部長です。
INON(イノン)のメガフロートアームとM67レンズホルダーです。
これからイノンのメガフロートアームを使うと思っていたり、クローズアップレンズの使用も考えている人は、メガフロートアームとM67レンズホルダーを使うのがおすすめです。
本記事では、INONのメガフロートアームとレンズホルダーの組み合わせについて書きました。
効率よくカメラシステムのセッティングをしたい人は、参考にしてください。
INON(イノン)メガフロートアームとM67レンズホルダー
イノンのメガフロートアームとM67レンズホルダーを組み合わせると、↑上の写真のような感じでセッティングできます。
クローズアップレンズを使うときはホルダーから外してレンズ面に装着します。使わないときは、メガフロートアームのレンズホルダーにつけておくと便利です。
BCのポケットにクローズアップレンズを入れておく方法もありますが、出し入れがメンドクサイので、最初からカメラについてた方が使いやすいです。
マクロ撮影はメガフロートアームS
私はマクロの場合、メガフロートアームSをちょいちょい使います。
(APS-C機の場合)
APS-C機でニコンD7200に60mmのマクロレンズを使う場合、メガフロートアームSとランヤードに付けている浮力250gでちょうどいい水中重量になります。
クローズアップレンズとフォーカスライトを装着していますが、このセッティングでも水中でかなり軽くて快適に使えます。
(フルサイズの場合)
フルサイズ機でニコンD810に105mmのマクロレンズを使う場合、レンズがかなり重いのでメガフロートアームSだと浮力が足りずに少し水中で重いです。
なので、メガフロートアームの他にもランヤードに浮力を付けたりして調節が必要になります。
メガフロートアームSより浮力の大きいサイズでMもありますが、アームの長さがワイド用くらいありますので、マクロで使うとかなり使いにくいので注意してください。
マクロで使うなら、断然Sサイズをおすすめします。
M67レンズホルダー フロートアーム用
メガフロートアームに使うレンズホルダーは「M67レンズホルダー フロートアーム用」を使います。
これは、フロートアームにネジ一本でポン付けできますので、取り付けはとても簡単です。
ただし、レンズホルダーSなど名前の似ている商品もありますので、メガフロートアームに使う場合は必ず「M67レンズホルダー フロートアーム用」を使うようにしてください。
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スナップオンレンズキャップM67
メガフロートアームに装着したクローズアップレンズをそのままにしておくと、持ち運ぶ際に傷つけてしまう可能性もあります。
なので、クローズアップレンズには「スナップオンレンズキャップM67」でフタをしてあげると保護できます。
↓こんな感じ。
スナップオンレンズキャップには、最初からヒモがついていますので、アームの根元などから結んでおけば水中で無くすこともありません。
≫Rakuten|INON スナップオンレンズキャップM67
おすすめのクローズアップレンズ
ちなみに折角なので、おすすめのクローズアップレンズを書いておきます。
おすすめのクローズアップレンズは、イノンの「クローズアップレンズ UCL-165M67」です。
このクローズアップレンズは、コンデジから一眼まで幅広く使えるレンズですので、マクロ用に1枚持っておくと重宝します。
メガフロートアームを使うのであれば、レンズホルダーを付けてこのクローズアップレンズを常備しておくといいです。
≫Rakuten|INON クローズアップレンズ UCL-165M67
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↓この写真は、このクローズアップレンズを使って撮影しました。
やはり、そのままで撮影するよりもクローズアップレンズを使うと、グッと寄った写真が撮影できます。
レンズの径はM67なので、一眼などのハウジングであればそのまま使えます。
TGシリーズなどのハウジングの場合は、52mmから67mmへのステップアップリングを使うことでハウジングに装着できます。
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メガフロートアームで最適な水中重量にする
ということで、メガフロートアームを使ってカメラシステムを最適な水中重量にしましょう。
水中で最も撮影しやすいカメラの重量は、ワンハンドでもプルプルしない重量で、ややマイナス浮力です。
なので、メガフロートアームを使いつつ水中での重量を調整すると、とても写真が撮りやすくなります。
手ブレを防ぐ
水中では、撮影するときに左手で岩をおさえながら右手でカメラを持って撮影する場面がかなり多くあります。
↓例えば、こういったシーンです。
このように、左手で岩を掴んで撮影する場合は、右手だけでカメラを支えて、なおかつピント合わせもしなければいけません。
このときにカメラの水中重量が重すぎると、かなり右手がプルプルしますので高確率で手ブレして、ピントの甘いような写真になってしまいます。
なので、しっかりとフロートアームを使って水中での重量をコントロールすることで、手に余計な力を入れずに快適にシャッターが切れるようになるわけです。
特に一眼の場合は、かなり重たいカメラのセッティングになっている場合も多いので、水中重量はしっかりとっ調節したいところです。
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そんな感じで、イノンのメガフロートアームとレンズホルダーについてでした。
これで次から快適に水中写真の撮影ができます。
では。