格
  2. 機能性・拡張性
  3. デザイン

こんな感じで書いていきます。

 

選び方

また、最初に選び方の結論から書いておきます。

ダイビングで使うハウジングは、ぶっちゃけどれでも大丈夫です。

理由としては、水中ではどのハウジングでも普通に操作できて写真は撮れますし、ワイド、マクロのポートも普通に使えます。

ストロボを二灯にしたり、ライトを装着したりするのも、どのハウジングでもできます。

 

なので、選び方の前提としては好きなハウジングを自分の好みで選べばオッケーです。

ちなみに私は、シーアンドシーを使っています。

 

1. 価格

ということで、まずは価格から書いていきます。

ハウジングの価格について、安い順は以下になります。

 ハウジングの価格

  1. アンティス
  2. シーアンドシー
  3. ノーティカム

こういった順番で、アンティスが最も安いので、価格を最優先したい場合はアンティスがおすすめです。

 

逆にノーティカムは、最も値段の高い高級ハウジングです。

アンティスやシーアンドシーに比べると、ハウジングによっては10万以上高いです。

↓例えば、現行モデルでニコンD810のハウジングの定価は各社以下になります。(税別)

  • アンティス:370,000円
  • シーアンドシー:418,000円
  • ノーティカム:448,000円

こういった感じで、ハウジング本体の価格は各社けっこう違います。

 

1-1. ハウジング本体以外の価格

ハウジングを買うときは、本体ボディに追加でポート、ファインダー(オプション)などを組み合わせていきます。

その場合でも、ノーティカムだけはズバ抜けてアクセサリーが高いです。

 

例えば、ストレートファインダーは、シーアンドシー、アンティス、イノンは68,000円~80,000円に対し、ノーティカムは158,000円します。

また、100mmクラスのポートは、シーアンドシーが46,000円、ノーティカムは約52,000円します。

こんな感じで、ハウジング以外でもアンティスとシーアンドシーは高いけどぼちぼち、一方でノーティカムは鬼高くなります。

 

車に例えるなら、ノーティカムは高級外車、シーアンドシー、アンティスはトヨタです。

 

2. 機能性・拡張性

続いて、機能性・拡張性についてです。

結論からすると、機能性、拡張性については各メーカー大差なし。

どのハウジングでも問題なくカメラを操作して、水中で写真が撮れます。

 

とはいえ、気になる拡張性の違いが二つあって以下になります。

  • バキュームリークセンサー
  • 他機種にコンバージョン

こういった感じです。

 

2-1. バキュームリークセンサー

まず、シーアンドシー、ノーティカムに関しては、オプションで純正のバキュームリークセンサーを追加できます。

一方で、アンティスは純正でラインナップがありません。

 

↓バキュームリークセンサーはこんな感じので、内部の圧力を変えること防水性能を高めます。

なので、オプションでこういった高性能のリークセンサーを装着したい場合は、シーアンドシー、ノーティカムを選びます。

ちなみに、これを付けなくても普通は水没しないので、なくても問題ありません。

 

ノーティカムは、コンデジ以上のハウジングで、バキュームしない普通のLEDタイプのリークセンサーが標準装備されています。

上の動画で緑に光っているやつです。

何も問題が無ければ、青で点灯しており、内部に水の侵入を感知すると赤く光ります。

 

2-2. 他機種にコンバージョン

今回の三社の中では、アンティスがかなり幅広くコンバージョンに対応しています。

要は、ハウジングの内部の部品を交換して、後継機種、別機種に対応できるようにしてくれるわけです。

 

例えば、自分の使っているカメラのモデルの新型が発売になった場合に、同じハウジングで使えるように、コンバージョンしてくれたりします。

また、場合によっては後継機種ではなく、他機種でも可能だったりします。

 

一方で、シーアンドシー、ノーティカムはほとんどコンバージョンに対応していません。

シーアンドシーは、過去にたまにやっていて、私のD800ハウジングもD810が使えるようになっています。

が、たしかシーアンドシーは、かなりたまにしかそういった機種は無いはずです。

 

ノーティカムは一切コンバージョンはしていません。

その理由としては、コンバージョンよりも新しく機種ごとにハウジングを開発するからです。

そのため、ノーティカムのハウジングはかなり多くのラインナップがあります。

 

3. デザイン

ハウジングのデザインについてです。

デザインについては、ぶっちゃけ好みの問題になりますので、好きなのを選ぶといいです。

私的に、好きなデザイン順だと以下になります。

  1. シーアンドシー
  2. ノーティカム
  3. アンティス

こういった感じです。

 

