部長です。
ダイビングで使うカメラで、TG-4、TG-5、TG-6などのオリンパスTGシリーズにおすすめのフィッシュアイ、ワイドレンズの3選です。
これからダイビングや水中写真で、ワイドを撮影しようと思っている人の中には、おすすめのフィッシュアイレンズが知りたいって人も多いと思います。
そこで本記事では、TGシリーズで使用する主なフィッシュアイ、ワイドレンズ3選について書きました。
至高のフィッシュアイレンズが知りたい人は、参考にしてください。
TG4・TG5・TG6のフィッシュアイ・ワイドレンズのオススメ3選!
では早速ですが、TG4、TG5、TG6などのTGシリーズで使用する、おすすめのフィッシュアイレンズ、ワイドレンズについて解説していきます。
最初に結論からすると、TGシリーズにおすすめのフィッシュアイレンズは以下になります。
おすすめのフィッシュアイ・ワイドレンズ3選
- INON|ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 Type2
- WEEFINE|WF ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52R
- FIX|フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52R
上記3つのレンズです。
基本的には、この3つしか発売されていませんので、TGシリーズの場合はここから選ぶ形になります。
最初に結論
また、最初に結論からするとイノンがおすすめです。
私はTG4を使っているときに、イノンも他のメーカーも使いましたが、汎用性、画質や画角など総合的に判断すると、やはりイノンは良かったです。
あと、水中での画角は100°以上あればフィッシュアイとしては合格です。
ちなみに書いておくと、フィッシュアイとワイドレンズは同じ意味です。
そんな感じで、以下で各レンズを紹介していきます。
1. INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 Type2
イノンのフィッシュアイレンズで、UWL-H100 28M67 Type2になります。
このレンズは、3つのパターンから組み合わせることができます。
1-1. パターン1
パターン1は、カメラのハウジングにレンズのみ装着します。
基本的にこれだけでも撮影はできます。
しかし、レンズが丸出しなので傷つきやすくなってしまいますので、取り扱いがちょっとシビアです。
このパターン1の場合、水中での画角は100.8°です。
1-2. パターン2
パターン2は、レンズ+花形フードになります。
花形フードを装着することによって、レンズ面をプロテクトしたりフレア、ゴーストを抑制してくれる効果があります。
要は、パターン1のレンズだけだとレンズ面を傷つけてしまう可能性がありますので、花形フードを装着することによって、レンズ面を保護できるわけです。
このパターン2の場合、水中での画角は100.8°、陸上画角は179°になります。
1-3. パターン3
パターン3は、レンズにさらにドームユニットを追加して画角を広くします。
このパターンの場合が、水中での画角は最も広くなります。
しかし、レンズに更にレンズを装着しますので、カメラ自体がかなり重くなります。
この場合、水中画角は144.8°になります。
なので、超スーパーワイドで撮影したい場合はこのパターンがおすすめです。
1-4. 検索
基本的に、レンズ関係を買う場合は楽天で買うと最安値で購入できます。
≫④楽天|ドームレンズユニットII for UWL-H100
1-5. 製品仕様 UWL-H100 28M67(レンズ本体)
製品名 | UWL-H100 28M67 Type1/Type2 |
---|---|
外径 / 全長 | Ф90.4mm / 45.4mm |
重量 (陸上 / 水中) (*2) | Type1:555g / 約345g Type2:556g / 約346g |
光学系 | 4群4枚 |
焦点距離 (陸上 / 水中) | ∞ / ∞ (アフォーカル系) |
倍率 (*2) | 0.6 |
最大入射画角 (陸上 / 水中) (*3) | 179°/100.8° |
本体材質 / 表面処理 | 耐食アルミ合金 / 硬質黒アルマイト |
硝材 / 表面処理 | 光学ガラス / 両面減反射コーティング |
取り付け部ネジ径 / ピッチ | M67-0.75 |
実用耐水深 | 60m |
1-6. 製品仕様 ドームレンズユニット
製品名 | ドームレンズユニットII for UWL-H100単体 | UWL-H100 28LD装着時 | UWL-H100 28M67装着時 |
---|---|---|---|
外径 / 全長 (*2) | Ф132.4mm / 48.2mm | Ф132.4mm / 72.7mm | Ф132.4mm / 72.7mm |
重量 (陸上 / 水中) (*2) | 470g/ ― | ― / 約505g | ― / 約525g |
最大入射画角 (水中) | ― | 144.8° | 144.8° |
本体材質 / 表面処理 | 耐食アルミ合金 / 硬質黒アルマイト、ポリカーボネート等 | ― | ― |
硝材 / 表面処理 | 光学ガラス / 内面減反射マルチコーティング | ― | ― |
実用耐水深 | ― | 60m | 60m |
2. WEEFINE WF ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52R
WEEFINEのフィッシュアイレンズです。
このレンズは、TG5の画角にぴったり合うように設計されているレンズです。
水中での画角は約150°となりますので、相当広角です。
ちなみに、TG5にピッタリとうたっていますが、普通にどのTGシリーズにも使えます。
このレンズの場合は、52-67へのステップアップリング無しで、TGシリーズのハウジングにそのまま装着できます。
2-1. ハウジングに装着した感じ
↑このレンズを、TGシリーズのハウジングに装着した感じは、こんな感じです。
写真のカメラはTG4になりますが、形などは全く一緒同じなので、イメージできると思います。
