部長です。
ダイビングのカメラのハウジングは、タイミングを見てオーバーホールに出しましょう。
特に、一眼などでSEA&SEA、nauticam、アンティスなどのメーカーのアルミハウジングを使っている場合は、メーカーにて直接オーバーホールが可能です。
そんな感じで、本記事ではカメラのハウジングをオーバーホールする件について書きました。
ハウジングのオーバーホールが気になっている人は、参考にしてください。
ダイビングのカメラハウジングはオーバーホールしよう
ということでタイトルのとおりですが、ダイビングで使うカメラのハウジングはタイミングを見てオーバーホールに出しましょう。
オーバーホールに出すタイミングや目安は、以下の感じです。
オーバーホール
- 5年くらい使った
- ボタンが効かなくなってきた
- 一度水没している
だいたいこんな感じです。
やはり、長くハウジングを使っていくためにも、オーバーホールは必要になります。
長年オーバーホールに出していない人、水没した人などは当然オーバーホールに出しましょう。
5年が目安
特に頻繁に潜る人は、5年くらい使ったら一度オーバーホールに出しておいた方がいいです。
その理由としては、ハウジングに使われている部品やOリングの製造が終わって部品が少なくなっている可能性があるからです。
ダイビングのハウジングは機種ごとの専用設計なので、そのハウジングでしか使われていない特殊な部品があったりします。
そのため、ハウジングの製造が終わると、部品の製造も終わる可能性があります。
また、外側からは目で見て大丈夫そうでも、目に見えない部分が腐食している可能性もあります。
要は塩が溜まって抜けにくい部分などがあるわけです。
そういった理由から、5年くらいある程度使ったら一旦オーバーホールに出しておくといいでしょう。
ちなみに、もっと早くてもいいと思いますが、一眼のハウジングのオーバーホールは8万くらいします。
なので、資金に余裕のある人はもっと早くてもいいと思います。
オーバーホールの内容
ハウジングのオーバーホールの内容としては、主に以下になります。
オーバーホールの内容
- Oリングの全交換
- 清掃
- 部品交換
ざっくりこんな感じです。
特に重要なのは、やはり内部Oリングの交換でしょう。
いくらハウジングとは言え、基本的には内部の部分などはすべてOリングで防水しています。
そのため、極端に言えば10年くらい経つとノーメンテナンスのOリングが相当劣化しているはずなので、水没のリスクが高まります。
↓これはシーアンドシーのD800ハウジングで、交換後のOリングです。
オーバーホールに出すと、こんな感じでOリングが全交換されて帰ってきます。
ダイビング後はしっかりと塩抜きを
ちなみに、ダイビング後にしっかり塩抜きができていなくて、塩が固着して悪化すると、最悪の場合アルミが腐食してその部分がボロボロになります。
Oリングもしくは交換部品だけの被害であれば、オーバーホールで交換できます。
なので、そうならない為にもダイビング後はしっかりと塩抜きをした方がいいです。
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ハウジングをオーバーホールできるメーカー
ちなみに、私の知っている限りでハウジングのオーバーホールが可能なメーカーを書いておきます。
オーバーホールできるハウジング
- SEA&SEA
- Nauticam
- アンティス
- ノーチラス
- ジリオン
- レクシー
- INON
だいたいこんな感じです。
Olympus、ソニー、キャノンなどの純正ハウジグについては分かりません。
オーバーホールは直接だせる
ちなみに、ハウジングのオーバーホールを出すときは、ほとんどのハウジングメーカーは直接出すことができます。
もちろん、購入店に出しても問題はありません。
ハウジングを直接メーカーにオーバーホールを出して、直接担当と話をしたい場合は自分で出しましょう。
ちなみに、自分で出しても購入店経由で出しても、料金は変わらないと思います。
私はシーアンドシーに直接出しています。
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そんな感じで、ハウジングのオーバーホールについてでした。
タイミングを見て一度オーバーホールに出しておきましょう。
愛機が使えなくなったら寂しいです。
では。