部長です。
ダイビングや水中写真の撮影で、カメラの露出補正を変える方法です。
ダイビングのときにカメラを使っている人の中には、意外とカメラの露出補正について知らない人も多いと思います。
そこで本記事では、カメラの露出補正の設定を変える方法について書きました。
理想の明るさで写真を撮りたい人は、参考にしてください。
ダイビングや水中写真撮影でカメラの露出補正を変える方法
では早速ですが、カメラの露出補正の設定を変える方法について解説します。
ちなみに最初に書いておくと、露出補正を+にすると全体が明るくなります。
逆に-にすると、全体が暗くなります。
また、今回は分かりやすく要点を解説するために、以下のポイントについて書いていきます。
露出補正のポイント
- 露出補正のボタン
- 露出補正が使えるモード
- カメラは基本的に暗めになる
こういった内容です。
基本的に露出補正の変更はとても簡単です。
露出と聞くと、なにやら難しく感感じるかもしれませんが、「露出=明るさ」のことなので、難しく考えなくて大丈夫です。
1. 露出補正のボタン
カメラの露出補正を変えるのは、「白黒で+と-のマークのボタン」でします。
↓このボタンです。
基本的には、どのカメラにもほぼ間違いなくこのマークが書かれたボタンがあります。
↓露出の設定画面はこんな感じです。
このカメラの場合は、右側のコントロールダイアルの下に、露出補正のマークが書いてあります。
なので、このボタンを押して露出補正を変更します。
+側にすると、全体的に明るくなります。
-側にすると、全体的に暗くなります。
2. 露出補正が使えるモード
カメラの露出補正は、ほとんどのモードで設定できます。
例えば以下になります。
- 絞り優先(A)
- シャッタースピード優先(S)
- プログラムオート(ISO AUTO)
- マニュアル(ISO AUTO)
基本的に、ほとんどのモードで露出補正を設定できます。
ただ、マニュアルの場合は、ISOをオートにしているときだけ露出補正ができます。
カメラについている「プレミアムオート」的な、完全に全てカメラ任せのモードでは使えないことが多いです。
3. カメラは基本的に暗めになる
そもそもですが、基本的に露出補正を「±0」の適性に設定していても、暗めに写ります。
理由としては、カメラの適性露出と自分の写したい写真の明るさは矛盾するからです。
なので、ほとんどの人は、露出補正をそのままで撮ると、少し暗いと感じます。
そういった場合は、露出補正を少しずつ+に振って撮影します。
水中での露出補正
水中での露出補正は、プラマイゼロの適性からスタートして様子を見ます。
ぶっちゃけ、水中での露出は好みの問題なので正解はありません。
また、潜っている海によっても水中の明るさは変わります。
なので、自分の好みの明るさになるように設定します。
ワイドとマクロ
ワイドの場合で、カメラ単体で撮影する場合は、少しプラスにするといいです。
例えば、+0.3、+0.7くらいです。
ストロボを使う場合は、プラマイゼロもしくは、-0.3くらいにしておくと、光の当たっている部分と背景の海のコントラストがいい感じになります。
マクロの場合は、ある程度適当で大丈夫です。
肝心なのは、今風の写真でメルヘン系の明るめにしたいからといって、露出を上げすぎないことです。
あまり露出を上げすぎると、白飛びしたような写真になるので不自然になります。
なので、ある程度ほどほどにしておきましょう。
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そんな感じで、カメラの露出補正の設定方法でした。
これで露出の使い方はバッチリです。
では。