イントラの部長です。
ダイビングで使うカメラで、鉄板でおすすめの機種6選です。
これからダイビングで使うカメラを買おうと思っている人の中には、どんなカメラがおすすめか知りたい人もいると思います。
そこで本記事では、ダイビングのときにまず持っておけば困らない鉄板でおすすめのカメラ6選をピックアップしました。
至高の1台を手に入れたい人は参考にしてください。
ダイビングのカメラ|鉄板でおすすめの機種6選!
では早速ですが、ダイビングで使うカメラで、鉄板でおすすめの機種6選です。
実際のダイビングシーンで役に立つ、即戦力になるダイビングで使うカメラでおすすめは以下のカメラになります。
コンデジ
- オリンパス TGシリーズ
- ソニー RX100M5
- ニコン COOLPIX W300
- SEA&SEA DX6G
- GoPro HERO7
ミラーレス
- ソニー α6500
これらが実際のダイビングで使用して、ある程度活躍するリアルなカメラになります。
カメラも色々と種類がありますが、実際のダイビングのシーンで満足できる写真が撮れて、戦力になるカメラは限られています。
では実際に各カメラを見ていきたいと思います。
また、カメラの詳細全てを書いていると一か月かかるので、重要なポイントに絞って効率よくお伝えできればと思います。
1. オリンパス TGシリーズ
オリンパスのTGシリーズになります。
現在のダイビングシーンではTG4~TG6が最も使っているダイバーが多いと思います。
私も前まではコンデジはTG4を使っていました。
TG4、TG5は廃盤になっていて、現在の最新はTG6になります。(2020.4)
カメラ単体での防水は15mですが、実際のダイビングでは間違いなく15m以上潜りますのでハウジングに入れて使った方がいいです。
純正ハウジング使用で45mまでになります。
TGシリーズには顕微鏡モードというモードがついていて、ものすごく接写できるのですごい鬼小さなウミウシなどを撮影するときはすごくキレイに撮れます。
1-1. TGシリーズのポイント
- カメラ TG5
- 純正ハウジング
- カメラ防水15m
- ハウジング使用で40~100メートル(メーカーによる)
- 高画質
- センサーサイズ 1/2.3インチ
- 1271万画素
- 動画4K
- 開放F値 2.0
- 携帯転送可
- ホワイトバランス水中モードあり
- 顕微鏡モードでウミウシが撮りやすい
こんな感じで、コンデジとは言えハイスペックです。
1-2. TGシリーズの実写
こんな感じで結構キレイに撮れます。
一般的なコンデジのセンサーサイズにもかかわらず、やはりオリンパスがダイビングに特化して力を入れて出してきたモデルだけあります。
使っている人も多く、まずはこのTGシリーズで検討しておけば問題ないと思います。
2. ソニー RX100M5
ソニーのRX100M5になります。
私も今はコンデジはこれを使っています。
コンデジの中でも、センサーサイズは大型の1インチを搭載しており、一眼に引けをとらない超高画質のカメラです。
これ一台あれば、ダイビングではほとんどのダイバーは満足できるのではないかと思います。
現在はRX100M5Aにマイナーチェンジされていますので、購入時は「RX100M5」ではなく「RX100M5A」と書いてありますが問題ありません。
センサーがちょっと改良されただけなので、費用面的に見てもRX100M5が発見できればそれで充分だと思います。
また、画質も2100万画素となっており、一般的な主流の一眼レフの画素数が2400万画素なので、それに匹敵するくらい高画質です。
当たり前ですが、カメラ単体では防水ではないので純正もしくは社外の水中ハウジングに入れて使用します。
純正ハウジングでは、水深40mまで使用可能になります。
私はSEA&SEAのアルミハウジングを使っています。
2-1. RX100M5のポイント
- カメラ RX100M5
- カメラ RX100M5A
- 純正ハウジング
- ハウジング使用で40~100メートル(メーカーによる)
- 高画質
- センサーサイズ 1インチ
- 2100万画素
- 動画4K
- 開放F値 1.8
- 携帯転送可
- ホワイトバランス水中モードあり
2-2. RX100M5の実写
パラオで実際に私が撮影した写真です。
こんな感じで、なかなかキレイに撮れます。
とりあえず、このコンデジは結構神クラスです。
私も愛用していますが、この1台あればもう大丈夫です。
3. ニコン COOLPIX W300
ニコンのクールピクスW300になります。
なぜこちらのカメラがおすすめかと言うと、ハウジングなしで水深30mまで潜れるという点ですね。
ハウジングまで買う費用を考えてないくて、とりあえず価格の安いカメラを探している人はこちらがいいと思います。
