ダイビングのパワーインフレーターとは?
ダイビングのパワーインフレーターとは、BCDに給気をするためのスイッチ部分のことです。通常はBCDの肩口から繋がっているインフレーターホース先端についています。
ダイビング中の浮力コントロールで、BCDに給気をするときはパワーインフレーターの給気ボタン、排気をするときは排気ボタンを押します。
パワーインフレーターにはレギュレーターのファーストステージから繋がっている中圧ホースを接続して、タンクから給気します。
一般的なパワーインフレーター
日本で主流のBCDに使われている最もスタンダードなタイプのパワーインフレーターは、給気ボタンと排気ボタンの二つがあり、オーラル(口から)でも給気ができる仕組みになっています。
通常、給気ボタンはパワーインフレーターの側面、排気ボタンはパワーインフレーターの先端にあります。
Kタイプのパワーインフレーター
バックプレート(バックフロート)タイプ、サイドマウント、海外メーカーのBCDではKタイプのパワーインフレーターが使われていることが多いです。
Kタイプの特徴としては、構造がとてもシンプルで丈夫、汎用性が高いことです。例えば現在使っているKタイプのパワーインフレーターが故障した場合でも、他のKタイプを使うことができます。こういったことから、汎用性を重視している海外メーカーではメーカー専用設計をせずにKタイプを使うことが多いです。
私の使っているXDEEP、OMSの両メーカーともにKタイプのパワーインフレーターが使われています。
オクトパス一体型のパワーインフレーター
オクトパス一体型のパワーインフレーターは、オクトパス機能とパワーインフレーターが同時に使える仕組みになっています。
一般的にオクトパスはレギュレーターと同じ形状をしているタイプをレギュレーターとは別でもう一本使用します。オクトパス一体型のパワーインフレーターを使うとオクトパス自体がパワーインフレーターと同時に使うことになるので、レギュレーターともう一本オクトパスを付ける必要がなくなります。
ウェットスーツで潜る場合、通常はレギュレーター、オクトパス、インフレーター用中圧ホース、残圧計の計4本のホースを使用しますが、オクトパス一体型パワーインフレーターを使うとオクトパスを省略することができ、器材の軽量化にも繋がりとても快適です。
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