なんとなく、デザインはシーアンドシーが好きですね。

現在使っているカメラでニコンD810、D7200、ソニーα6000、RX100M5がありますが、どれもハウジングはシーアンドシーを使っています。

コンデジではノーティカムのハウジングも持っています。

 

3-1. エイジング

一つだけ、決定的な違いを書いておくと、ハウジングの塗装に関して違いがあります。

シーアンドシー、ノーティカムに関しては、ハウジングを使っているうちに年季が入って、表面の塗装がだんだん薄くなっていい感じにエイジングしてアジが出てきます。

↓こんな感じ。

ハウジングのエイジング

水中写真家、鍵井氏のハウジング(公式HPより)

このハウジングはシーアンドシーです。

ノーティカムとシーアンドシーに関しては、使い込むと左のハウジングのように年季が入ってとてもカッコよくなります。

 

一方で、アンティスのハウジングは塗装が違うので、このような感じで薄れずに、ある程度最初の状態が続きます。

なので、逆に言えばいつまでも最初のようにきれいな塗装のままがいい人は、アンティスがいいです。

 

使い込んでいい感じにエイジングしてアジが出て欲しい人は、シーアンドシー、ノーティカムのハウジングがいいです。

デニムとか革製品も使い込むとかなりいい感じにカッコよくなりますよね。

ハウジングもそれと一緒です。

 

【最強のストロボ】

イノン 水中ストロボ Z-330
INON
■サイズ:外径111mm、 高さ131mm、 奥行き129mm (ストロボライトカッター装着時)■重量:水中約48g (ストロボライトカッター、"eneloop"電池4本を含む)/陸上789g (ストロボライトカッター、"eneloop"電池4本を含む)■ガイドナンバー(GN):33■調光方式:S-TTLオート調光 / マニュアル発光 / TTLオート調光

 

ハウジングとダイビング用一眼レフは同時に探す

ハウジングとダイビング用一眼レフは同時に探す

ハウジングとダイビング用の一眼レフは同時に探すようにします。

もしくは、ハウジングを先に買うといいです。

一番やめた方がいいのは、カメラだけ先に買っておいて、しばらくしたらハウジングを買おうと思っているパターンです。

その理由としては簡単で、ハウジングが生産中止になって在庫がなくなった場合は、カメラだけが残るからです。

 

 なので、これから買うのであれば、まずハウジング本体を最初に買っておいて、カメラ、部品などを揃えましょう。

とりあえず最優先は、ハウジング本体の確保です。

カメラもあとからいくらでも買えますので。

 

カメラは中古で購入

カメラとレンズは中古で買えば十分です。

その理由としては、以下になります。

  • 安い、普通に問題なく使える
  • 新品でも中古でも撮れる写真は同じ

こういった理由です。

私は基本的に、カメラ、レンズ、買える物は全て中古です。

 

↓カメラ、レンズを中古で買うときは、マップカメラとキタムラをおさえておけば完璧です。

≫Rakuten|キタムラ

≫Rakuten|マップカメラ

 

安いし問題なく使える

まずそもそも、中古の方が圧倒的に値段が安いです。

そして、新品同様、普通に問題なく使用できます。

 

普通に問題なく使えて、写真が撮れるのであれば、中古の方がいいに決まってるじゃないですか。

中古で買って新品と同じように使えるのであれば、コスパのいい中古の方が満足度が高いです。

もちろん、新品でもいいとは思いますが、新品でも中古でも性能は同じだと覚えておきましょう。

 

新品でも中古でも撮れる写真は同じ

新品でも中古でも、ぶっちゃけ撮れる写真は同じです。

新品のカメラを買ったからといって、突然水中写真が上達してプロカメラマンみたいになることはないです。

また、撮影してみて新品の方が美しかったり、明らかによくなるわけはありません。

 

新品でも中古でも、カメラとレンズが同じなら同じ写真になります。

そういったこともあるので、だったら値段の安い中古の方がおすすめです。

 

カメラとレンズを買うなら

カメラやレンズを探すのは、マップカメラとキタムラがおすすめです。

カメラ界トップに君臨するショップなので、品揃えがよくて、安くてキレイな商品が多いです。

 おすすめ

私は常に、このどちらかで検索して買っています。

店頭よりも、ネットで買うのが最安です。

 

 

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そんな感じで、ダイビング、水中写真で使う一眼レフのハウジング選びにについてでした。

これでハウジング選びは完璧です。

では。

 

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