イントラの小野です。
ダイビングや水中写真を撮影するカメラで、ソニーのRX100M5はおすすめです。
これ1台あれば、水中での撮影はかなり満足できるのではないかと思います。
本記事ではソニーRX100M5を実際に水中で使用している感想や、RX100M5を使用して撮影した写真なども紹介したいと思います。
RX100M5が気になっている人は参考にしてもらえればと思います。
ソニー・RX100M5|水中写真におすすめのカメラ
ソニーのRX100シリーズは高級コンデジと呼ばれているカメラです。
私も実際にダイビングのときに使って水中写真を撮っていますが、ほとんどの人はこれ1台あればかなり満足できると思います。
また、システムアップでワイドコンバージョンレンズを装着してのワイド撮影や、外部ストロボやライトを使用しての撮影ももちろん可能です。
ちなみにですが、現在はRX100M6まで発売されていますが、M6は純正の防水ハウジングが使用できないので(2019.5月時点)、純正の防水ハウジングを使用したい人はM5にしておいた方がいいと思います。
また、本記事で使用している写真は実際に私がRX100M5で撮影した水中写真です。
センサーサイズ
カメラ選びでの最重要項目であるセンサーサイズですが、このカメラのセンサーサイズは1型になります。
コンデジの中では一番大きいセンサーサイズが採用されています。
1型以上では基本的に一眼と言われているカメラの種類になりますので、コンパクトの中では最大のセンサーサイズになります。
ちなみにですが、TG4 やTG5は1/2.3型になりますのでRX100シリーズはTGシリーズに比べて2倍以上大きいセンサーが採用されています。
当然ですがセンサーサイズが大きい方がキレイな写真が撮れます。
明暗差が滑らかで、マクロなど開放気味で撮影したときの背景もよくボケます。
コンパクトでありながらも、センサーサイズは譲れないというワガママな欲望を満たしてくれるカメラです。
画素数
画素数は2010万画素になります。
一般的な一眼レフの画素数が2000~2400万画素前後ですので、コンデジで2010万画素はかなりの高画素になります。
高画素機だけあって、写真のザラつきや荒れた感じはほとんど出ないですね。
TG4やTG5なんかですと、やはり写真に明らかにノイズが入ったり荒れたりしますが、RX100M5ではそういった荒れた写真はあまりありません。
高画素の恩恵です。
また、高画素ということはトリミング耐性も強いので、水中では取り急ぎ撮影しておいて、後でトリミングして構図を整えるといった作業もできると思います。
レンズ
レンズはもちろんカールツァイスです。
カールツァイスの技術でTコーティングによって、ゴーストやフレア、写り込みを徹底排除してクリアで高画質な画像が表現されます。
ワイド側からズーム70mmでF1.8~F2.8というコンデジではすこぶる上等なスペックになります。
絞り優先でズーム側2.8開放でマクロ撮影をすれば、かなり背景をぼかしての撮影も可能ですね。
撮影モード
基本的はモードは一眼と同じで、M、S、A、Pの他、AUTOや夜景などシーンごとに選べるSCNなどがあります。
私が本記事で載せているワイド写真はほとんどがP(プログラムオート)でホワイトバランスを水中にして撮影しています。
マクロを撮影する場合はA(絞り優先)にして、フォーカスエリアをシングルSにしてピントを合わせます。
また、フォーカスエリアもセンターだけでなく動かせますので、構図を決めてからピントの場所を動かして撮影できます。
ワイド側(24mm)ですと被写体にレンズ面5センチまで寄って撮影できます。
ズーム側(70mm)ですと30センチまで寄れますので、砂地でのハゼの撮影もしやすいと思います。
RAW撮影
もちろんRAWでの撮影も可能です。
画像編集ソフトを使っている人は、RAWで撮影しておいてから編集するといいと思います。
ちなみにですが、私が記事に投稿しているRX100M5で撮影した写真は、全てRAWではなくJPEGのエクストラファインで撮影しています。
ホワイトバランス 水中モード
ホワイトバランスは水中モードがありますので、基本的には水中モードにしておけばオッケーです。
ソニーが水中で使用することを前提にモードを開発しておりますので、ホワイトバランスは水中がいいと思います。
基本的には私も水中モードで使用しています。
ハウジング
ハウジングは純正でもOKですし、シーアンドシーなどを使ってもいいと思います。
