部長です。
ダイビングで使うカメラの水中ハウジングで、ガラス面を磨いてピカピカにする方法を紹介します。
基本的にカメラハウジングのレンズ面はガラスでできているので、強く擦らない限り滅多に傷がつくことはありません。
しかし、傷がつかなくても長年使っているとガラスの表面が白くモヤモヤして汚れてきます。要は車のガラスがウロコ状に汚れくるのと同じです。ハウジングの場合、直射日光にずっと当てているわけではないので、車ほどウロコ化しないけどある程度モヤモヤしてきます。
↓このように汚れてきます。
そういえば今思い出したけど、以前に塩抜きの桶に入れておいたらガラス面ど真ん中に思いっきり傷つけられたことがあって、その時に一度かなりレンズ面を擦って傷を消しました。もしこのガラス面にデフォルトのコーティングがあった場合(たぶんない)、コーティングが剥がれていて汚れやすかったのかもしれません。分かりませんが。気になる場合、最初にメーカーに確認しておくといいですね。
↓まあまあ汚れています。
今回はこのハウジングのレンズ面の汚れを根こそぎきれいにしていきます。※作業は自己責任でお願いします。
使うものはアクリサンデーと布です。アマゾンでセットで購入すると早いです。ホームセンターには売っていません。
アクリサンデーはアクリルを磨く液体ですが、ガラスにも使えます。ピカールのようなにおいがします。
↓磨き方は、アクリサンデーを布につけてひたすら磨きまくるだけです。
↓難しいことはありません。とにかく磨きまくります。途中で柔らかいスポンジで水で流してアクリサンデーの成分を流しながらやるときれいに磨けます。
目安としては1時間~2時間程度磨けばかなりきれいになります。アクリサンデーを付けて磨いてショリショリしているとまだ汚れが付着しています。かなり磨けてくるとキュッキュとなります。とにかく根気よく磨けばきれいになります。
↓なんということでしょう。ビビるくらいきれいになりました。
磨く前と一目瞭然できれいになったと分かります。
これぞおそるべきアクリサンデーの力です。笑
↓ガラス面の研磨後はポートドライを塗布しておくと、ガラス面が濡れてても撮影しやすくなります。
↓ついでにモニター面も磨いておきました。モニター面は結構傷つくのですが、かなりきれいになりました。折角なのでフリーカットのフィルムを適当に切って貼っておきます。
ちなみにアクリサンデーで残圧計ゲージの表面もきれいにすることができます。残圧計が傷だらけの人はあわせて磨いておくといいです。
おすすめ≫ダイビングのカメラ|アクセサリーのまとめ12選【一覧】
おすすめ≫ダイビングの便利グッズ・小物まとめ30選【これで海は完璧】
おすすめの関連記事
- 残圧計ゲージ表面の傷を消す方法・ダイビング器材
- ダイビングのカメラのハウジングを手入れする【ガラス面洗浄】
- ダイビングのハーネス・ウエイトベルトをカットしたあとの上手な末端処理
- ダイビング前のハウジングの手入れ【基本的な手順】
- カメラのハウジングやグリップのネジにはグリスを塗りましょう【手入れ】
- ダイビングのマスク・洗い方とお手入れ方法・たまには清掃しよう!
YouTube