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ダイビングのBCDの使い方【わかりやすい説明】

ダイビングのBCDの使い方【わかりやすい説明】

部長です。

ダイビングのBCDの使い方です。

これからダイビングを始めようと思っていたり、まだ慣れていない人の中には、BCDの使い方について知りたいって人も多いと思います。

なんかBCDってごちゃごちゃしてて、分かりにくいですよね。

そこで本記事では、ダイビングのBCDの使い方について書きました。

しっかりとBCDの使い方をマスターしたい人は、参考にしてください。

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ダイビングのBCDの使い方

ダイビングのBCDの使い方

では早速ですが、ダイビングのBCDの使い方について解説していきます。

使い方を分かりやすく説明するために、以下の点について書いていきます。

 BCDの使い方

  1. 空気を出し入れして浮力調整
  2. インフレーターホースの使い方
  3. 腰のバルブの使い方
  4. 右肩のバルブの使い方
  5. 肩のバンドでフィット調整の仕方
  6. ウエイトポケットの使い方
  7. Dリングの使い方

こんな感じです。

最初はBCDの見た目から、何やら難しそうに感じるかもしれませんが、慣れたら無意識で使えるようになりますので安心してください。

 

1. 空気を出し入れして浮力調整

基本的にダイビングは、BCDと呼吸のコントロールで中性浮力を保ちます。

BCDに空気を入れると浮く、抜くと沈むといった感じです。

 

1-1. エントリー

水面から水中に潜降するときは、まず一旦BCDの空気を全部抜きます。

そして、適正浮力であれば吐き気味の呼吸で大きく息を吐くと、頭まで水面下に入ります。

そして、その流れで潜降していきます。このときはまだBCDの空気は全部抜けたままです。

 

そして、水深3mくらいまで入ると、今度は水圧でダイバー自体が沈もうとしてきますので、BCDに少しずつ空気を入れながら潜降します。

潜降中にBCDに空気を少しずつ入れていくことによって、なるべく中性浮力状態になりながらフワフワしながら潜降していけるからです。

潜降中にBCDに空気を入れていかないと、水圧でどんどん沈もうとしますので中性浮力どころか重り並みに沈んでいきますので注意してください。

 

最も理想なのは、潜降ロープを離してもその場で中性浮力状態になっていることです。

そして、それができるようになると最初から潜降ロープが無くてもフリー潜降で降りていけるスキルが身につきます。

ただし、潜降中にBCDに空気を入れすぎると逆に浮いてしまいますので、入れすぎにヒア注意します。

 

1-2. 浮上

浮上もしくは現在の水深から深度を上げるときは、BCDの空気を抜きながら深度を上げます。

理由としては、水深が上がるとBCDへの水圧が弱くなり、中の空気が膨張しますので抜かないとどんどん浮いていくからです。

なので、ダイビング中に浅場に移動したり、水深が浅くなる場合は早めに少しBCDの空気を抜きます。

 

2. インフレーターホースの使い方

BCDに空気を入れたり抜いたりするときは、インフレーターシステムを使って入れたり抜いたりします。

一般的なBCDは左肩の後ろ側からインフレーターホースと呼ばれている40センチくらいのホースがついています。

インフレーターホースには、レギュレーターのファーストステージから中圧ホースで接続してタンクから送られてくる空気を入れられるようになります。

インフレーターホースの先端には給気ボタン、排気ボタン、オーラルシステムがついています。

給気ボタン 排気ボタン オーラルの説明写真

このインフレーターホースの先端についている、ボタンのユニットをパワーインフレーターと呼びます。(呼ばない人もいる)

