部長です。
ダイビングや水中写真で、カメラに使うおすすめのストロボとメーカー2つについてです。
これからダイビングでストロボを使おうと思っていたり、カメラのシステムアップを考えている人の中には、どんなストロボがあるのか知りたい人も多いと思います。
そこで本記事では、ストロボメーカートップ2社のストロボについて書きました。
ストロボのラインナップについて、ある程度知っておきたい人は参考にしてください。
ダイビングのカメラ|おすすめのストロボとメーカー2つ【厳選】
では早速ですが、ダイビングで使うおすすめのストロボと、2つのメーカーを書いていきます。
現在、ダイビング用のストロボで最も主流なのは2社で、以下のメーカーになります。
ストロボメーカー
- SEA&SEA(シーアンドシー)
- INON(イノン)
基本的には、この2社のストロボが業界でかなりのシェアを誇っています。
また、使っているダイバーもかなり多くて、私もシーアンドシーとイノンのストロボを両方持っています。
なので、ストロボを選ぶときはこの2社のストロボから選ぶといいです。
というか、基本的にはこの二社からしか発売されていません。
選び方
最初にストロボの選び方を書いておきます。
メーカー
まず結論から言っておくと、メーカーに関しては好きな方で大丈夫です。
なんとなく好きな方で決めてください。
どちらのメーカーのストロボでも、とても美しい水中写真が撮れます。
それと一緒で、ストロボのメーカーも好みで決めて大丈夫です。
モデル
次はどのクラスのモデルを買うか決めます。
予算は気にせず、最高のストロボが欲しい人は上位モデルのストロボを選びます。
逆に、とりあえずコスパは重視しつつ、普通に使えるストロボが欲しい人は、通常クラスのストロボを選ぶといいです。
ちなみに、上位モデルと通常クラスの主な違いは光量です。
例えば、ワイドの撮影で大物、群れなどを撮りたい場合は大光量のストロボの方が有利なので、上位モデルが向いています。
一方で、マクロの撮影がメインであれば、通常クラスのストロボで十分です。
光量を表す数値は「ガイドナンバー」と呼ばれていて、数字が大きい方が最大光量が大きいです。
また、もう一つ重要なのは価格です。
やはり最上位モデルですと、一灯で7万円くらいします。
しかし、通常クラスであれば、一灯で37,000円くらいです。
なので、二灯使うと考えると、通常クラスを二灯にすれば価格もおさえられますし、光量も稼げます。
ということで、以下で各メーカーのストロボを見ていきます。
SEA&SEAのストロボ
まずは、シーアンドシーのストロボになります。
シーアンドシーからは現在3種類のストロボの機種が発売されています。(カッコ内は旧モデル)
SEA&SEA
- YS-D3(YS-D2)
- YS-01 SOLIS
- YS-03 SOLIS
この三種類です。
上から順に高スペックで、私もYS-D2をメインで使用しています。
現在は後継モデルのYS-D3が最新モデルとなっています。
YS-D3
YS-D3です。
シーアンドシーの中では、最上位モデルのストロボになります。
光量、機能、使いやすさ、完璧なストロボです。
当然ですが、プロカメラマンからハイエンドまで幅広いユーザーに使われています。
ガイドナンバーは33です。
このストロボを二灯カメラに装着していれば、ワイドからマクロまで完璧に対応できます。
どうせ買うなら妥協せず、最強のストロボが欲しい人にはおすすめです。
YS-01 SOLIS
YS-01 SOLISです。
YS-01はシーアンドシーのストロボの中でも、スタンダードなモデルになります。
イノンと比較するとすれば、S2000と同等クラスのストロボです。
ガイドナンバーは20です。
機能としては、TTLオート撮影、マニュアル撮影の他に、ターゲットライトも内蔵されています。
なので、ほとんどの人はこのストロボで満足できると思います。
特にマクロでこのストロボを二灯使っていれば、作品と呼べるレベルの写真は撮れますね。
YS-03 SOLIS
YS-03 SOLISです。
このストロボは、エントリー向けのストロで、お手軽にストロボをつけて撮影してみたいって人向けの機種になります。
使い方はとても簡単で、水中に入ったらスイッチをオンにするだけです。
ストロボの操作はオンとオフしかありません。
なので、水中に入ったらカメラ本体のフラッシュを使えば、ストロボもオートで調光して自動で使えます。
とても簡単ですね。
ガイドナンバーは20です。
とりあえずまずは価格も安くて、初心者にもおすすめのストロボが欲しい人にはおすすめです。
INONのストロボ
続ていは、イノンのストロボになります。
イノンからは現在は3機種発売されていて、以下のモデルになります。
INON
- Z-330
- D-200
- S-2000
上記三機種で、上から順に高スペックです。
最上位モデルは現在Z-330で、使っている人はとても多いです。
私はS2000をマクロ用で使用しています。
Z-330
Z330です。
イノンのストロボで、現行のフラッグシップモデルになります。
このストロボを使っている人は、とても多いです。
もちろん、プロカメラマンからハイアマチュアカメラマンまで幅広く使われています。
ガイドナンバーは33です。
とりあえず、Z330があれば他のストロボが欲しくなることはないですね。
シーアンドシーと比較するとすれば、YS-D3と同等の最上位クラスになります。
当然、ワイドもマクロも完璧です。
D-200
D-200です。
D200はイノンのスタンダードなモデルになります。
簡単に言うと、Z-330クラスのハイスペックではないけど、中堅クラスのストロボです。
ガイドナンバーは20です。
基本的には、上位モデルのZ330と同じ機能は備わっています。
なので、最高モデルまでは要らないけど、コスパも重視したい場合はD200はピッタリです。
S-2000
S2000です。
イノンのベストセラーストロボです。
こちらのストロボを使用しているダイバーは、私含めてかなり多いです。
人気の理由としては、軽量でコンパクト、価格も安い、かつ普通にダイビングで使えるところです。
また、TTLオート撮影からマニュアル撮影まで可能です。
なので、S2000を二灯にして、マクロからワイドまで使っている人はかなり多いです。
ベテランのフォト派でも、普通にS2000を使っています。
ガイドナンバーは20です。
やはりコンパクトなので、持ち運びも楽ですし、カメラのシステムが大きくなりすぎないので使いやすいです。
最初に買うストロボとしても、おすすめです。
選ぶなら
とにかく高スペックで、絶対に後悔しないストロボが欲しいのであれば、各メーカーの上位機種を買うといいです。
シーアンドシーならYS-D3、イノンはZ330です。
一方で、コスパを重視しつつ、普通にオールマイティーに使えるストロボが欲しい場合は、ミドルクラスで全然問題ありません。
結局、どのストロボでも完璧に使いこなせるようになる方が、美しい水中写真を撮れます。
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そんな感じで、おすすめのストロボとメーカー2つでした。
各自ストロボをゲットして、素敵な水中写真を量産してください。
では。