イントラでブロガーの部長です。
ダイビングのカメラのハウジングについてです。
そもそも、ダイビングで使うカメラのハウジングを知らなかったり、ハウジングについての知識など、色々と知りたいって人もいると思います。
本記事では、ダイビングで使うカメラのハウジングについて書きました。
ダイビングで使うカメラのハウジングについて、ある程度知っておきたい人は参考にしてもらえればと思います。
ダイビングのカメラのハウジングについて
では、ダイビングで使うカメラのハウジングについてです。
ハウジングついて、いろいろと以下に書いていきますので参考にしてもらえればと思います。
ハウジングとは
基本的に、ダイビングで使うカメラは、防水ハウジングに入れて使用します。
当然ですが、市販されているほとんどのカメラは、防水ではありませんので水中で使う場合には、専用の防水ハウジングに入れて使用します。
また、中にはカメラ単体で防水になっているカメラもあります。
例えば、主流になっているオリンパスのTGシリーズや、ビギナー向けのコンデジでニコンのクールピクスW300なんかは、カメラ単体で防水となります。
しかし、そういったカメラの場合は一応ハウジングに入れなくても使用できますが、行ける水深が浅かったり、水没が心配なので、やはりハウジングの発売されているカメラに関しては、基本的にハウジングに入れて使用します。
カメラごとに専用設計
ダイビングで使うカメラのハウジングは、基本的にカメラの機種ごとに専用設計になっています。
なので、各カメラの機種専用のハウジングを使います。
汎用で色々なカメラに使えるハウジングはありません。
また、ハウジングのメーカーによってはアルミ製だったり、樹脂製のタイプがあります。
一般的にアルミ製の方が高価で、樹脂製の方がリーズナブルですが普通にダイビングで使う分には問題ありません。
ハウジングのサイズ感と大きさの比較
ハウジングのサイズ的には、使うカメラ本体よりも大きくなります。
↓コンデジですとこんな感じです。
↓ミラーレスはこんな感じ。
↓一眼レフはこんな感じですね。
↓比較するとこんな感じになります。
コンデジのハウジングはやはりコンパクトで使いやすいですね。
ミラーレス以上になると、けっこう大きくなります。
特に、一眼レフのハウジングやストロボ2灯などをセットしたハウジングを見ると、ビギナーの人なんかは、そのあまりも大きなカメラにびっくりしますね。
しかし、一眼を持って潜るようになるとそれが普通ですね。
ハウジングの重さ
カメラのハウジングの重さは、当然陸上ですとハウジングとカメラの重さがあります。
コンデジですと小さいのでほとんど気になりませんが、一眼などのアルミ製のハウジングは陸上だと焦るくらい重いです。
よくビギナーの人なんかが、一眼のマクロフルセットのハウジングを持つとその重さに「ええ!!!これただの重りじゃん!!」と叫んでいます。笑
しかし、カメラのハウジングは水中での重量も計算して設計されているので、水中では重さを感じないくらい軽くなります。
なので、使うカメラやハウジングによっては陸上で重く感じるかもしれませんが、陸上で持った時の重さは気にしなくて大丈夫です。
水中だと浮力がついて軽くなりますので。
一眼などで、水中に入っても少し重めに感じる人は、後からカメラシステムに浮力体を付けたりして水中での重量をコントロールする人がほとんどです。
私も一眼のマクロのときは、浮力体を付けて重さをコントロールしています。
メーカー
ハウジングのメーカーは、カメラによってはカメラと同じ純正メーカーのハウジングのラインナップがあります。
例えば、人気な機種で言うとオリンパスTGシリーズ、ソニーRX100シリーズなどはメーカーから純正のハウジングが発売されているのでそのまま使えます。
純正のハウジングのラインナップが無いカメラの場合は、ハウジングメーカーのハウジングを使用します。
私はシーアンドシーを愛用しています。
ダイビングでハウジングを使うとき
ダイビングのときにカメラをハウジングに入れて実際に使用するときは、以下の点を心掛けるといいと思います。
- Oリングの清掃メンテナンスとシリカゲル(乾燥剤)を入れる
- 落下防止でスナッピーコイルなどを付ける
- 直射日光に長時間当てない
- 使用後はしっかりと塩抜きをする
こういった感じです。
基本的なことになりますが一応書いておきます。
Oリングの清掃メンテナンスとシリカゲル(乾燥剤)を入れる
ハウジングにカメラを入れる前には、必ずOリングとOリングの溝を清掃しましょう。
Oリングに関しては、ホコリや塩がついていたりするので、水道水などで流しても大丈夫です。
その後で、グリスを薄くまんべんなく塗ります。
気持ち水滴が残っても問題ありませんので、ティッシュなどでは絶対に拭かないようにします。カスが残って水没の原因になりますからね。
Oリングの溝に関しては、綿棒もしくはペーパーハンドタオルで拭いても大丈夫です。
↓こんな感じですね。
私の場合はペーパータオルを使っています。
綿棒よりもしっかり拭けますし、いろいろと使えるので便利です。
綿棒にせよ、ペーパータオルにせよ、100均などの安物は毛羽立って繊維が残りますのでやめた方がいいですね。
綿棒であれば、ジョンソン&ジョンソン、ペーパータオルはクリネックスなんかを使った方がいいです。
Oリングのメンテナンスが終わったら、ハウジングとカメラの隙間にシリカゲルを入れましょう。
アルミハウジングの場合は、曇りにくいのでシリカゲルを入れても入れなくても大丈夫です。
純正ハウジングなど、樹脂製のハウジングの場合は必ず入れましょう。
樹脂製のハウジングは、とても曇りやすいのでシリカゲルは必須になります。
樹脂製のハウジングの場合、一度ハウジングの内部に水滴が一滴でも入ってしまうと、一日曇りっぱなしになります。
そういったことを防ぐ為にも、シリカゲルは入れましょう。
落下防止でスナッピーコイルなどを付ける
ダイビングで使うカメラには、スナッピーコイルでBCDに装着しておくと落下防止になり、水中で無くしてしまうことを防げます。
一眼などは大きくて厳しいですが、コンデジくらいの大きさのカメラやハウジングでしたら、やはりスナッピーコイルを使っておきましょう。
水中で無くしてしまうとアウトですからね。
≫ダイビングではスナッピーコイルを使うのがおすすめです【安心】
直射日光に長時間当てない
ハウジングは基本的に密封されている物になりますので、長時間直射日光に当てるのは良くないです。
短時間でしたら問題ありませんが、あまりにもずっと直射日光に当てるのは避けましょう。
特に、樹脂製ハウジングの場合は直射日光に長く当てるとハウジングの内部に水蒸気が発生して曇りやすくなります。
アルミハウジングは熱伝導効率が良いので曇りにくいです。
なので、基本的にハウジングは長時間日光に当てないようにしましょう。
使用後はしっかりと塩抜きをする
ダイビング後には、ハウジングをしっかりと塩抜きしましょう。
どこのダイビングショップさんにもカメラの塩抜き用の桶がありますので、1時間くらい入れていくといいです。
≫ダイビングのカメラやハウジングの塩抜きについて【方法など】
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そんな感じで、ダイビングで使うカメラのハウジングについてでした。
使うカメラによって選ぶハウジングは違いますので、カメラを選ぶ時点でハウジングの発売があるかどうかをチェックするようにしましょう。
快適な水中での撮影を楽しんでもらえればと思います。
では。
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