部長です。
狭い場所や岩の切れ目、サンゴの隙間などを撮影するときのカメラやストロボの角度についてです。
回りに障害物などが何もない砂地や、開けている環境で撮影するときは、ストロボを思いっきり広げても岩に当たったりしないです。
しかし、岩の切れ目やサンゴなど狭い場所にいる魚を撮影するときは、通常通り撮影しても光が途切れて当たりません。
本記事では、そんなときのストロボやライトの角度について書きましたので、参考にしてください。
狭い場所や岩の切れ目の魚を撮影するカメラやストロボの角度
ということで早速結論ですが、
岩の切れ目や狭い場所にいる魚を撮影するときは、上の写真のようにストロボを思いっきりレンズ面に寄せます。
理由としては簡単で、こうしないと被写体に光が当たらないからです。
↓上から見るとこんな感じ。
YSD2などのストロボは大きいので、思いっきり内側に寄せるとグリップを握っている指に当たりますが、ギリギリ寄せれるだけ寄せます。
こうすることによって、岩の切れ目や狭いところにいる魚をグッと撮影しやすくなります。
↓ノコギリヨウジなんかも岩の切れ目の奥に生息しています。
↓ベンケイハゼもかなり撮影の難易度が高いですが、角度次第では撮りやすくなります。
ちなみにゲストにベンケイハゼを紹介して、撮りきれた人はあまりいないので頑張ってください。w
↓ダルマハゼもサンゴの隙間にいるので、ストロボの角度をかなり試行錯誤しないと光が当たりません。
フォーカスライトの角度も変える
フォーカスライトを使っている人は、フォーカスライトもなるべく低空な角度でセッティングできるようにします。
ほとんどの人は、通常正面真上あたりで上からフォーカスライトを当ててると思いますが、それだと手前の岩に当たって奥まで光が届きませんのでピントが合いにくいです。
私の場合は、上の写真のような感じで超低空でレンズとほぼ平行にできるようにしています。
こうすることによって、岩の奥にいる魚でも光を当ててピントを合いやすくして撮影できます。
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そんな感じで、狭い場所や岩の切れ目などの魚を撮影するカメラやストロボの角度についてでした。
頑張ってレア種をゲットしてください。
では。