部長です。
ダイビング後に飛行機に乗るまでは何時間かについてです。
沖縄やリゾートなどに、飛行機に乗ってダイビングに行く計画をしている人の中には、ダイビング後に何時間待てばいいのか知っておきたい人もいると思います。
そこで、本記事ではダイビング後に何時間待てばいいかについて書きました。
楽しすぎてうっかり時間をミスらないようにしてください。
ダイビング後に飛行機に乗るまでは何時間か【12時間】
ダイビング後の飛行機までの時間は、結論からすると以下になります。
飛行機までの時間
- 単一ダイビング(一本のダイビング)
:飛行機搭乗まで最低12時間の待機時間が推奨される。
- 反復ダイビング・複数日にわたるダイビング
:飛行機搭乗まで最低18時間の待機時間が推奨される。
となります。
では以下でサクッと解説します。
単一ダイビング(一本のダイビング)
単一ダイビングとは、1本だけ潜った場合です。
つまり、飛行機に乗る前日のダイビングが1本のみだった場合は、単一ダイビングになります。2本は単一にはなりません。
単一ダイビングの場合は、ダイビング後の飛行機までは12時間以上が推奨されています。
反復ダイビング・複数日にわたるダイビング
反復ダイビングとは、2本以上潜った場合です。
つまり、飛行機の乗る前日のダイビングで2本以上潜った場合になります。
また、3日など連続で潜った場合もこちらに当てはまります。
このように、反復、連日ダイビングをした場合は18時間以上の待機時間が推奨されています。
更にがっつり潜った場合
こんな感じで、待機時間が推奨されていますが、大型連休などでがっつり連日潜った場合は、念のため24時間くらい待機してもいいと思います。
ベテランの人なんかは、連休の最初から最後まで潜り倒す人も多いので、最終日あたりは時間をとってもいいかもしれません。
ちなみに、この情報の根拠としてはPADIの公式ブログのダイビング後に絶対やってはいけない6つのことにも書いてありますので、情報は正確です。
飛行機までの時間はいつからカウントするのか
飛行機までの、待機12時間もしくは18時間は、ダイビング後にエキジットして水面に上がった時点からカウントします。
ダイブコンピューターを見れば何時にエキジットしたかログが表示されますので、それを見ればいいわけですね。
参考例
例えば、以下になります。
という感じになります。
なぜダイビング後の飛行機まで待機が必要?
ダイビング後に飛行機まで待機しないといけない理由は以下になります。
- 減圧症になるリスクを極力減らすため
- 体内から窒素が排出されるのを待つ
ということになります。
ダイビング後は体内や血管などに窒素の気泡が蓄積されます。
陸上にいるときは問題ないのですが、飛行機に乗ったりして高度の高い場所に行くと、窒素の気泡が膨張するんですね。
体内や血管内で気泡が膨張してしまうと、それが障害となって体の調子が悪くなってしまうのです。
これが減圧症になります。
なので、窒素が体内から排出されるのを待ってあげるのです。
陸上から風船を打ち上げるといずれ膨張して破裂するのをイメージするとわかりやすいと思います。
飛行機搭乗の前日のダイビングで気をつけること
一本のダイビングでは12時間、複数のダイビングでは18時間の待機を経れば大丈夫ですが、さらにダイビングから飛行機に乗って帰る前日には以下の点に注意しておくと尚更良いでしょう。
前日の注意点
- ナイトロックスを使用する
- 深場に行かない
- 激しく泳がないポイントで潜る
- 80分などのロングダイブをしない
- 水面休息をなるべく長くする
こういった感じです。
要は、最終日あたりはスパルタなダイビングはせずに、体をいたわってマッタリ系のダイビングをするといいと思います。
ナイトロックスはおすすめ
特に、エンリッチ、ナイトロックスを使用するとかなり体への負担が変わりますので、最終日くらいはナイトロックスで潜るのがおすすめです。
リゾートのガイドやイントラが毎日ナイトロックスで潜っているのは、やはりそれだけ体が楽だからです。
私もパラオにいたときは毎日ナイトロックスで潜っていて、急にノーマルエアーに変えたらかなり疲れました。
それくらい違いがあります。
あわせて読みたい記事
そんな感じで、ダイビング後に飛行機に乗るまでは何時間かについてでした。
12~18時間以上は空けましょう。
では。