部長です。
オリンパス(OLYMPUS)のカメラで、TG4、TG5、TG6など、TGシリーズのハウジングでおすすめのメーカー2つです。
これからTGシリーズのカメラを使おうと思っていたり、買おうと思っている人の中には、ハウジングはどれを使ったらいいのか気になる人も多いと思います。
そこで本記事では、オリンパスTGシリーズのハウジングメーカーでおすすめ2つについて書きました。
TG6などのハウジング選びに参考にしてください。
OLYMPUS|TG4・TG5・TG6などTGシリーズのハウジングメーカー2つ
では早速ですが、オリンパス(OLYMPUS)のTGシリーズのハウジングで、おすすめのメーカーは以下になります。
TGシリーズのハウジング
- OLYMPUS(純正)
- Nauticam(ノーティカム)
おすすめは上記メーカー2つです。
選び方
また、まず最初に結論から書いておきます。
ほとんどの人にとってコスパ、実用性などを考えるとオリンパスの純正ハウジングで十分です。
カメラをハウジングに入れてダイビングをする分には、全く問題なく使えますし、価格も安いです。
一方で、純正とは違いアルミ合金削り出しで作られていてタフで頑丈、カッコよくて耐圧水深も深いのがノーティカムのハウジングです。
ただし、価格が純正より高めなので、こだわり派で値段は気にせずに質の良さを重視したい人にはノーティカムをおすすめします。
ちなみに、私は純正よりもノーティカム派です。
また、一眼レフのハウジングのほとんどが頑丈さを重視してアルミハウジングで作られています。
そういったことから考えても、樹脂製の純正ハウジングよりはアルミ製ハウジングの方が理想的だと言えます。
では以下で、各メーカーについて書いていきます。
1. オリンパス(純正)
オリンパスの純正ハウジングになります。
TGシリーズの中では、最も使っている人の多いハウジングです。
※ちなみに、2020.12月現在はTG6が最新のモデルです。
1-1. 純正ハウジングの基本スペック
純正ハウジングの基本スペックは以下になります。
純正ハウジングの基本スペック
- 価格:約30,000円~33,000円(アマゾン最安)
- 耐圧水深:45m
- 素材:樹脂
- レンズ部ネジ径:52mm
- ストロボ:使用可
基本的にはこういった感じです。
まず基本的には、価格が安いのでコスパを重視したい人には純正ハウジングはおすすめです。
普通に水深45mまで使えるので普通にダイビングで使う分には、全く問題ありません。
そういったことから考えても、まずは純正ハウジングがおすすめです。
1-2. 純正ハウジングのメリット
オリンパス純正ハウジングのメリットです。
ざっくり、メリットは以下になります。
メリット
- 価格が安い
- 普通に使える
- 使っている人が多い
こういった感じです。
ほとんどのTGシリーズユーザーは純正ハウジングを使っています。
普通にダイビングで問題なく使えますし、安心感もあります。
1-3. 純正ハウジングのデメリット
続いて、デメリットは以下になります。
デメリット
- 他人とかぶる
- 内部が曇りやすい
こういった感じです。
他人とかぶる
まず、純正のハウジングは使っている人がめちゃくちゃ多いので、間違いなく他人と被ります。
かぶっても問題は無いのですが、性格的に他人と同じのがイヤな人は、純正は抵抗があります。
内部が曇りやすい
また、純正ハウジングは樹脂製なのでアルミハウジングよりも内部が曇りやすいです。
例えばよくあるのは、ダイビングの休憩時に写真を見たいからといって、ハウジングを空けてカメラを出したときに、水滴がハウジング内部に落ちて入ってしまうケースです。
ハウジング内部に入った水滴を完全に拭き取って、乾燥している状態でハウジングを閉じれば問題ありません。
しかし、水滴が入ったままハウジングを閉じるとアウトです。
水滴に入ったペットボトルを直射日光に当てておくと、中が蒸気でびしょびしょになりますよね。
それと一緒です。
【純正ハウジング最安 】
2. Nauticam(ノーティカム)
続いて、Nauticam(ノーティカム)のハウジングになります。
ノーティカムは、世界的に使われている有名な水中ハウジングメーカーです。
車で例えるとベンツで、水中カメラ界で知らない人はいません。
