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ダイビングのライト|ワイドなタイプのライトの役割【広角】

ミラーレスでマクロの場合

部長です。

ダイビングのライトで、広角でワイドなタイプのライトの役割についてです。

これからライトを買おうと思っていたり、動画や写真の撮影を考えている人の中には、広角でワイドな光のライトについて気になっている人もいると思います。

そこで本記事では、ワイドなタイプのライトはどういった使い方をするのかについて書きました。

ワイドタイプのライトをベストな用途で使いたい人は、参考にしてください。

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ダイビングのライト|ワイドなタイプのライトの役割【広角】

ダイビングのライト|ワイドなタイプのライトの役割【広角】

ということで早速ですが、ダイビングのライトで、ワイドタイプのライトは以下の用途でメインで使います。

広角ワイドのライトの役割

  • 動画撮影(ワイド・マクロ)
  • 写真撮影(ワイド、マクロ)

基本的に、ワイドのライトは動画や写真の撮影で使います。

当然、その他の用途でも使うことはできますが、ワイドタイプは上記のシチュエーションが最も向いています。

 

まずは以下で説明していきます。

 

動画・写真撮影(ワイド・マクロ)

(ワイド)
例えば、広角ワイドでフィッシュアイレンズなんかで動画や写真を撮るときは、もちろん動画や写真の画角もかなりワイドになります。

そんな場合は、ライトの光も広角ワイドじゃないと全体に光が回りません。

なので、物理的に考えてワイドの撮影をしたい場合は、問答無用でワイドタイプのライトを選択することになります。

スポットタイプで撮影しても、一部にしか光が当たりませんのでムラになるし不自然な感じになります。

 

また、ワイドの動画撮影を本当にキレイに撮ろうと思うのであれば、左右のアームに広角ワイドのライトを装着して、ライト二灯で撮影するとかなりきれいに撮影できます。

↓イメージで言うと、これがストロボじゃなくてライトな感じです。

ストロボじゃなくてライト

アームを広げてライトを二灯にすることで、カメラの画角全体を満遍なく照らすことができますので、キレイなワイドを撮れます。

また、ライトで照らすことによってカメラのISO感度を下げることもできますので、画質をなるべく悪化させることなく撮影できます。

 

(マクロ)
マクロの動画や写真の撮影でもワイドタイプのライトは当然使えます。

当然ですが、マクロの場合は画角が狭いので、ワイドのライトで生物を照らしながら撮影すると、生物の周りが全体的に明るくなりますので、自然な感じで撮影できます。

↓私はよくこんな感じでシンプルにセッティングしてマクロ動画を撮ったりします。

シンプルにセッティングしてマクロ動画

もちろん、マクロであってもライト一灯より二灯の方がライティングの幅が広がりますので有利になります。

カメラにストロボを装着している場合は、ライティングはストロボの光になりますので、ライトの光量を落としてフォーカスライトの役割で使うといいです。

 

ちなみに書いておくと、ほとんどのワイドタイプのライトの照射角は90°~100°くらいです。

 

おすすめの広角でワイドタイプのライト

おすすめの広角でワイドタイプのライト

最強におすすめの広角でワイドなライトは、イノンのLF-2400h-EWです。

このライト一本あれば、広角ワイドの動画や写真から、マクロまで全てカバーできます。

最大2400ルーメンで、12段階も調光できますので最強に使い勝手がいいです。

また、このライトは光の色がとてもよく、今までのライトより白っぽいです。

これまでのライトだと、なんとなく黄色っぽくなってしまう光だったのですが、このライトはそれを解消する光になっていて、とてもクリアな動画や写真が撮れます。

当然、私も愛用しています。

動画や写真が好きな人は、一本とは言わず二本欲しいライトです。

≫Amazon|INON LF2400h-EW

≫Rakuten|INON LF2400h-EW

 

↓ちなみに、ライトにはライトホルダーが付属されていませんので、忘れないようにゲットしてください。

ライトホルダー

≫Rakuten|INON シングルライトホルダー・LF

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↓LF-2400h-EWを使って撮影している動画

黄色っぽさが無く、かなりクリアです。

 

動画、写真撮影以外は?

