部長です。
これからダイビングで使うカメラを買おうと思っている人は多いと思いますが、カメラとゴープロ(GoPro)どちらにすればいいのか迷う人も多いと思います。
ということで今回はその件について私の意見を簡単に書いておきます。全て語ると明日まで続くので簡単に説明します(笑)リクエストがあればYouTubeで動画にします。
ダイビングでGoProとカメラはどちらがおすすめですか?
ということで結論から言うと、ほとんどの人にとって写真重視の場合はカメラ、動画重視の場合はゴープロがおすすめです。
以下は簡単に比較した表です。
カメラ | ゴープロ | |
1. 水中での操作 | 〇 | × |
2. 動画の撮影の簡単さ | × | 〇 |
3. 手ブレ補正の効き | × | 〇 |
4. マクロ撮影 | 〇 | × |
5. ワイド撮影 | △ ※要ワイコン | 〇 ※ワイコンなしでも可 |
価格:89,760円 |
1. 水中での操作
ゴープロをハウジングに入れると水中で細かい設定変更ができないので、コロコロ設定を変更することができません。カメラハウジングの場合全てのボタンが押せるように設計されています。従って頻繁に設定を変更する写真撮影などはカメラの方が向いています。
2. 動画撮影の簡単さ
動画撮影はゴープロの方がはるかに簡単です。基本的な設定だけすればカメラがオートで撮影してくれるのである程度誰でも上手に動画が撮れます。
一方でカメラの場合はおそらく95%くらいの人が正しい動画撮影の設定を知りません。例えばカメラで動画を撮る場合、フレームレートに合わせてシャッタースピードを固定し、絞りとISOで露出をコントロールします。つまり、カメラで動画撮影をする場合、オートや絞り優先は使いません。全てマニュアルかシャッタースピード優先のどちらかで撮影します。こういった設定が分からない場合ゴープロの方が簡単だと言えます。
ただし、最高品質の動画を撮りたい場合はミラーレスをシステムアップしたカメラの方がきれいに撮れます。
3. 手ブレ補正の効き
カメラの場合、手振れ補正機能があるとはいえ、軽微な振動程度の補正しか聞きません。そのためカメラで動画を撮影しようとする場合かなり手ブレします。一方でご存知のとおりゴープロは手ブレ補正機能が非常に優秀なため、手ブレしていない見やすい動画を撮影することができます。
YouTubeにアップしている水中の映像は全てゴープロで撮影しているので見て頂くとどれだけ手ブレしてないかが分かると思います。通常のカメラだともう少しカタカタして手ブレします。
4. マクロ撮影
カメラの場合、例えばTGシリーズだとマクロに特化した機能があるので簡単にマクロの撮影ができます。一方でゴープロの場合別売りのレンズを使用しないと被写体との距離が60cm以内はピントが合わないのでマクロ撮影ができません。
5. ワイド撮影
カメラでワイド撮影する場合ワイドレンズを使用しないと広角で撮影することができません。しかしゴープロの場合、水中で狭くなったとしても約94°の画角は保たれるので、ゴープロ単体でギリギリワイドアングルの撮影をすることができます。ただしゴープロでもINONなどのワイコンを使用した方が美しいワイド撮影ができます。≫ゴープロ用のワイドレンズ・INON UFL-G140 SDで高画質なダイビング動画撮影・GoPro
画質に関しては、コンデジとゴープロを比べた場合、正直大差はありません。どちらもきれいです。ただし、センサーサイズが1インチ以上のコンデジ(SONY RX100M5など)やカメラの場合、当然ダイナミックレンジが広く暗所性能が高いのでゴープロよりカメラの方が理論的にはきれいだと言えます。
当然ですが、コンデジではなくミラーレス一眼などで動画撮影をしようと思う場合、レンズ選び、高額なカメラ代、ハウジング代がかかります。またレンズ選びも重要で動画撮影の場合、フォーカス音が無音に近い静かなレンズを選ぶ必要があります。写真では良かったレンズが動画ではフォーカス音がうるさくて使い物にならないなんてことは多々あります。※水中の音を入れない場合フォーカス音は気にしません。
↓YouTubeもよかったら登録お願いします☺
ということでざっとカメラ(TGシリーズ)とゴープロを比較した意見をまとめました。
冒頭でも書きましたが、ほとんどの人にとって写真をメインでやりたい場合はカメラ、動画メインの場合はゴープロがおすすめです。
私はこれまでTGシリーズ、RX100M5、フルサイズ一眼、APSC一眼、ミラーレス一眼、ゴープロを使って来ましたが、動画撮影の場合ゴープロ一択です。
動画の場合はゴープロの方が準備するものが少なくて済むので簡単です。写真の場合はストロボを付けたフルサイズ一眼が圧倒的にきれいに撮れます。
おすすめの関連記事
- ゴープロにRGBlueライトと自撮り棒を使用したダイビング水中撮影セット
- ゴープロ用のワイドレンズ・INON UFL-G140 SDで高画質なダイビング動画撮影
- ダイビングでゴープロを使うとき必要なもの アクセサリー まとめ
- ゴープロは予備バッテリーとチャージャーがあると便利です
- INON ・伸縮カーボンアームはゴープロ・カメラにおすすめです
- ダイビングをするときのゴープロの持ち方(使い方)棒など
- ダイビングで使わない方がいいGOPRO(ゴープロ)の棒
- ゴープロにライトをつけたお手軽ダイビング撮影セット
YouTube