部長です。
ダイビングのレギュレーターとは何かについてです。
これからダイビングを始めたりする人の中には、レギュレーターとは何か、仕組みなどを知りたい人もいると思います。
そこで本記事では、ダイビングのレギュレーターについて書きました。
レギュレーターとは何か、仕組みなどを知りたい人は参考にしてください。
ダイビングのレギュレーターとは【仕組みなど】
では早速ですが、
ダイビングのレギュレーターとは何か、仕組みなどについて以下の点を書いていきます。
レギュレーターについて
- そもそもレギュレーターとは
- ファーストステージの役割・構造
- セカンドステージの役割・仕組み
基本的には、これらをある程度理解することによって、レギュレーターとは何か分かります。
また最初に書いておくと、レギュレーターのマニアックな内部構造や、細かい部品の名前までは覚えなくても大丈夫です。
ある程度、レギュレーターとは何か、大まかな全体感を知っておけばオッケーです。
1. そもそもレギュレーターとは
まず最初に、そもそもレギュレーターとは何かについて書いておきます。
レギュレーターとは、タンクから送られてくるエアーを使って呼吸するための装置です。
↓レギュレーターのセットはこんな感じです。
このレギュレーターをタンクに取り付けることによって、水中でタンクに入っているエアーを吸うことができるようになります。
レギュレーターを使うときは、通常BCDジャケットとセットで使います。
要は、レギュレーター、BCD、タンクをワンセットでセッティングしてダイビングします。
↓こんな感じ。
背中に背負っているタンクに入っているエアーを、レギュレーターのセカンドステージを使って呼吸します。
1-1. レギュレーターセット
通常、レギュレーターのセットとしては以下をセットにして使います。
- オクトパス(黄色)
- 残圧計
- 中圧ホース
基本的にレギュレーターは、そもそもファーストステージとセカンドステージだけですが、これらのセットもファーストステージに取り付けて使います。
レギュレーターだけだと、タンク内の残圧が分からないですし、予備の空気源も必要なので、上記が基本セットになります。
中圧ホースはBCDに接続して、BCDに空気を入れれるようにします。
1-2. ファーストステージとセカンドステージ
レギュレーターの、ファーストステージとセカンドステージは以下になります。
基本的には、タンクに取付ける側をファーストステージ、口にくわえて呼吸する側をセカンドステージと呼びます。
2. ファーストステージの役割・構造
ファーストステージの主な役割としては、タンク内の圧縮された高圧のエアーを、人間が呼吸できる圧力まで下げます。
要は、そのままだと高圧すぎて呼吸ができないわけです。
2-1. ファーストステージの構造
ファーストステージの主な構造としては、以下があります。
- ピストンタイプ
- ダイアフラムタイプ
ぶっちゃけどっちでもオッケーです。
なぜかと言うと、どちらでも普通にダイビングはできますし、スムーズに呼吸ができるからです。
また、2つの構造について覚えようとしても難しすぎて頭に入りません。
なので、よっぽど好きな器材マニアな人以外は、構造については覚えなくても大丈夫です。
大きく2つのタイプがあると知っておく程度で大丈夫です。
3. セカンドステージの役割・仕組み
セカンドステージの主な役割としては、ダイバーが安定した呼吸をできるようにしてくれます。
↓セカンドステージからは、常にエアーが出ているのではなく、ダイバーが吸ったときだけエアーが出るような仕組みなっています。
簡単に説明すると、ダイバーが吸うとセカンドステージの中に入っている可動レバーが動き、バルブが開いてエアーが出る仕組みになっています。
3-1. セカンドステージの内部
↓セカンドステージの内部はこんな感じです。
え、これだけ?って思うかもしれませんが、実はこれだけです。
要は、ダイバーが吸うと、ファーストステージのフタの内側についている「ダイアフラム」と呼ばれているゴムの膜みたいなのが動きます。
そうすると、ダイアフラムに押された真ん中の稼働レバーが動いて、テコの原理でバルブが開いてタンクからエアーが送られてくるようになっています。
↓ファーストステージのフタとダイアフラムです。
こんな感じで、実はレギュレーターは意外とシンプルな構造になっています。
中を見たことない人は、ものすごい複雑な構造だと思っていたかもしれませんが、実はけっこう簡単にできています。
3-2. 流量調節ダイアル
レギュレーターのグレードによっては、セカンドステージに流量調節ダイアルがついているタイプもあります。
↓こういった感じです。
こういったタイプの、エアーの流量を調節できるセカンドステージのタイプは、自分に合わせて微調整できるのでおすすめです。
ただ、価格が若干高くなる傾向があります。
レギュレーターの吸いやすさなど
たまに、
- 「あのレギュレーターは吸いにくい」
- 「あのレギュは渋いからやめた方がいい」
などといった意見があります。
ですが、ぶっちゃけその多くはほとんど信用しない方がいいです。
結論からすると、新品であれば、どのレギュレーターも吸いやすいです。
そもそも、メーカーがわざわざ吸いにくくて苦しいレギュレーターを作るわけないじゃないですか。
だって売れないですよね。
私もかなり色々なレギュレーターを使ったことありますが、ぶっちゃけどのレギュレーターも吸いやすかったです。
なので、基本的にはレギュレーターの吸いやすさに大差はないと思って大丈夫です。
メンテナンスしてないレギュレーター
しっかりと洗っていなかったり、メンテナンスしてないレギュレーターは、吸いにくいと感じる場合は多いかもしれません。
そもそも、レギュレーターの内部に使われている部品なども、定期的なオーバーホールなどで交換しないと、どんどん動きが悪くなります。
内部のOリングが傷んだり、潮ガミしたり、ゴミがつまったりなどすると、フリーフローの原因にもなります。
レギュレーターを故障させない
レギュレーターを故障させないコツは簡単で、
ダイビング後にしっかりと洗うだけです。
毎回ダイビングの後にしっかり洗っていれば、まず故障はありません。
また、1年もしくは2年、100ダイブ~200ダイブくらいで定期的にオーバーホールに出していれば、内部の部品も交換されますので、毎回フレッシュになります。
私の現在使っているレギュレーターも、300本以上潜ってまだオーバーホールに出していませんが、しっかり洗っているので絶好調です。
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そんな感じで、ダイビングのレギュレーターとは何か、仕組みなどについてでした。
これでレギュレーターはバッチリです。
では。