イントラの小野です。
水中写真を撮影するときの機材セッティングです。
ワイド、マクロでどんな感じでセッティングしたらいいか分からないって人もいると思います。
マクロ、ワイドのそれぞれのセッティングを写真をつけて載せました。
誰も求めていないかもしれませんが、割と細かく説明しましたので参考にしてもらえればと思います。
水中写真の機材|ワイド・マクロの水中撮影機材セッティング
では早速ですが、以下に水中撮影時のセッティングを書きました。
結構気分で変えたりしてます。
一眼レフはニコンのD810とD7200を持っていて、基本的にはD810を使っています。
ワイド撮影の機材セッティング
ワイドは基本的にこれですね。
レンズ
レンズはだいたいフィッシュアイを装着していて、トキナーのATX107かシグマの15ミリを使っています。
≫水中写真で使う一眼のフィッシュアイ・ワイドレンズ2選【神レンズ】
18-35も持ってるんですけどあまり出番なしです。
アーム
アームはシーアンドシーのMで、ストロボ側のアームはストロボヘッドMを使っています。
ボールベース仕様ではなく、YS仕様で使った方が角度や取り回しの自由度が高いのでそうしています。
ライト
ワイドのときはフォーカスライトはつけないですね。
フォーカスライトをつけると浮遊物にピントが合ってしまうことが多くて、特にマンタなんかを撮影するときは決定的瞬間に撮れないことも多くなってしまうので、そのままが私の中ではベストです。
ストロボ
ストロボの拡散板は120度を装着しています。
ストロボは光ファイバーではなく、シンクロコードで接続しています。
シンクロコードで接続した方がサクサクシャッターが切れるので快適です。
ファインダー
ワイド撮影時はファインダーは45度を使っています。
マクロはストレートですが、ワイドは圧倒的に45度が使いやすいです。
クランプ
あと、アームを止めるクランプはワイドはノーティカムを使っています。
イノンだと力が弱いので、ノーティカムの方ががっちり止まります。
マクロ撮影の機材セッティング
↑マクロはだいたいこんな感じです。
レンズ
マクロはレンズはニコン純正の60ミリと105ミリを使っています。
ストロボは写真だと2灯ですが、1灯で撮影するときもあります。
アーム
アームはシーアンドシーのSで、XBフロートチューブ500Gをアームにつけています。
イノンのメガフロートアームの選択肢もありますが、こっちの方が浮力が高いのと、アームの角度の自由度が高いので、私はこの組み合わせにしています。
ライト
イノンのライトをフォーカス用で一本つけています。
フォーカスライトで使ったり、背景を照らしたりして使います。
写真は700ですが350の方がよく使います。
ライト単体で使うと照射角が狭いので、先端には付属の拡散板をつけています。
赤フィルターの50度を使っているときもあります。
ファインダー
マクロ撮影時はファインダーはストレートを使っています。
マクロ撮影で45度のファインダーは鬼使いにくいので、ハゼ撮影以外はちょっと厳しいかなと思ます。
ランヤード
ランヤードはヒモがむき出しのタイプを使っていて、XBフロートチューブの125Gを2つ通しています。
・・・・・・・
105ミリのレンズだとこれでもマイナス浮力ですが、そこまで気にならないのと全体的にまとまっているのでこのセッティングにしています。
その他の撮影機材
↑よく水中で粘って撮影するときはこのようなアイテムを使います。
マル秘のライト
ライトはイノンのLF800-Nで5度の極細のライトです。
↓このスポットを使ってこんな感じの写真を撮ったりします。
このシステムがあると、撮影が凄く楽しくなります。
ただ、注意しなきゃいけないのは、普通のファンダイビング屋でこのようなシステムを取り出して、タコ粘りを開始するとかなりウザがられるので(笑)単独もしくはセルフで潜っているときに使う方がいいと思います。
あわせて読みたい
- カメラのセッティング 記事一覧
- ダイビングのカメラの水没チェックの方法【安心】
- ダイビングのカメラにライトを取り付けて進化させる【3パターン】
- 水中写真の一眼のハウジングのファインダーはストレートか45度か
そんな感じで私の水中写真の機材でした。
参考にしてもらえればと思います。
では。