イントラでブロガーの部長です。
ダイビングや水中写真の一眼レフのハウジングで、ファインダーはストレートか45度か迷う人もいると思います。
マクロ、ワイドによっても使い勝手が全く違います。
私はストレートも45度も両方使っていますが、マクロとワイドで使い分けています。
どちらがいいのか悩む人は参考にしてもらえればと思います。
水中写真の一眼のハウジングのファインダーはストレートか45度か
私はストレートも45度も両方使っていますが、結論からすると
- マクロはストレート
- ワイドは45度
がいいと思います。
ちなみにですが、水中写真家の鍵井さんもマクロはストレート、ワイドは45度で使っているそうです。
では、少し説明します。
マクロはストレートのファインダーが使いやすい
マクロ撮影においては、基本的にはストレートのファインダーの方が使いやすいです。
なぜかと言うと、マクロ生物などを肉眼で見るときは、まっすぐに見ています。
これが、まっすぐ見ている物に対して、斜めの角度の45度から覗き込むとなると、かなり感覚がおかしくなります。
更に、60mm~100mm相当のマクロレンズを使用する場合、かなり倍率が高く画角が狭いので、まっすぐに見ている小さい物をまっすぐのライン上で発見してカメラに捉えないと、どこにいるか分からなくなります。
ただでさえ、マクロを撮ってるときに「あれ、どこだっけ??」って何度も被写体を見直すこともけっこうあると思います。
マクロレンズで小さな被写体を画角に入れるだけでもズレたりしますので、これが45度のファインダーだともっと見にくくなるわけです。
そんな理由から、マクロの撮影は間違いなくストレートのファインダーの方が使いやすいです。
ハゼ撮影は45度が有利
とは言え、ハゼ撮影や砂地にいる生物を這いつくばって超低空から撮影したい場合は、45度も有利だったりします。
砂地にカメラを置くくらい低いポジションから撮影しようとすると、顔をまっすぐにしておくのは、首の角度的にキツイです。
なので、そういったシーンでマクロを撮影したい場合は、上から覗き込める45度は使い勝手がいいと思います。
ワイドは45度のファインダーが使いやすい
ワイドの撮影では、45度のファインダーの方が使いやすいと思います。
↓例えばこんな感じのとき。
この体勢で、ストレートのファインダーで撮影しようと思うと、顔を思いっきり正面に向けないといけないので、首と顔の角度がキツイのが分かりますよね。
ところが、45度のファインダーですと上から覗き込めるので楽なのです。
また、マクロレンズと違ってワイドではフィッシュアイなどの広角レンズを使用すると思います。
マクロですと、画角がかなり狭いのでストレートに見ないと被写体を捉えにくいですが、フィッシュアイなどの広角であれば、被写体を捉えられないってことはまず無いと思いますので、そういった面でも楽ですね。
どちらを先に買うか
ストレートか45度、どちらかを先に買うとする場合はどちらがいいのでしょうか。
難しい選択ですね。
これについては、潜っているスタイルが多い方がいいと思います。
例えば、メインは和歌山や伊豆でマクロする週末ダイビングのスタイルであれば、ストレートを先に買っておいた方が使用頻度は多いですよね。
逆に、ワイドしかしないのであれば45度を先に買っておけばいいと思います。
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そんな感じで、ハウジングのファインダーについてでした。
私的には、マクロはストレート、ワイドは45度が使いやすいと思います。
お好みのセッティングをマスターしてもらえればと思います。
では。