イントラの小野です。
水中で使う一眼レフは、ニコンとキャノンどちらが結局いいのかという件についてです。
これから水中写真用に一眼を検討している人にとっては、悩みどころだと思います。
本記事ではニコンかキャノン、どちらがいいかという結論について書きました。
ハッキリ言って水中撮影用はどっちでも大丈夫です。
その理由を書きましたので、参考にしてください。
水中写真の一眼レフはニコンとキャノンどちらがいいのか
では、永久問題となっているニコンにするか、キャノンにするか問題ですが、結論からすると、
どちらも大差なし、好きな方でオッケー
です。
ニコン、キャノンどちらも素晴らしいのでおすすめ
ぶっちゃけ、どっちを買ってもあまり違いは感じられません。
どちらも素晴らしい最高の一眼レフです。
レンズ、ハウジングのラインナップも豊富ですし、性能や画素数なども大差はありません。
そもそもですが、水中という陸上よりもはるかに劣悪な環境においては、カメラの性能の微妙な差は比較できないし、感じることもないと思います。
なぜかと言うと、毎回水中の透視度や浮遊物、環境などが変わってくるからです。
水中写真とは、そういった劣悪な環境においての撮影になるので、細かいカメラの差はたいして問題にならないと思います。
例えばうまい人がいて、
「あの人はキャノンだからうまいんだ」とか「ニコンだからあの撮り方ができる」といったことはありません。
どっちでもできます。
フルサイズとAPSCでのセンサーサイズによる差はあると思いますが、同センサーサイズの機種におけるメーカーの違いによる差はほとんどないと思います。
カメラの細かい差よりも、テクニックの方が5000倍重要になるので、テクニックを磨いた方がいいと思いますね。
一緒に潜る人と同じが無難
もし決められなければ、一緒に潜る人や周りの人、教えてくれる人と同じにしておけばオッケーです。
そうした方が、操作やレンズ、撮り方なども共有できるので上達が早いと思います。
ハウジング
カメラだけ先走って買っても、ハウジングが発売されていなかったら意味ありませんので、水中で使う一眼レフ選びは、まずハウジング選びから始めます。
使いたいハウジングのメーカーから発売されている機種を買いましょう。
あまりマニアックな機種や、古い機種になるとハウジングが発売されていませんので注意です。
中古で買うのであれば、先にハウジングをメルカリやヤフオク、専門店などでゲットしてからカメラを買いましょう。
つまり、ハウジング次第でニコンかキャノン、機種を選ぶ形になります。
レンズ
レンズに関しても、ぶっちゃけニコンもキャノンも豊富に発売されていますので、そこまで気にしなくて大丈夫です。
マクロも100mm、60mmのラインナップがありますし、広角、フィッシュアイも当然発売されていますので問題ありません。
性能
性能もニコン、キャノンどちらも素晴らしいスペックなので、どちらでも問題ありません。
分かりやすい部分で言うと、画素数で言えば2000万画素以上あれば今どきの一眼の画素数です。
そりゃもちろん、フルサイズとAPSCでのセンサーサイズによる差はあると思いますが、同センサーサイズの機種におけるメーカーの違いによる差はほとんどないと思います。
微妙な差はあるかもしれませんが、ぶっちゃけ水中で比較してもわかりませんし、仕上がりにそんなに大きな差は感じられないと思います。
カメラのフラッシュ
カメラ本体にフラッシュがあるかどうかは、最初に見ておいた方がいいです。
ストロボをマニュアルではなくTTLで撮影するには、そもそもカメラにフラッシュがついていないとTTLは使えません。
しかし、ハウジングの中に入れるコンバーターを買えば、カメラ本体にフラッシュがなくてもTTLでも撮影できるようになりますが、別途費用が掛かります。だいたい4万~6万くらいします。
逆に私もそうですが、そもそも最初からTTLを使わない人で、ストロボの操作はマニュアルの人はカメラ本体のフラッシュは不要ですので選択肢は広がります。
・・・・・・・
そんな感じで、結局のところ水中写真を撮影するのにニコンでもキャノンでも明らかに感じられる差はなく、どちらも素晴らしい一眼レフカメラなので、どちらもおすすめです。
自分のお気に入りの一眼を買いましょう。
分からなければ一緒に潜る人や、教えてくれる人と同じにしておけば無難です。
中古のハウジングが見つかれば、ハウジングありきでもいいと思います。
水中写真の一眼レフに関して、誰に相談したらいいか
水中写真の一眼について相談するときは、
実際に一眼で水中撮影しているダイバーに聞きましょう。
コンデジじゃなくて一眼です。
当然ですが、一眼初心者に聞いても仕方ないので、ある程度潜り込んで撮り込んでいる上手な人に聞くといいと思います。
絶対に、実際に一眼で水中撮影している人に聞いてください。
よく分かってない人に聞くと間違いなく失敗します。
よく、カメラについて全く知らないインストラクターもいて、そういったインストラクターに相談したりするかもしれませんが、それだとまるで意味ありません。
インストラクターでもカメラについて何も知らない人はかなり多いです。
それどころか、カメラや一眼レフを知らないにも関わらず、利益率の高いカメラの購入ばかり勧めてくるかもしれませんので、そういった人に勧められても信じない方がいいですね。
よく知らない人に聞いても意味ない
よく最初は無限に調べたり、200人くらいに聞いてみたりすると思いますが一生どちらがいいかの答えは見つかりません。
よくカメラを知らない人に相談したりすると、”ブランドに対するイメージ” だけでなんとなく論の話をするので10年かかっても決まりません。
例えば、ニコンは記者向けでキャノンはファミリー向けだ。みたいな感じですね。
そういう人に聞いても意味ありませんので、実際に一眼で水中撮影している人に聞きたほうがいいですね。
また、一眼を使ったことないのに、こちらがアドバイスをすると、「知り合いがこう言っていた」みたいな反論をする人もいますが、だったら知り合いに最初から聞けやコラって話で、ダルすぎますね。
アドバイスする気がなくなるので最初っからその知り合いに聞いてくれって話ですね(笑)
あと例えば、「スポーツのカメラマンは全員キャノンを使っている」などといったよく分からない迷信ですね。
なんとなくのイメージだけで話をする人は、理論的ではなくなんとなく論の話をするので聞いても正確な答えはないので意味ないと思います。
結論:水中で使うニコン、キャノンの一眼レフはどちらでも大丈夫
そんな感じで、ニコンでもキャノンでもオッケーです。
両方おすすめです。
どちらも素晴らしい一眼レフで、素敵な写真が撮れます。
お気に入りの1台をゲットするといいと思います。
センサーサイズも考えておこう
また、水中写真の一眼レフを選ぶときはセンサーサイズも考えておきましょう。
フルサイズかAPSCですね。
ちなみにですが、オリンパスはAPSCより小さいマイクロフォーサーズですが、カメラの価格はフルサイズ並みです。(汗)
ま、フルサイズかAPSCにしておいた方がいいと思います。
というかニコンとキャノンはそれしかありませんが。
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そんな感じで、水中写真の一眼はニコンとキャノンどちらがいいのかについてでした。
とりあえず、どっちでも大丈夫です。
では。