部長です。
ナイトダイビングで使うライトのルーメンは、どれくらい必要かについてです。
定期的にダイビングをしている人や、これからナイトダイビングをする予定の人の中には、ナイトダイビングで使うライトのルーメンはどれくらい必要なのか知りたい人も多いと思います。
そこで本記事では、ナイトダイビングで使うライトのルーメンはどれくらい必要かについて書きました。
ナイトダイビングで使うライトを検討している人は、参考にしてください。
ナイトダイビングで使うライトのルーメンはどれくらい必要?
ということで早速ですが、
ナイトダイビングで使うライトのルーメンはどれくらい必要かについてです。
1000ルーメンあれば十分
まず結論からすると、~1000ルーメンもあれば十分です。
もちろん、それ以上のスペックのライトを使っても問題ありませんが、光量的には1000ルーメンもあればかなり十分です。
その理由としては、ナイトダイビングの水中はとても暗いので、そこまで大光量のライトじゃなくてもライトの光がかなり目立ちますので、1000ルーメンもあれば相当明るいからです。
ナイトダイビングのイメージとして、暗い海中で潜るので猛烈な光量のライトが必要だと思うかもしれませんが、実はそうではないんですね。
例えば、昼間に車のヘッドライトを点けて走っても、ほとんどライトの光量は目立ちません。
しかし、田舎などの真っ暗闇の中でライトを点けるとめちゃくちゃ明るいですよね。
昼間でも夜でもライトの光量は同じはずなのに、夜の方が圧倒的に明るく感じます。
水中もそれと一緒で、真っ暗な水中でライトを点けると350ルーメンくらいでもかなり明るいです。
1000ルーメンでスポットのライトだと、猛烈に明るいです。
なので、ナイトダイビングで使うライトの光量としては、1000ルーメンもあれば十分明るいですし快適にナイトダイビングができます。
私の使っているライトで最大光量が2600ルーメンのライトがありますが、そこまで必要と感じたことはなく、ナイトダイビングでは1000ルーメン以下で使用しています。
ナイトダイビングではスポットタイプのライトがおすすめ
ナイトダイビングで使うライトとしては、スポットタイプのライトがおすすめです。
理由としては、スポットの方が遠くまで照らせて少ないルーメンでもかなり明るいからです。
そもそもですが、ライトの性質として同じ1000ルーメンでもワイドとスポットの光量の感じ方はかなり違います。
ワイドの光は広角で全体で1000ルーメンになるように照射されます。
一方で、スポットのライトはスポットの部分で1000ルーメン照射されますので、ワイドの光より集中されますので、とても明るく感じます。
つまり、照射角が狭いスポットの方がより集中して明るく、遠くまで光が届きます。
ワイドの光は、感覚的に「えこれで1000ルーメン?」みたいな感じで、想像しているよりもだいぶ暗く感じます。
なので、基本的にはワイドは広角フィッシュアイなどで写真や動画を撮影するときに、画角全体を満遍なく全体的に照らしたいときなんかに使います。
ナイトダイビングで使うような手に持って潜るハンディライトは、間違いなくスポットタイプがおすすめです。
ちなみに、スポットと言っても上記の写真のように光の中心がメインのスポットで、その周りがやんわり明るくなる感じです。
おすすめのライト3つ
値段が格安で、コスパを重視したライトが欲しい人におすすめのライトです。
あまり値段の高いライトではなく、ある程度安いけど海でしっかり使えるライトが欲しい人にはピッタリです。
当然、ナイトダイビングのメインのライト、バックアップライトで使えますし、昼間のファンダイビングでも使えます。
1. Wurkkos wk20s 2000LM
一つ目は、WurkkosのWK20Sです。
最大2000ルーメンで、光量は4段階で切替可能です。
2000ルーメンの一段階下の光量は1000ルーメンで、約2時間連続点灯可能です。
なので、ナイトダイビングで一本点灯しっぱなしで使っても問題ないですね。
防水も150mまで大丈夫なので、普通にダイビングで使って全く問題ありません。
アマゾンで格安で出ていますので、在庫切れにならないうちにゲットしておきましょう。
2. Volador 100LM
二つ目は、VOLADORの1000LMです。
このライトは最大1000ルーメンで、三段階で光量調節ができるライトです。(1000ルーメン、300ルーメン、120ルーメン)
また、このライトは使っているダイバーも多いです。
私の知っているガイドでこのライトを使っている人もいますが、けっこう使い込んでも壊れていないので、割とタフです。
3. Odepro WD12
三つ目は、OdeproのWD12です。
このライトはかなりコンパクトですが、しっかり最大1050ルーメンあります。
光量長調節は二段階で、1050ルーメン、360ルーメンの切り替えが可能です。
また、スイッチの周りがバッテリー残量によって色が変わりますので、バッテリー残量がとても分かりやすいです。
ナイトダイビングでは、メイン、バックアップとして両方で使えるライトですのでおすすめです。
ナイトダイビングでは2本のライトが必須
一応書いておきますが、ナイトダイビングでは最低2本のライトが必須になります。
一本は手に持って潜るメインのサーチライト、もう一本は予備のバックアップライトです。
通常、ナイトダイビングでは手にサーチライトを持って潜り、BCDには予備のバックアップライトを装着しておきます。
この予備のバックアップライトはとても大切なので、必ず準備してください。
バックアップライトの役割としては、メインのライトのバッテリーが切れてしまった場合や故障した場合の予備です。
当然ですが、ナイトダイビングの水中は真っ暗でライトがないと何も見えません。
また、ライトを持っていないとガイドやバディからも気が付かれにくいです。
なので、メインのライトのバッテリーが切れたり故障して自分だけライトが無くなると、水中で突然消えることになりますので、かなり危ないです。
そういったこともありますので、ナイトダイビングをするのであれば必ずライトは二本持って潜ってください。
二本持っていなければ買ってください。
それくらいライトには重要な役割があります。
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そんな感じで、ナイトダイビングで使うライトのルーメンについてでした。
スポットで1000ルーメンくらい照射できるライトであれば大丈夫です。
水中でギャルを照らし過ぎないように気を付けてください。
では。