2-2. 検索
調べましたが、このレンズも楽天とアマゾンが最安です。
≫楽天|WEEFINE WF ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52R
≫Amazon|WEEFINE WF ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52R
2-3. 製品仕様
レンズ構成
|
5群5枚
|
---|---|
倍率
|
約0.47倍
|
焦点距離[画角]変換
|
24mm [84.1°] ⇒ 5.7mm [150°]
28mm [75.4°] ⇒ 10.8mm [127°]
35mm [63.4°] ⇒ 17.2mm [103.6°]
|
材質
|
光学ガラス、ポリカーボネート樹脂、耐腐食アルミ合金
|
サイズ
|
φ150 x 88mm(フード含む)
|
陸上重量
|
690g
|
水中重量
|
255g
|
耐圧水深
|
60m
|
レンズマウント
|
M52
|
付属品
|
レンズフード、ネオプレンドームポートカバー、リアキャップ、キャリングバッグ、六角レンチ
|
3. FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52R
FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52Rです。
このレンズは、どのTGシリーズにも共通して使えます。
水中での画角は168°となりますので、今回紹介しているレンズの中では最も広角になります。
ハウジングへの装着は、52-67のステップアップリング無しでそのまま装着できます。
3-1. ハウジングに装着した感じ
実際にハウジングに装着するとこんな感じです。
こんな感じでルックスも結構カッコイイですね。
3-2. 検索
このレンズを買う場合も、基本的には楽天、アマゾンが最安です。
≫Rakuten|FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52R
≫Amazon|FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52R
3-3. 製品仕様
レンズ構成
|
5群5枚
|
---|---|
材質
|
耐腐食アルミ合金
|
サイズ
|
φ126 x 85mm(フード含む)
|
陸上重量
|
526g
|
水中重量
|
165g
|
耐圧水深
|
60m
|
レンズマウント
|
M52
|
付属品
|
ネオプレーンドームカバー、リアレンズキャップ、六角レンチ
|
価格の安い順
さて、
今回紹介しているレンズを価格の安い順にしてみました。
価格の安い順
- イノン ステップアップ+レンズUWL-H100 28M67 38,394円
- イノン ステップアップ+レンズUWL-H100 28M67+花形フード 42,768円
- FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52R 43,740円
- WEEFINE WF ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52R 53,266円
- イノン ステップアップ+レンズUWL-H100 28M67+ドームユニット 70,081円
上記の感じです。
なので、まずは価格やコスパを重視するのであれば、1,2,3あたりが安いです。
基本的には、どのTGシリーズでも使用できます。
汎用性
汎用性の面から考えると、断然イノンがおススメです。
なぜかというと、TGシリーズはレンズを装着するハウジングのネジのピッチが52ミリですが、現在発売されているハウジングのほとんどが67ミリで設計されています。
なので、後からカメラを変えたときにも、イノンと同じ67ミリであればそのまま使用できます。
例えば、私が使用しているソニーRX100M5に装着するとこんな感じです。
このように、カメラを後から変える可能性があるのであれば、汎用性の高いイノンにしておいた方がいいです。
TG4+イノン UWL-H100 28M67での実写
TG4+イノンのレンズで撮った実写になります。
撮影地は和歌山県の串本です。
カメラはTG4で撮影していますが、他のTGシリーズも基本的には同じような感じだと思って大丈夫です。
TG4+FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52Rでの実写
TG4に、FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52Rのレンズを装着して撮影した写真です。
撮影地は沖縄です。
水がキレイなので写りがいいです。
こんな感じですね。
普通にキレイに撮影できます。
検索一覧
各レンズの検索をまとめておいたので、参考にしてください。
- ≫①楽天|イノン ステップアップリング52-67
- ≫②楽天|UWL-H100 28M67 Type2
- ≫③楽天|花形フードII for UWL-H100
- ≫④楽天|ドームレンズユニットII for UWL-H100
- ≫楽天|ドームポートカバー
- ≫楽天|WEEFINE WF ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52R
- ≫楽天|FIX フィッシュアイコンバージョンレンズ UWL-28M52R
あわせて読みたい
- TGシリーズの記事一覧
- TG4・TG5・TG6でストロボの設定や使いこなし方!
- OLYMPUS|TG4・TG5・TG6などTGシリーズのハウジングメーカー2つ
- ダイビングのカメラにおすすめのグリップ3選【決定です】
- 水中写真やダイビングでコンデジとストロボを使うセッティング
- ダイビングでストロボの基本的な使い方について【カメラ】
- ダイビングのストロボでイノンのS2000はおすすめです【完璧】
- イノン(INON)ストロボ・S2000の使い方【簡単】
そんな感じで、TGシリーズのフィッシュアイ、ワイドレンズについてでした。
基本的には、どのレンズでも普通にキレイに撮れます。
ただ、汎用性を考えるとイノンです。
では。