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ダイビング器材のオーバーホールを自分ですることについて

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部長です。

ダイビングの器材などのオーバーホールを自分ですることについてです。

自分のダイビング器材を使っている人の中には、ショップなどにオーバーホールを出さずに自分でしたいって人もいると思います。

そこで本記事では、ダイビング器材のオーバーホールを自分ですることについて書きました。

オーバーホールを自分でしたいマニアックな人は、参考にしてください。

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ダイビング器材のオーバーホールを自分でする

ダイビングのオーバーホールを自分でする

さて、ダイビングの器材のオーバーホールを自分ですることについてですが、

結論からすると、オーバーホールを自分でするのは全然アリだと思います。

ただし、しっかりとした知識のある人に限ります。

 

自分でオーバーホールをするメリットとしては、以下があります。

 自分でオーバーホールをするメリット

  • 安上がり
  • 器材の知識と経験を得れる

こういったメリットがあります。

 

一方、デメリットとしては以下があります。

 自分でオーバーホールをするデメリット

  • メーカーの規定通りに完璧に組めない
  • 何かあっても自分の責任

デメリットとしてはこういった感じです。

 

そんな感じで、オーバーホールを自分ですることについては、メリットとデメリットがありますので、しっかりと理解してから決めてください。

 

自分でオーバーホールをするメリット

自分でオーバーホールをする最大のメリットとしては、やはりコストを抑えてオーバーホールできることです。

ショップに出した場合、2万~3万くらいかかりますのでかなり節約できます。

 

過去に自分のレギュレーターやBCDのパワーインフレーターを分解した経験があれば、ある程度仕組みが分かっているので自分でもできると思います。

器材を分解したことない人は分からないかもしれませんが、器材は意外とシンプルにできているので、慣れれば結構簡単に組み立てられます。

また、基本的に自分でオーバーホールする場合は各メーカーのパーツリストを用意しておかないと、組み立ての順番が分からなくなるので最低限パーツリストは準備しておきましょう。

 

自分でオーバーホールをするデメリット

自分でオーバーホールするデメリットとしては、メーカーの規定値通りに完璧に組み上げることが難しいです。

レギュレーターの場合は、ファーストステージの中圧値を測定してメーカーの規定通りの範囲に収めなければいけません。これを測定するには特殊な機器が必要です。

また、メーカー純正のOリングやグリスを使用する、各ビス類の締め付けトルク、純正部品、デマンドレバーの高さ調整など。

こういった事項を基本的には全てメーカーの規定値にして初めて完璧なオーバーホールと言えます。

 

普通の人には難しい

しかし、当然ですがこれらを完璧にこなすのは一般ダイバーにはかなり厳しいです。

純正部品も普通には売っていないので、手に入りにくいです。

また、自分でオーバーホールを行った場合、何らかの器材トラブルがあった場合自分で責任を取らなければいけません。

 

そういったこともあって、慣れていなかったり知識のない人の場合、自分でオーバーホールをすることは非常にリスクがあると思います。

水深25mでいきなりエアーが出なくなったらアウトですね。。。

 

・・・・・・・

上記のことを踏まえた上で、結論からすると

  • 完璧なオーバーホールをする場合はメーカーに出す。
  • 自分でオーバーホールする場合は無理のない範囲、もしくは清掃程度。

と思っておいた方がいいと思います。

 

私はシンプルで構造が簡単と言われているNDSの重器材を使用していますが、自分では清掃したりメンテナンスをしていますが、やはりオーバーホールはNDSに出しています。

ぶっちゃけその方がハッキリ言って安心なんですよね。

 

自分でオーバーホールをして、不安が残ったままダイビングするよりも、純正メーカーに完璧に仕上げてもらった方が安心ですよ。

しっかりと器材を洗っている人は、オーバーホールに出すのは実際には1年に一回でなくても大丈夫です。

2年に1回オーバーホールに出して費用が発生しても、それくらいは許容範囲だと思います。安心ですしね。

 

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そんな感じで、ダイビング器材のオーバーホールを自分ですることについてでした。

自分でするのは知識と技術と責任がある人だけにしておいた方が安心です。

では。

 

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