YouTubeチャンネルはこちら

イノン・LE350|フォーカス、ピント合わせにおすすめなライト

イノン・LE350|フォーカス、ピント合わせにおすすめなライト

部長です。

水中写真を撮影する際に、フォーカスやピント合わせのターゲットライトでおすすめのライトはイノンのLE350になります。

実際に私も使用して水中で撮影していますが、イノンのLE350はフォーカス、ピント合わせには最適だと思います。

フォーカス、ピント合わせ、ターゲットライトでは大光量のライトは必要ありません。

イノンのLE350でオッケーです。

スポンサーリンク

イノン・LE350|フォーカス、ピント合わせにおすすめなライト

イノン・LE350|フォーカス、ピント合わせにおすすめなライト

水中写真撮影でピント合わせに使用するターゲットライト、フォーカスライトはイノンのLE350がおすすめです。

フォーカスライトとしては、光量、大きさが丁度いいですし、ぶっちゃけ価格も安いのでコスパもいいです。

しかも、イノンのライトはかなり丈夫なので安心してガツガツ使えます。

 

 大光量は必要なし
最近だと大光量のライトが発売されていますが、フォーカスやピント合わせには必要ありません。

結論からすると、ピントが合うだけの光量があれば十分です。

そもそも写真のライティングは、基本的にライトではなくストロボになります。

なので、イノンのLE350で大丈夫です。

 

っていうか、そもそも350ルーメンはかなり暗いと思ってるかもしれませんが、以外と明るいです。水中でも直視したら目をいわします。

 

そもそもフォーカスライト、ターゲットライトとは

そもそも、フォーカスライトやターゲットライトとは

ピント合わせ用のライトになります。

簡単に言うと、ピントが合うだけの光量があれば十分です。

 

カメラは暗いとピントが合わない

基本的なカメラの性能として、暗い場所だとピントが合いにくいです。

マクロ撮影になると、深い場所や岩陰に隠れている水中生物を撮影することも多いです。

やはり暗いとカメラの性能的に中々生物を捉えられず、ピントが合いにくいです。

 

そこでフォーカスライトの登場です。

被写体の周りをライトで照らして、明るくしてあげることで一気にピントが合うようになります。また、ピントの精度も確実に上がります。

フォーカスライトはこういった用途で使用するので、大光量のライトは必要なく、ピントが合うだけの明るさがあれば十分なのです。

 

写真のライティングは基本はストロボ

写真のライティングは基本的にストロボになります。(ストロボを使用している場合)

ピントを合わせたら撮影するわけですが、基本的にはストロボの光を使用して写真を仕上げます。

 

なので、ライトによる光を使っての撮影ではないので、ストロボの光を邪魔しない光量のライトがベストになります。

こういった理由から、ストロボを使用しているのにもかかわらず、大光量のライトでおもいっきり照らして、更にストロボを使用して撮影するといった方法はかなり微妙な撮影方法になります。

 

イノンLE350で撮影した水中写真

 

ストロボをTTLで撮影している場合

ほとんどのストロボを使用している人がTTLで撮影していると思ますが、あまり大光量のライトを使用して撮影すると更に影響します。

写真撮影時(マニュアルモード以外)にシャッターを半押ししてピントを合わせますが、実はこの時にカメラは”測光”をします。

測光とは周辺の明るさがどれくらいか測定して、フラッシュの明るさや例えばSSなんかをカメラが決めます。

 

なので、このときに大光量のライトで被写体を照らしていると、カメラ的には「明るいのでストロボの発光はそんなに必要ない」と判断し、ストロボに微弱発光の指示を出します。

そうすると、結果的には本来100%ストロボでライティングするはずが、例えば50%ライト、50%ストロボみたいな、ワケの分からないライティング方法になってしまうわけです。

 

これだとストロボの意味がよくわかりませんよね。

ところが弱い光のライトを使用することによって、極力ストロボ100%に近づけられるのです。

ストロボならストロボだけの光だけで撮った方が、そもそもキレイです。発色もしっかりとストロボの色温度で出てくれます。

また、ライトの色とストロボの色は微妙に違うので色が混ざってしまいます。(色かぶり)