2-1. 給気ボタン

給気ボタンは通常、横側もしくは給気ボタンに色が付いていてわかりやすくなっています。写真だとオレンジのボタンになります。

給気するときは、一度に長押しではなくて少しずつ入れるようにします。

一度に大量に入れてしまうと急浮上してしまう恐れがあるので、慣れないうちは少しずつ入れるようにしましょう。

2-2. 排気ボタン

排気ボタンは通常、一番先端についています。写真だとグレーのボタンになります。

覚えやすいのは、

ホースがまっすぐ突き抜けたところにあるボタンは排気。

と覚えると思えやすいです。

また、排気するときは、しっかりと体を起こさないと抜けません。

なので、排気の際はまずはしっかり体を起こして、BCDの中の空気を上に集めてインフレーターホースをしっかりと上にあげて、排気ボタンから一気に抜くように意識します。

慣れてないと体を寝かしたまま手だけ上げて全然抜けないということは多いです。

2-3. オーラル

オーラルは口からBCDに空気を入れます。

いつ使うかというと、タンクのエアーがなくなって水面でBCDに空気を入れて浮力を確保したいときなどに使います。

写真で言うと、四角く空いている部分です。

他のメーカーですと、加えやすいようにマウスピースがついていたりします。

2-4. インフレーターの付け根のバルブ

インフレーターホースの付け根の肩のところには、バルブが付いていて、インフレーターホースを引っ張ると方のバルブが開いて排気されます。

意外と知らない人が多いですが、使い慣れると排気のときに手を上にあげなくていいので楽です。

 

3. 腰のバルブの使い方

割と多くのBCDは右の腰のあたりにも排気バルブが付いています。

バルブについてるヒモを引っ張ると排気されます。

腰のバルブの説明写真

腰のバルブは頭が下になる体勢で潜降するときに、肩のバルブからは抜きにくいので、この腰のバルブを使って排気します。

潜降がうまくなると、この腰のバルブを多用して高速で潜行できるようになります。

 

4. 右肩のバルブの使い方

割と多くのBCDには右肩にも排気バルブが付いています。

右肩のバルブの説明写真

右肩の前側にヒモがついた引っ張るところがありますので、それを引っ張るとこのバルブが開いて高速で排気されます。

潜降するときは、インフレーターホースを上にあげて排気するよりも、こちらのバルブから排気した方が早く排気できます。

慣れたら確実にこちらの方が快適です。

 

5. 肩のバンドでフィット調整の仕方

ダイビングのbcdの使い方の説明写真

両肩のバンドでフィット感を調節できます。

BCDは基本的にジャストフィットしていた方がいいので、BCDを背負ったら、リュックの肩の長さを調節する要領で肩のベルトを引っ張ってフィット感を調節します。

 

6. ウエイトポケットの使い方

BCDによっては腰の両サイドにウエイトを収納できる機能がついています。

メリットとしては、ウエイトベルトを装着しなくてすむので、腰回りがスッキリして楽です。

このタイプのBCDのほとんどは片側4kg、両サイドで8kgまで入れられるようになってると思います。

ウェットでウエイトなしで潜る人にはいらない機能なので、ウエイトを収納しなくてもいいモデルのBCDを選ぶといいと思います。

 

7. Dリングの使い方

ほとんどのBCDにはステンレスのDリングと呼ばれる金具かついています。

これは何に使っても大丈夫ですが、主にはカメラの落下防止をつないだり、指示棒などのアクセサリーを装着したりします。

いろいろ装着できるからといって、なんでもかんでもぶら下げるとかなり邪魔なので余計な物は着けないようにしましょう。

シンプルイズベストです。

 

・・・・・・・

BCDの主な使い方についてはこんな感じです。

最初は複雑って思うかもしれませんが、経験を積んで行くうちに自然と操作できるようになりますので大丈夫です。

 

BCDのタイプ

BCDのタイプ

現在発売されていて、主流になっているBCDは2種類あります。

  1. ジャケットタイプ
  2. 調節するタイプ

主にはこの2種類が主流になっています。

1. ジャケットタイプ

ジャケットタイプの説明写真

ジャケットタイプとは、このように肩の部分を調節しない、ベストみたいなタイプです。

装着は腕を通すだけなので楽です。また、BCDを着用するときに肩の部分がねじれたりしないので、そういった面では楽ですね。

 

2. 調節するタイプ

調節するタイプの説明写真

調節するタイプはこのように肩の部分のフィット感を調節するタイプになります。

体にジャストフィットさせられるので、快適です。

どっちのタイプがいいか

どちらがいいかについては、どっちでも大丈夫です。

どちらのBCDでも快適にダイビングができますので、問題ないと思います。

自分の好きなタイプを選べばいいと思います。

ただ、慣れてないとジャケットタイプはそこまでジャストフィットできないので、タンクの重みで、タンクがどちらかに傾きやすかったりするので、初心者のうちは調節タイプの方がいいと思います。

 

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そんな感じで、BCDの使い方でした。

しっかりとBCDを使いこなしてください。

では。

 

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