私はシーアンドシーを使っています。
純正ハウジングのみの使用ですと、水中ではかなりプラス浮力になりますので浮きます。
手を離すと水面まで浮いていきますので、逆に落とす心配はありませんが、かなりプラス浮力で使いにくいので、アームやライトを装着するとちょうどいい感じの浮力になって使いやすいと思います。
純正ハウジングの耐圧水深は40mなので、一般的なレジャーダイビングの範囲であれば十分ですね。
頑丈でカッコイイ、アルミのハウジングがいい人はSEA&SEAがおすすめです。
・・・・・・・
そんな感じでワイドからマクロまで活躍してくれるカメラです。
コンパクトでありながらも、大型センサーが搭載されている ”ズルい” カメラです。
一眼までは大きすぎるんだけど、コンパクトで高画質な写真が撮りたいダイバーにはぴったりです。
楽天かアマゾンで買うのが安いですね。
ポイントも還元されるのでかなりお得です。
RX100M5で撮影した水中写真
RX100M5で撮影した水中写真の紹介になります。
基本的にすべての画像はクリックすると拡大して見れます。
撮影した水中写真の紹介はこれくらいにしたいと思います。
全部投稿すると1ヶ月かかりますので。
ま、こんな感じでRX100M5はかなりキレイに撮影できます。
RX100M5で水中写真を撮るセッティング
では、実際にRX100M5で水中写真を撮影するセッティングをいくつかご紹介したいと思いますので参考にしてください。
ワイド撮影のセッティング
私の場合はこんな感じで、イノンのワイコンだけ装着してBCにぶら下げて使用していました。
今回紹介しているワイド写真も全てこれだけです。
≫Rakuten|イノン UWL-H100 28M67 Type2
カメラとワイコンだけでこれだけ撮影できるズルいカメラです。
プラス、ライトが一本あれば最強ですね。
光の届く浅い水深でしたら、これだけでも色がしっかり出るのでストロボやライトは不要だと思いますが、10m以上行くとやはり青かぶりしますので、アームなどを使用してライトかストロボを装着するといいと思います。
ワイド撮影ではこちらのイノンのライトが超絶おすすめです。
マクロ撮影時のセッティング
マクロ撮影はこんな感じにするといいと思います。
ストロボかライトは必須ですので、こんな感じでアームに装着すると使いやすいです。
グリップベースはイノンがおすすめです。
クローズアップレンズ
マクロ撮影時には、クローズアップレンズを装着するとより被写体グッと寄った写真が撮れます。
予算に余裕のある方は、私も使っているこちらのレンズがおすすめです。
ツウの間では貴族のレンズと呼ばれているレンズで、高倍率で高画質、ワーキングディスタンスが短くならないのが特徴です。
≫Rakuten|イノン 水中クローズアップレンズ UCL-90 M67
一眼の人もよく使っています。
RX100M5で使う場合はズーム側いっぱいの70mmにして使います。
↓安くておすすめのクローズアップレンズはこちらです。
≫Rakuten|イノン クローズアップレンズ UCL-165M67
こちらは1つは持っておくと小さい被写体を撮影する場合は重宝します。
基本的にはどのカメラでも使用できる安くておすすめのレンズです。
RX100M5は水中写真やダイビングにおすすめです
そんな感じでRX100M5はダイビングでの水中写真撮影で、とても重宝するカメラになります。
コンパクトだけどしっかりとセンサーサイズは確保して、高画質で撮影したいという欲張りさんにはぴったりですね。
コンパクトで高画質で撮影できる最強のコンデジです。
カメラのサイズもTG5などと変わらないので、常備アイテムとしてBCにぶら下げておいても邪魔になりません。
私は一眼を使っていますが、一眼がマクロのときはRX100M5をいつもBCにぶら下げて潜っています。
水中でスナップ写真を撮って遊んだり、記録写真を撮ったりするのにも使えますからね。
RX100M5のまとめ
そんな感じで、これからカメラを買い替えようと思っている人や、最初のカメラを買おうと思っている人にもおすすめです。
ぶっちゃけ、格安だけを求めて買ったカメラに絶望して、後悔して後からまた違うカメラを買うくらいでしたら、最初からある程度RX100M5あたりを買っておいた方が後悔しないと思ます。
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そんな感じでナウい水中写真を量産してください。
ギャルに限り私がお教えします。
では。