Nikon D7200｜ダイビング水中写真の一眼レフセッティング例

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ニコンD7200で、水中写真撮影のカメラセッティング例を紹介します。

D7200はAPS-C機なので、D810などのフルサイズゴリマッチョ機に比べると軽くてやや小さめで使いやすいです。現在は後継機のD7500が最新ですが、当然今でも全く問題なく現役で使えます。

ハウジングを入手して、カメラ、レンズなどを全て中古で揃えれば、フルサイズ機に比べて割と安い値段でフルセット揃えることができます。

カメラ本体は楽天に中古が安く出ています。

D7200のマクロセッティングは以下の通りです。

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D7200はAPS-C機なので、レンズはニコン純正の60mmマクロを使います。APS-Cだと焦点距離計算が1.5倍なので実際は90mmとなります。フルサイズの場合は100mmが主流なので、それに近い焦点距離で撮影しているということです。

APS-C機に105mmのマクロを使うと、実際は157mmなのでかなり望遠となり、とても使いにいので注意してください。

ちなみに最近知ったのですが、ニコンの純正レンズ「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」は廃盤になってしまった様なので、ニコンの一眼レフでAPS-C機を使いたい場合は早めに程度のいい中古を買っておいた方がいいです。

フォーカスライトはイノンLE330hです。演色がよく色温度が6500kなので、撮影時にライトによる黄色被りをしないのでおすすめです。水が濁っているときはピンクフィルターを多用します。

アームもイノンメガフロートアームSで、クローズアップレンズを気分で付けたり付けなかったりしています。

ハウジングのファインダーはストレートです。基本的にマクロの撮影では、まっすぐ見ている被写体を真っすぐに撮影した方が簡単なのでストレートがベストです。砂地に這いつくばってハゼを撮影するときは45度のファインダーの方がより低空から撮影できるので有利です。

ストロボはイノンS2000を2灯にしています。基本的にマクロの撮影では大きいストロボは不要なので、D7200の場合はS2000を主に使っています。

ハウジングの光ファイバーケーブル差込口を水色のテープで止めているのは、水中でケーブルがスポスポ抜けないようにするためです。光ファイバーケーブルは水中でかなり抜けやすいので、テープを貼ることで簡単に対策することができます。

マクロセッティングのクランプ類は、INONがベストです。イノンのクランプはかなりコンパクトなので、コンパクトにセッティングすることの多いマクロ撮影時はとても使いやすいです。

D7200のマクロセッティングは以下の通りです。※ワイドセッティングの写真があまりありませんでした。

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基本的にワイド撮影ではフィッシュアイレンズを使用します。メインで使うのは「トキナー AT-X 107 DX Fisheye」です。このレンズはAPS-C機用のレンズで、焦点距離10mm～17mmまで変更できるズームレンズです。

ワイド撮影をしつつフィッシュアイを保ったまま水中で焦点距離を変更できるのは、とても使い勝手がいいです。

アームはシーアンドシーのMサイズ、ストロボはYS-D2（廃盤）を二灯使用します。S2000も気分で使います。

ストロボのケーブルは以前電気ケーブルを使用していましたが、現在はD810を電気ケーブルで使用しているので、D7200は光ファイバーケーブルをメインで使っています。上記写真は奄美大島でワイド撮影をしたときのセッティングです。

ワイド撮影時は45度のファインダーを使っています。下からアオって撮影することが多いので、ストレートより45度の方が角度的に楽です。

アームはシーアンドシーのMサイズで、クランプはノーティカムを使用します。ノーティカムのクランプはイノンに比べて、かなりがっちり止まります。そのため、アームをかなり長くしてテコの原理が働くワイドのアームセッティングではノーティカムのクランプがベストです。

D7200で撮影した水中写真を何枚か載せておきます。当然編集していますが、普通に美しい水中写真が撮影できます。

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