そういったことを極力なくす為にも、フォーカスに大光量は必要ないのです。

ちなみにですが、ライトの割合が多すぎると、ほとんどのケースでは黄色被りっぽくなると思います。

大光量のライトとストロボを同時に使用して黄色被りっぽくなっている人は、見なおした方がいいですね。

 

暗い場所にいる水中生物

暗い場所にいる生物は、基本的に暗い場所が好きなのであまり光量の大きなライトで照らすと、すぐに逃げてしまったりします。

そういった面からもLE350くらいの光量はちょうどいいですね。

また、LE350の付属の赤フィルターを使用することによって、更に光に敏感な生物でも撮影しやすくなります。

≫Rakuten|イノン LE350

≫Amazon|イノン LE350

≫Rakuten|イノン シングルライトホルダーLE

 

イノン・LE350を使う

イノン・LE350を使う

イノンのLE350を実際に使います。

当然ですが、350ルーメンで調光はありませんので、スイッチのオンオフだけですので使い方は簡単です。

カメラへの装着は各自好みの方法で装着すればオッケーですね。

被写体が照らせる角度で調整できれば問題ありません。

私はいつもライトの先端に付属の60°になるフィルターを装着しています。

この方が少しくらい角度がずれていても照らせるので、使い勝手がいいですね。

LE350はバッテリー長持ちです。

エネループで130分、エネループプロの使用で165分持ちますので、3ダイブ点灯しっぱなしでダイビングしても大丈夫ですね。

必要ないときは消しておけばロングダイブでも大丈夫です。

≫Rakuten|エネループ プロ 充電器セット

LE350を使って撮影した水中写真

実際にイノンのLE350をフォーカスライトに使用して撮影した写真の紹介です。

イノンLE350を使って撮影した水中写真

↑串本で撮影したテントウウミウシです。ライトによる色かぶりが無く、ストロボのキレイな発色が出ています。

 

串本のグラスワールドで撮影したオキナワベニハゼ

↑串本で撮影したオキナワベニハゼです。こういったハゼはガレ下の暗い場所にいるのでフォーカスライト無しだと撮れないと思います。

 

串本で撮影したイエロージョーフィッシュ

↑串本で撮影したイエロージョーフィッシュです。フォーカス無しでも撮れましたが、使用することによって、陰影によりピントの精度が上がりました。

 

イノンLE350で撮影した水中写真

↑パラオで撮影したシマジロウです。枝サンゴの間についているので、フォーカスライトを使用した方が撮りやすかったです。ちなみに日本には生息していないです。

また、裏技的なテクニックとしては、被写体の背景を照らすといい感じになります。

背景を明るくボカしたい人はやってみるといいと思います。

上手い人は結構やっているテクニックだと思います。

とりあえず全部の写真を載せてると1週間かかりますので、写真はざっとこんな感じです。

そんな感じでマクロ撮影ではLE350は非常に重宝します。

≫Rakuten|イノン LE350

≫Amazon|イノン LE350

≫Rakuten|イノン シングルライトホルダーLE

使い勝手がいいので、1本は持っておいて損はないライトですね。

私は2本持っていますが。。

また、イノンのライトはすこぶる丈夫ですので、ガンガンに使い込んでも滅多に故障はしない頑丈さです。

 

 あわせて読みたい

そんな感じでまとめると、

ストロボを使用する際は大光量のライトは必要ない。

ピントを合わせるだけのライトでOK。

といったことを意識するといいと思います。

そんな感じでいい感じの写真を量産してもらえればと思います。

では。

 

おすすめ≫ダイビングで使うカメラにおすすめのSDカード【最強】

おすすめ≫ダイビングのライト|最強におすすめの5本!【鉄板です】

ライト
\ SNSでシェアする /
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
部長の水中写真と秘密のダイビングログ