イントラでブロガーの部長です。
ダイビングのカメラに使うシリカゲルについてです。
オリンパスなど、純正のハウジングを使っていて内側が曇るので対策したい人も多いと思います。
本記事では、ダイビングのカメラに使うシリカゲルについて書きました。
カメラの曇りを抑えて快適に撮影したい人は参考にしてください。
ダイビングのカメラのシリカゲルについて【曇る対策】
ダイビングのカメラでハウジングを使用してる人は、ハウジングの内側にシリカゲルを入れましょう。
- シリカゲルを入れることによって、カメラのハウジングの内側が曇ったりしなくなります。
- また、わずかな水没程度でしたらシリカゲルが吸って助かる可能性があります。
シリカゲルが必要な理由
そもそも、シリカゲルとは何かと言うと、湿気や水分を吸収してくれる物になりますね。
特に、純正ハウジングなど、樹脂製(プラスチック)の素材のハウジングは非常に曇りやすいので、シリカゲルは必須と言えます。
例えば、空のペットボトルを日光に当てておくと、中に水分が発生してきますよね。
それと一緒で、ダイビングで暑かったり寒かったりの温度差でハウジングの内部に水分が発生して曇る原因になります。
また、一度、内側が曇ったり水分が発生すると、完全に乾燥させてからでないと曇り続けます。
よくダイビングの休憩時間に曇ったハウジングを開けて拭き取っている人を見かけますが、だいたいは再度曇ります。
そうなった場合は一晩かけて内側を完全に乾かさないとだめですね。
そういったことを防ぐ為に、シリカゲルを内側に入れて湿気や水分を発生させないようにするわけです。
ダイビングが終わるまでハウジングは開けないこと
その日のダイビングが終わるまで、ハウジングは開けないようにしましょう。
よくダイビングの休憩時間にハウジング開けてカメラを取り出して画像を見たり、携帯に転送したりしようとする人がいます。
しかしそれはやめた方がいいですね。
ハウジングを開けたときに、外側や隙間から水滴が垂れて内側に入ってしまうと曇る原因になるからです。
なので、ダイビングで撮った写真はダイビング後にホテルや夜ご飯のときにゆっくり見るようにしましょう。
ハウジングへのシリカゲルの入れ方
ハウジングにシリカゲルを入れるときは、中のスイッチや可動部に当たらないような隙間に入れるようにします。
また、中でシリカゲルが動いてしまわないような位置がベストです。
私のこちらのカメラの場合ですと、シリカゲルを入れるとしたらこんな感じになります。
ほとんどのカメラの場合は、カメラの下の隙間あたりがいいと思います。
オリンパスのハウジングはカメラの下にシリカゲルを入れるスペースがあります。
基本的には、コンデジくらいの大きさですとシリカゲルは1つ入れておけばオッケーです。
ちなみにですが、アルミハウジグを使っている人はシリカゲルを入れなくても大丈夫です。
そもそもアルミは熱伝導効率がいいので、暑かったり寒かったりしてもアルミが熱を吸収しますので、樹脂製のハウジングみたいに曇ることはほとんどありません。
ですが、入れたい人は入れてもいいと思います。
注意点
シリカゲルをハウジングに入れる場合に、最も注意しなければいけないことは、
ハウジングを閉じるときに、挟まないようにする
ことです。
微妙な位置やハウジングのフタの閉まる場所などに挟まってしまうと、100%水没しますので注意しましょう。
よくシリカゲルを挟んでしまって水没している人を見かけます。
TGシリーズならカメラが防水なので、ハウジングに水が入っても問題ありませんが、普通のカメラはあの世行きになってしまいますね。
おすすめのシリカゲルは、シーアンドシーのシリカゲルで、
乾燥剤 OZO
というものになります。
こちらのシリカゲルは、従来のシリカゲルの約4倍の吸湿力を持つ素材でできています。
また、価格も安いのでおススメです。
ダイビングでカメラとハウジングを使う人は、こちらのシリカゲルを入れておけば安心です。
あとはオリンパスからもシリカゲルが出ていますが、シーアンドシーの方が性能は良いと思います。
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そんな感じで、ダイビングのカメラに使うシリカゲルについてでした。
純正ハウジングや樹脂製のハウジングの場合は、シリカゲルを入れて曇らないようにしましょう。
では。