部長です。
ダイビング器材で、ゲージ・残圧計の選び方と種類についてです。
これから残圧計を買おうと思っていたりする人の中には、ゲージ・残圧計はどういったタイプを選べばいいのか知りたい人もいると思います。
そこで本記事では、残圧計の選び方とおすすめについて書きました。
残圧計について、ある程度知っておきたい人は参考にしてください。
ゲージ・残圧計の選び方と種類
では早速ですが、ゲージ・残圧計の選び方について解説していきます。
まず最初に、残圧計には二つの種類があって以下になります。
残圧計の種類
- 金属製
- 樹脂製
こういった感じです。
基本的には、この二種類の残圧計のケースがありますが、そこまで気にしなくても大丈夫です。
選び方
また、最初に結論から書いておきます。
ゲージ・残圧計を選ぶときは、金属製でも樹脂製でもどちらも大丈夫です。
コスパを重視したりして、自分の好きな残圧計を選べば問題ありません。
なので、選び方の答えとしては、普通に使う分にはどれでも大丈夫です。
また、コンパス付きの2連や、深度計などは好みになりますので、各自好きなタイプを選びましょう。
基本的には、ダイブコンピューターを使用しているので、深度計、水温計は不要です。
なので、シンプルに残圧だけ、もしくはコンパスの二連で十分です。
1. 金属製
まず最初に、金属製の残圧計についてです。
金属製の残圧計の特徴は、ざっくり以下になります。
金属製の残圧計
- かなり冷たい海でも対応
- 基本は結露しにくい
- 頑丈
こういった感じです。
1-1. かなり冷たい海でも対応
基本的に、金属製の残圧計はかなり冷たい水温の海でも対応できるようになっています。
具体的には水温16度以下くらいだと思ってください。
例えば、イギリスのメーカーでエイペックスの残圧計は金属製です。
つまりイギリスのメーカーなので、基本的には超冷たい海水でのダイビングで使用されることを前提に作られています。
↓例えば以下は、イギリス・ロンドン周辺の平均水温です。
(出所:weather spark)
一番高い8月でも17~18℃で、冬になると10℃以下にもなります。
つまりエーペックス社の製品はこのような超冷水の過酷な環境下でも使用できるように設計されているのです。
こんな感じで、イギリスだけではなく、金属製のゲージはかなり上下幅のある水温や気候の変動に対しても耐えれるように設計されています。
ちなみに、関西周辺ですと真冬の海でも16℃を下回ることは、ほとんどありません。
沖縄でも20℃を下回ることは、ほとんどありません。
1-2. 基本は結露しにくい
基本的に、金属製の残圧計は結露しにくいです。
理由としては、熱伝導効率がいいので内部の温度が高くなっても、ケースの金属が熱を吸収して中和するからです。
例えば、カメラのハウジングでも、アルミ製のハウジングはハウジング自体が熱を吸収しやすいので、内部が結露して曇ることはほぼありません。
海でコンデジのハウジングが曇ってる人は何人も見たことがあると思いますが、一眼のアルミハウジングが曇っている人は、ほとんど見たことが無いと思います。
そういった感じで、金属製は熱伝導効率がとてもいいので、基本的には曇りにくいです。
ただし、直射日光でガンガンに暑くなっているときに、一気に水中に入るとさすがに温度差が急に来るので結露しやすくなります。
ただし、その場合でも熱伝導効率がいいので、早めに結露はおさまります。
2. 樹脂製
続いては、樹脂製の残圧計についてです。
樹脂製の残圧計については、ざっくり以下になります。
樹脂製の残圧計
- 一度結露するとなおりにくい
- 価格が安い
- 軽い
こういった感じです。
2-1. 一度結露するとなおりにくい
樹脂製の残圧計は、金属製に比べて熱伝導効率が悪いです。
そのため、一度結露して曇ると回復に時間がかかります。
普通に使っている分には、そこまで結露して曇ることはありません。
そして、樹脂製は熱伝導効率が悪いので、内部の温度がケースに吸収されません。
なので、内部で蒸れている時間が長く続くので、曇りが取れにくいです。
2-2. 価格が安い・軽い
一方で、樹脂製のゲージ・残圧計は価格が安く、重さも軽いです。
なのでコスパがいいというメリットがあります。
金属製の残圧計に比べると、価格も半分近く安いと思います。
おすすめのゲージ・残圧計
おすすめのゲージ・残圧計は以下になります。
アマゾンで買うと安いです。
【TUSA】
【アクアラング】
【ヘレイワホ 2連】
【小型軽量】
ゲージ・残圧計は修理できない
基本的に、ゲージ・残圧計は修理できないです。
残圧計が壊れたり、水没した場合はゲージごと買い替えが必要になります。
しっかり洗うこと
なので、残圧計はしっかりとメンテナンスしたり、壊さないようにケアしましょう。
特にダイビング後はしっかりと洗ってください。
↓残圧計のケースは、こんな感じで簡単にずらして洗えます。
たまにケースを外して洗わないと、ケースの内側に塩や砂が溜まったままになります。
そして、水中に入ったときに、砂やゴミが残圧計のガラス面のシール部分のOリングに巻き込まれれると、水没しやすいです。
ケースは簡単に手でずらせるようになっていますので、確実に洗いましょう。
↓おすすめの残圧計については別記事でも書いてます。
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そんな感じで、ゲージ・残圧計の選び方についてでした。
これでゲージ選びは完璧です。
では。