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ダイビングでデコるとは?【DECOの意味や対処法など】

減圧不要限界のリミット時間(NDL)は常にダイブコンピューターに表示されています

イントラでブロガーの部長です。

ダイビングで、「デコる」や「DECOった」などの意味についてです。

よくダイビングのときに「デコった~」などと話しているのを聞いたりしますが、どういう意味か知りたい人もいると思います。

本記事では、デコ、DECOの意味などについて書きました。

また、デコった場合どうしたらいいかも書いておきましたので参考にしてもらえればと思います。

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ダイビングでデコるとは?|DECOの意味などについて

ダイビングでデコるとは?|DECOの意味などについて

※↑の写真はデコってません。

ダイビングでデコる、DECOの意味とは、

  • 減圧不要限界内でのダイビング時間がオーバーしてしまった状態のときに、ダイブコンピューターにDECOと表示され、減圧停止が必要になる状態のこと。

もっと分かりやすく言うと、

その水深で潜っていられる時間をオーバーしてしまうこと。

例えば、水深15mで残り10分潜れるところ、15分潜ってしまった感じです。

上の写真で言うと左のコンピューターに「no deco 48」と表示されていますが、あと48分その水深にいられるという意味になりますが、それを超えてしまうとDECOと表示されます。

ちなみにDECOの意味としては、decompression(減圧)という意味になります。

なので、減圧不要限界を超えてしまうと、減圧が必要になりますのでコンピューターがDECOと指示を出してくることになります。

基本的には、普通に潜ってデコらなければ安全停止を3分してからエキジットになります。

デコってしまった場合は以下になります。

デコってしまった場合はどうするのか

デコってしまった場合は、減圧不要限界(その水深にいられる時間)を超えてしまった時間が、

  • 5分未満 → 水深5m付近で8分の減圧停止(安全停止)
  • 5分以上 → 水深5m付近で15分以上の減圧停止(安全停止)

をします。

いずれにせよ、ダイブコンピューターが指示してきますのでそれに従って安全停止をします。

また、基本的にデコって減圧停止をするときはダイブコンピューターが、

最初は減圧停止 → それが終わってから安全停止の3分の表示が始まります。

なので、水深5mまで上がっていつも通りの3分のカウントダウン表示が始まらなくても、減圧停止のカウントダウンをしている最中になりますので、3分表示が始まるまで動かずにじっとしていてください。

ダイブコンピューターによっては、減圧停止のカウントダウンを表示するタイプとしないタイプがありますので。

しっかりと減圧停止をしないと

しっかりと減圧停止をしないと、当然減圧症のリスクが高まりますので確実にした方がいいと思います。

また、減圧停止→安全停止を一通り終わらせずに、無視して途中でエキジットしてしまうと、ダイブコンピューターが24時間ロックされて一切操作できなくなり、時計以外表示されなくなります。

なので、しっかりと減圧停止→安全停止まで終わらせるようにしましょう。

デコった後の水面休息時間

デコってしまったダイビングの後の水面休息時間については、

  • 5分未満 → 6時間以上
  • 5分以上 → 24時間

の水面休息が推奨されています。

が、一応、減圧停止→安全停止をしっかりとしてから浮上して、ダイブコンピューターも動くようであれば、無理しない範囲で3本目などを潜ったりしていることが多いですね。

 

DECOを出さないダイビングをしましょう

DECOを出さないダイビングをしましょう

当然ですが、ダイビングのときはデコを出さないように心がけてダイビングをしましょう。

デコを出さないように潜る心得としては、

  • 深場にいすぎない
  • コンピューターの警告音を無視しない

こういったことを意識しているとデコってしまうのを無くせると思います。

深場にいすぎない

そもそもDECOが出るのは、深い水深であればあるほど出やすいです。

なので、よく2本目3本目でデコることが多いです。

要は体に窒素が溜まっているので、そもそも1本目よりその水深にいられる時間が短いわけなので、デコりやすいことになります。

なので、2本目、3本目は深場に注意して潜りましょう。

コンピューターの警告音を無視しない

基本的にデコるけっこう前から、コンピューターの警告音がピーピー鳴っているはずです。

その水深に入れる時間が短くなってきて、デコる直前になると鬼のように警告音が鳴っているはずなので、コンピューターの音には注意しておきましょう。

そういった場合、基本的には水深を上げればデコることが少なくなりますので、警告音が鳴ったりした場合は水深を上げましょう。

特に、魚などを粘って写真撮影したりしていると、気が付かなかったり無視しがちです。

デコってめんどくさいよりは、安全に気を遣うようにするといいと思います。

デコっても落ち着いていれば大丈夫

もし、ダイビング中にデコってしまったとしても焦ったり、パニックになったりする必要はありません。

とりあえず、一緒に潜っているイントラやガイドに報告してから、落ち着いて減圧停止→安全停止に入れば問題ありません。

突然死んでしまったり、危険な状態になるわけではないので落ち着いて対処しましょう。

って言うか、やはりダイビング経験を積んでいくとデコってしまうことくらいけっこうあります。

なので、そういった場合でもしっかりと対応できるようになりましょう。

ダイビングでデコるとは?【DECOの意味や対処法など】

とめ・・・・・・・

そんな感じで、デコる、DECOなどについてでした。

とりあえず、ダイビングでデコってしまってもしっかりと対応すれば問題ありませんので焦る必要はないですよ。

って言うかそもそも、デコらないようなダイビングをしましょう。

では。

 

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