アルミ合金削り出しで作られるハウジングは、頑丈、使いやすい、カッコイイと文句のないハウジングになります。
基本的には、TGシリーズのハウジングだけではなく市場に発売されているほとんどの一眼レフ、ビデオカメラなどハウジングを作っています。
1-1. ノーティカム ハウジングの基本スペック
ノーティカムTGシリーズのハウジングで、基本スペックは以下になります。
ノーティカムTGシリーズの基本スペック
- 価格:約102,000円(楽天最安)
- 耐圧水深:100m
- 素材:アルミ合金削り出し
- レンズ部ネジ径:52mm
- ストロボ:使用可
基本的にはこういった感じです。
素材はアルミ合金から作られていますので、とても頑丈です。
そのため、耐圧水深は100mまでありますので、レクレーショナルダイビングだけではなく、本格的な海洋調査やテックダイビングなどでも使われています。
1-2. ノーティカム ハウジングのメリット
ノーティカムTGシリーズのハウジングのメリットです。
ざっくり、メリットは以下になります。
メリット
- とにかく頑丈
- 人とかぶらない
- カッコイイ
- 拡張・機能性が抜群
こういった感じです。
まず丈夫なので、長年使えるのは当たり前です。
人と被らない
そして、人と被らないのも嬉しいです。
一眼レフのハウジングだと、ノーティカムのハウジングを使っている人はかなり多いですが、TGシリーズではほとんどがオリンパスなので、まず他人とかぶることはありません。
カッコイイ
また、デザインが鬼カッコイイです。
アルミ合金削り出しで作られてから、表面にはアルマイト塗装がされていますが、使っているうちに年季が入って、だんだん薄れたりしてアジが出てきます。
常にツルツルピカピカではなく、使い込んでる感を味わえるのも楽しみです。
履き込んだデニムや、使い込んだ革製品てカッコイイじゃないですか。
それと一緒です。
拡張・機能性が抜群
ノーティカムのハウジングは、純正と違って拡張性、機能性が豊富です。
↓例えば、TGシリーズのハウジングでもこんな感じでシステムアップできます。
こういった組み合わせも、後からノーティカムの純正パーツで可能です。
1-2. ノーティカム ハウジングのデメリット
ノーティカムTGシリーズのハウジングのデメリットです。
デメリットは以下になります。
デメリット
- 値段が高い
以上です。
基本的には、値段が高い他にデメリットはありません。
なので、資金的にゆとりのある人は、間違いなくノーティカムのハウジングにしておいた方がいいです。
ちなみに、純正の樹脂製ハウジングは曇りやすいと書きましたが、アルミハウジングはほとんど曇らないです。
理由としては、アルミ素材の方が熱伝導効率がいいので、内部の熱をアルミが吸収しますので内部の温度が保たれて蒸れにくいのです。
【TG6 アマゾン最安値】
オリンパスTGシリーズのハウジングはシステムアップできる
基本的に、オリンパスの純正であっても、ノーティカムのハウジングであってもカメラのシステムアップは可能です。
↓例えば、オリンパスの純正ハウジングであってもこんな感じでフィッシュアイレンズ2灯とストロボを二灯セットしたりできます。
↓ノーティカムのハウジングでも当然、いろいろとシステムアップで来ます。
当然、ストロボ二灯セットも可能です。
ハウジングは好みで選ぶ
結局のところ、ハウジングは好みで選んで問題ありません。
例えば、コスパを最優先したい場合はオリンパスの純正にします。
カッコよさや質を重視して、本格的なハウジングを選びたければノーティカムがおすすめです。
いずれにせよ、どちらのハウジングでも普通にファンダイビングはできるし、写真も撮影できます。
ただ、どこまで求めるかが好みの問題ですね。
例えば車だったら、軽自動車でも移動できます。
しかし、クラウンだったらもっと所有欲をみたしつつ移動ができるわけです。
どっちにしろ、目的地には到着します。
しかし、何で行くかが違うわけです。
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そんな感じで、オリンパスのカメラでTGシリーズのハウジングについてでした。
好きな方をゲットしてください。
迷うんだったら、ノーティカムにしておきましょう。
では。