イントラの小野です。
レギュレーターやオクトパスは同じメーカーの物を使用した方がいいです。
同じメーカーの物を使用することで、常にまとめてメンテナンスやオーバーホールもできるので経済的でもあります。
現在愛用しているNDSのレギュレーターですが、今まではオクトパスは別メーカーを使っていたのですが、新しくNDSのオクトパスを購入したのでNDSのフルセットになりました。
これで今後10年は器材の心配はいらなくなりました。
NDS(日本ダイビングスポーツ)のオクトパス【最高の器材】
さて、先日は注文しておいたNDSのオクトパスが届きました。
色は(黒・黄・青・橙・ピンク)のラインナップがあって、橙とかなり迷いましたが、結局、黒にしました。
カラーもいいですが、結局は何も考えずに使えるシンプルな色が飽きないかなと思いました。
NDSオクトパス
オクトパスの外観はこんな感じです。
低圧ケースの上フタはメッキで、低圧ケースの色は白になります。
排気エギゾーストティは、通常オクトパスの場合はオクトパス用のコンパクトタイプになりますが、私はたまにオクトパスを使って潜ったりしているので、通常の排気エギゾーストティに変更しています。
まあ、そもそもオクトパスと言っても、オクトパスとして使っているだけで、基本的には普通のレギュレーターになります。
流量調節ダイアルなどなくても、超絶吸いやすい設計になっています。
ホースはNDSのオリジナルの専用のゴムホースになります。
こちらのホースはNDSが自社開発している独自のゴムホースになりますので、鬼のように丈夫ですので、特に問題なければ10年に一度くらいの交換で大丈夫です。
実際にNDSのレギュレーターなどを使っている人は知っていると思いますが、ホースなどの質感、持った感じ、太さ、しなやかさなども明らかに他メーカーの物とは違います。
また、私はランク的にはイントラなので人にオクトパスを与える側になりますので、与えやすさを考えてホースの長さは80センチにしています。
65センチですと通常のレギュレーターと同じ長さになります。
NDSは基本的に量販店などには一切売っていません。
もはやホームページすらありません。
なので、実際に手に取って見たりする機会が中々ないと思いますが、私は数セット持っていますので、私の周りの人で一緒に潜るときに使ってみたい人は言ってください。
マウスピースは、通常クリアタイプになりますが、私は純正のブラックに変えています。クリアタイプでもいいのですが、やはり黄ばんでくるので見栄えが微妙なのでブラックがいいと思います。
NDSディープ、ポレスターⅡとの比較
上の写真は、左がディープ(レギュ)、中がオクト、右がポレスターⅡ(レギュ)になります。
サイズは全て同じで、ポレスターⅡのみサイドに空気抵抗を調節するダイアルがついています。
そして、ディープとオクトですが、
あれ?同じ?と思うかもしれませんが、その通りで同じ物になります。
なので、オクトパスであってもすこぶる吸いやすいです。
ていうか、ディープにこの色のオクト付けたらダブルレギュになりますね。(笑)
ちなみにNDSのディープはNDSの中でも一番シンプルで価格が安いモデルで、定価は78,000円です。
また、プロの潜水士や作業ダイバーやレスキュー隊の人なども、ディープを使っている人は多いです。なぜプロに選ばれるかと言えば、理由は簡単でやはり壊れないからですね。
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NDSの器材は、使用している部品が他メーカーと比べても少ないので、その分故障が少ないです。
また、何十年も仕様変更をしていないのですが、それはそもそも最高品質の完成された器材であるので、毎年毎年、仕様変更をする必要がないのです。
妥協なき姿勢こそ、NDSの品質
徹底したクオリティファーストの精神による、パーフェストな製品づくりの追求。
NDSでは品質に対するシビアな姿勢を基本に、一切の妥協を排除。完成までの全プロセスに設けられた独自の検査基準をパスしたものだけをダイバーにお届けしている。
最上の品質を最良のコンディションで、製品に関する正しい情報とともに提供する。これこそ、ダイビングギアを作る者の義務。
信頼のスペックが凝縮した確かなメカニズムは、セイフティダイビングを約束する自信の固まりだ。日本ダイビングスポーツ カタログより抜粋
決して、アクアラングやマレスみたいに斬新でおしゃれなデザインを毎年生み出しているメーカーではなく、地味で目立たない器材かもしれません。
しかし、実は影ながら最高の品質でダイバーが最高のパフォーマンスを発揮できるように作られているところに美学を感じます。
あえて押し出し感が強くないところがカッコイイです。
故障も他メーカーに比べて圧倒的に少ないように設計されています。
結局、シンプルで使いやすくて壊れない器材が一番ですね。
では。