イントラでブロガーの部長です。
水中写真の撮影で使うカメラのマクロレンズの選び方になります。
これからカメラを一眼やミラーレスに変えたときに、マクロのレンズはどんなのを選べばいいか知りたい人もいると思います。
そこで、本記事では水中写真で使う一眼レフやミラーレスのマクロレンズについて書きました。
至高の1本を手にしてシャッターを切りまくりたい人は参考にしてください。
水中写真のマクロレンズの選び方
水中写真で使う一眼やミラーレスのレンズの選び方です。
今回は、
- ニコン 一眼レフ
- キャノン 一眼レフ
- ソニー ミラーレス
- オリンパス ミラーレス
この4機種で使うマクロレンズになります。
また、今回書いているマクロレンズは基本的に主流となっていると思いますので、基本的にマクロレンズを選ぶ場合はこの中から選ぶといいと思います。
レンズ名の後の(カッコ)の中はAPS-Cのカメラの場合の焦点距離です。
また、焦点距離が100mm以上になるとマクロレンズとしてはかなり使いにくくなりますので、100mm以下になるように選ぶといいと思います。
ニコン 一眼レフ
ニコンの一眼レフのマクロレンズは以下になります。
- ニコンAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(APSC 157.5mm)
- ニコンAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED(APSC 90mm)
この2本のマクロレンズがメインとなります。
フルサイズのカメラの人は60mm、105mm両方とも使いますが、カメラがAPS-Cの人は60mmがメインになります。
ニコンのAPS-Cのカメラの場合のレンズの焦点距離計算は「×1.5倍」になります。
私は両方とも使っています。
キャノン 一眼レフ
キャノンの一眼レフのマクロレンズは以下になります。
- Canon EF-S 60mm F2.8 Macro USM(APS-C 96mm)
- Canon EF100mmF2.8L Macro IS USM(APS-C 160mm)
この2本のマクロレンズがメインになると思います。
カメラがAPS-Cの人は60mmがメインになります。
キャノンのAPS-Cのカメラの場合のレンズの焦点距離計算は「×1.6倍」になります。
ソニー ミラーレス
ソニーのミラーレスのマクロレンズは以下になります。
- Sony SEL30M35(APS-C 45mm)
- Sony SEL50M28(APS-C 75mm)
- Sony SEL90M28G(APS-C 135ミリ)
こちらの3本がメインになると思います。
私もα6000ではSEL30M35を使っています。
ソニーのAPS-Cのカメラの場合のレンズの焦点距離計算は「×1.5倍」になります。
オリンパス ミラーレス
オリンパスのミラーレスのマクロレンズは以下になります。
センサーがマイクロフォーサーズの人はカッコ内の焦点距離になります。
- M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8(90ミリ)
- M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro(120ミリ)
基本的にはこの2本になると思ます。
オリンパスのカメラの場合は基本的にマイクロフォーサーズのサイズのカメラの人が多いと思ますのでM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8がメインになると思います。
最初の1本のマクロレンズは60mmか105mmか
最初の1本のマクロレンズを買うときは悩みどころです。
結論からすると、これに関しての答えはどっちでもオッケーだと思います。
決めるのが難しいくらいです。
APSCの一眼レフを使っている人は、60mmを使っておけば90mmくらいになるので程々にちょうどいいです。
しかし、フルサイズのカメラの人は60mmという選択も出てきますので、最初の1本は60mmにするか105mmにするか悩みどころです。
まあたぶん後でどうせ両方買うのでいいのですが。。w
60mmも105mmもどんな風に撮りたいかでけっこう変わってきます。
60mm
例えば、60mmですとドマクロまではいかずに、程々に被写体の周りも写ります。
↓こんな感じです。
なんとなく分かりますかね?
被写体の周りも写っていて、ガチガチにドアップじゃない感じです。
これが105mmだとエビががっつりドアップで写る感じになります。
ちなみに、この写真はほぼ最短距離で撮っています。
あと、60mmは105mmよりピントの合う範囲が深いので、少し小さく写っていても、拡大したらけっこうちゃんと撮れてることが多いです。
また、60mmは結構寄って撮ることを覚えると思います。
やはり被写体をドアップで撮りたいときは少し物足りなかったりしますので、グッと被写体にできるだけ寄って撮ったりします。
寄って撮ると水によるフィルターがどんどん薄くなりますので、写真が鮮明でクリアになります。
上の写真もなんとなく鮮明で水のフィルターが無い感じがしますよね。
↓水が濁ってフィルターになってしまっている感じはこんな感じです。
なので、とにかくグッと寄って鮮明に撮れるレンズです。
また、サイズ感も丁度いいですね。
クソみたいに写真の上手なガイドさんとかも60mmを愛用している人は多いです。
105mm(キャノンは100mm)
105mmです。私も愛用していいます。
105mmの特徴はとにかくドマクロで、背景がとてもボケます。
↓こんな感じですね。編集してますが。。
とりあえず、インスタとかでよく見るメルヘンっぽいマクロの写真は基本的に全て105mmで撮ってます。
60mmだとここまでボケないです。
なので、こんな感じの写真が撮りたい人は105mm相当のマクロレンズが良いと思います。
練習しよう
しかし、105mmのレンズは練習が必要です。
とにかくピントの合う範囲が浅いので、魚の目や小さめのウミウシの触覚にピントを合わせるのが至難の業で、初めて105mmを使った人は、故障しているんじゃないかと思うくらい写真がうまく撮れない人も多いです。
また、105mmは少し離れた場所からでも撮れてしまうので、寄り切れずに離れたところから撮ってしまい、結果なんか白かぶりしている普通っぽい写真になってしまう場合が多いですね。
なので、使いこなしたら神ってるレンズですが、練習が必要です。
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そんな感じで、水中写真のマクロレンズについてでした。
それぞれ使っているカメラや潜っている海や被写体によって使分けてもらえればと思います。
マクロレンズを極めてナウい写真を量産してください。
では。