部長です。
ダイビングのBCDで現在主流となっている主な種類3つです。
ダイビングのBCDについて、どんな種類があるのか気になる人もいると思います。
そこで、本記事では主流となっている基本的なBCDの種類3つについて書きました。
BCDについて熟知したいマニアは参考にしてもらえればと思います。
ダイビングのBCDの主な種類は3つ
では早速ですが、ダイビングのBCDで主な種類は以下になります
BCDの種類3つ
- フロントアジャスタブルタイプ
- スタビライジングタイプ
- バックフロートタイプ
この3つの種類になります。
どれも人気のBCDになり、現在主流です。
バックフロートは少しマニアックの人が好みのBCDです。
1. フロントアジャスタブルタイプ
1つ目の種類で、フロントアジャスタブルタイプはこんな感じのBCDです。
よくある一般的なタイプです。
具体的には、肩の部分のストラップでフィット感を調節できるようになっているタイプです。
↓念のため書いてかいておくと、肩のこの部分です。
ここの部分がリュックサックと同じように調節できるようになっています。
また、このタイプのBCDの呼び方としては、
- フロントアジャスタブルタイプ
- ショルダーバックルタイプ
- 調整する式
などがありますが、特段気にしなくてもオッケーです。
肩の部分で調節するタイプだと思っていれば大丈夫です。
1-1. フロントアジャスタブルタイプの特徴
フロントアジャスタブルタイプの特徴としては、以下があります。
- フィット感を調節できる
- ドライスーツでも脱着しやすい
- 軽い
- 値段が安い
- 腰の部分のウエイトポケットがあるタイプが多い
- 肩の部分が外れるので相手のBCDを脱がしやすい
ざっくりこんな感じが特徴です。
2. スタビライジングタイプ
2つ目の種類で、スタビライジングタイプはこんな感じのBCDです。
要するに、肩の部分が調節できないタイプですね。
ちなみに、英語でスタビライジング「stabilize」とは、固定、安定といった意味で、要するにBCDで言えば肩の部分が調節せずに固定されたという由来です。
このタイプのBCDの呼び方としては、
- スタビ
- ジャケットタイプ
などど言ったりします。
とりあえず、スタビと言ったらこのタイプだと思えばオッケーです。
2-1. スタビライジングタイプの特徴
スタビライジングタイプの特徴としては以下があります。
- カッコいい
- シンプル
- 着るだけなので楽すぎる
- トライスーツが若干着にくい
- 価格が高い
- 肩の部分に空気が入るので、水面で安定して浮ける
ざっくりこんな感じですね。
ちなみに、これからイントラの試験を受けようと思っている人はスタビタイプはやめた方がいいです。
なぜかというと、イントラ試験のレスキュー課題で要救助者役になったときに、このBCだと肩の部分が外せないので、非常にやりにくいのでバディが困ります。
3. バックフロートタイプ
3つ目は、バックフロートタイプです。
このタイプのBCDは、背中の部分だけに空気が入るようになっています。
フロントアジャスタブル、スタビのBCは背中と両サイドの腰のあたりにも空気が入りますが、バックフロートは背中だけです。
このように、背中だけに空気が入るメリットとしてはBCDそのものがシンプルで軽いということが最大のメリットです。
呼び方としては、普通にバックフロートと言ったりします。
3-1. バックフロートタイプの特徴
バックフロートタイプの特徴としては以下があります。
- 軽い
- シンプル
- 水中で水平トリムが保ちやすい
- 水面で不安定
- メーカーによってはカスタマイズ可能
だいたいこんな感じですね。
テックダイバーなどの人はOMSっていうメーカーのBCでカスタマイズしたりしてます。
一般のファンダイバーであれば、そこまですると器材かぶれだと思われるので必要ないと思いますが、好きな人は使ってみるといいです。
BCDの記事
そんな感じで、ダイビングのBCDの種類3つでした。
ちなみに、どのBCDでも慣れればどれも快適にダイビングができます。
では。