動画、写真撮影以外は?

では、動画や写真撮影以外でのワイドタイプのライトの役割はどうでしょうか。

考えられるシーンを見ていきます。

 

(サーチライト)

動画や写真撮影以外でライトを使う主なシーンとしては、ダイビング中に手に持って使うサーチライトとしての役割です。

 

しかし、まず結論からすると手に持って潜るのであれば、スポットタイプのライトに軍配が上がります。

その理由としては、ワイドタイプのライトの光は広角なので、奥まで届かずに手前のあたり全体を照らす感じで光が照射されるからです。

 

例えば、1000ルーメンでスポットタイプのライトであれば、スポットの部分に1000ルーメンが密集して照射されていますので、とても明るく奥まで矢のように光が飛びます。

しかし、同じ1000ルーメンであっても、ワイドで広角に照射されると光の照射角全体で1000ルーメンになりますので、分散されて光が奥まで届きにくいのです。

 

なので、ダイビング中に潜っている付近の岩陰をワイドのライトで照らしても全然光が届かないので見にくいですが、スポットタイプのライトだとハッキリ、クッキリと照らせます。

そういった面から考えても、ダイビング中に手に持って潜るライトで使うのであれば、ワイドよりスポットの方が向いていると言えます。

つまりまとめると、ワイドは広く浅く、スポットは狭く遠くまでになります。

 

(予備のバックアップライト)

ダイビング中に常にライトを点灯させてBCDに装着しておいたり、メインのライトは別に持っていて、予備のバックアップライトでBCに装着しておいたりする使い方もあります。

そういった使い方であれば、オッケーだと思います。

 

って言うのも、そもそも「必ずライトの使い方はこうでなければいけない。」と言うのはありませんので、ある程度自由に使えばいいと思います。

ただ、やはり理論的に考えてもやはりワイドのライトは動画、写真撮影向きですね。

逆に、スポットタイプのライトは動画や写真撮影ではあまり使いません。唯一使うとすればカメラのフォーカスライトで350ルーメンくらいのを使います。

 

広角ワイドのライトはカメラ専用にしよう

広角ワイドのライトはカメラ専用にしよう

広角ワイドのライトは、カメラ専用で考えておくとライト選びが楽になります。

例えば、カメラ用にワイドでもマクロでも使えるワイドのライトを一本。

そして、手に持って使うサーチライトでスポットタイプをもう一本といった感じです。

そうやって考えた方がライトを選びやすいです。

 

と言うのも、

  • 「今日はこのライトはカメラから外してこっちで使う」
  • 「今日はどこで潜るから、ライトを入れ替えて」

なんてやってると、すこぶるメンドクサイです。

なので、そもそも基本的にはライトに役割を持たせた方が楽ですね。

 

ライトは何本かあると楽

そういった感じで、ライトには固定の役割を与えると楽なので、二本~三本持っておくと楽です。

なので、普通に考えてカメラを持っている人は、カメラ用で一本、手に持って潜るサーチライトで一本あった方がいいので、最低二本ですね。

カメラに装着しているライトをサーチライトとして一石二鳥で使いたいからと言って、水中でひたすらカメラを前に向けて持っていると、かなり不自然な体勢を続けることになりますので、様子のおかしい人だと思われます。

もしくは明らかに盗撮してそうな動きをすることになります。w

 

なので、カメラを撮らないときは手に持っているサーチライトを使う方がいいでしょう。

私もそうしてます。

 

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そんな感じで、広角ワイドタイプのライトの役割についてでした。

まあ自分の好きなように使えばいいと思いますが、ワイドはカメラ用がベストです。

では。

 

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