とは言え、水中でのショットも結構キレイです。
光の届く水深でしたらしっかりと色も出ますし、動画も4Kで撮影できます。
ただ、今のところこの機種の対応ハウジングが発売されていないので、水中で使ったり、傷がダイレクトで入りますので、その辺りが心配な人は不安かもしれません。
また、こちらのカメラは衝撃テストもクリアしており、アウトドアでもガンガンに使っていけますので、かなり使い勝手はいいです。
3-1. COOLPIX W300のポイント
- カメラ
- 高画質
- センサーサイズ 1/2.3インチ
- 1679万画素
- 動画4K
- 開放F値 2.8
- 携帯転送可
- 水中モードあり
- ダイビングログ機能
3-2. COOLPIX W300の実写
実写はこんな感じですね。さすがに深い水深までいくと色が出にくいですが、この写真の様に10mくらいで光が差し込んでいると結構キレイに色が出ますね。
まずはこのカメラから始めてみるのもいいと思います。
4. SEA&SEA DX-6G
こちらのモデルは、ハウジングメーカーのSEA&SEAとリコーのカメラがセットになって発売されたオリジナルのモデルになります。
SEA&SEAのハウジングは、ハウジングメーカーではトッレベルになりまして、私のD810とD7200とRX100M5のハウジングは全てSEA&SEAを使っています。
防水はカメラ単体で14m、ハウジングに入れると55mとなります。当たり前ですがハウジングに入れて使いましょう。
こちらのカメラも、TG5と同じくレンズ前1センチまでピント合わせられるマクロモードが搭載されていますので、TG5を検討する方はこちらのカメラもいいと思います。
また、ダイビング以外でもアウトドアなどでガシガシ使っていけるタフなモデルになります。
4-1. DX-6Gのポイント
- カメラ ハウジングセット
- カメラ防水14m
- ハウジング使用で55m
- 高画質
- センサーサイズ 1/2.3インチ
- 1600万画素
- 動画 Full HD
- 開放F値 3.5
- 携帯転送可
- ホワイトバランス水中モードあり
- マクロモードでウミウシが撮りやすい
4-2. DX-6Gの実写
シーアンドシーの新作でハウジング込みでの価格にしてはお手頃ですね。
オリンパスのTG5と比較検討するといいと思ます。
また、オリンパスを使っている人はかなり多いので、人と被りたくない人にもこちらはおススメです。
5. GoPro HERO7
ゴープロ7になります。
こちらもダイビングでは人気のカメラです。
手軽に水中でスナップ写真をとったり、動画を撮りたい方にはオススメです。
ゴープロのいい所は、最初から超広角のレンズを搭載しているので水中ワイドの撮影がしやすいです。
逆にマクロや小さい魚は全く撮れないと思った方がいいです。ズームもできません。
なので水中での景色を全体的に撮ったり、動画メインで撮影したい人にはオススメです。
実際のダイビングでも、ゴープロで動画をとっている人は多いです。
カメラ単体での防水は10mで、防水ハウジングに入れると60mになります。
5-1. GoPro7の種類
現在発売されているゴープロ7は3つグレードがありまして、上から順に、
ブラック、シルバー、ホワイト
になり、ブラックが一番性能はいいです。ホワイトは一番安いです。
動画で4Kがいらない人は一番安いホワイトでいいと思います。
5-2. ブラック
- カメラ 税込 約53,500 円(新品)
- ハウジング 税込 約5,500円(新品)
- カメラ防水10m
- ハウジング使用で60m
- 1200万画素
- 動画 4K 60
- 携帯転送可
5-3. シルバー
- カメラ 税込 約40,000 円(新品)
- ハウジング 税込 約5,500円(新品)
- カメラ防水10m
- ハウジング使用で60m
- 1000万画素
- 動画 4K 30
- 携帯転送可
5-4. ホワイト
- カメラ 税込 約28,000 円(新品)
- ハウジング 税込 約5,500円(新品)
- カメラ防水10m
- ハウジング使用で60m
- 1000万画素
- 動画 1080p 60
- 携帯転送可
5-5. 実写
コンデジはここまでです。
上記で紹介させて頂いたカメラは、実際のダイビングで使うのにはマジでおすすめです。
カメラも色々と種類がありますが、実際のダイビングのシーンで満足できる戦力になるカメラは限られています。
私が実際に海で見て、使ってきたカメラを紹介させてもらいましたので、かなり参考になるのではないかと思います。
次はミラーレスになります。
6. ソニー α6500
ソニーのα6500になります。
私の一押しのミラーレスになりまして、私もα6000を使っています。
センサーサイズはAPSCになりまして、画素数は2500万画素になります。
オリンパスの一眼から比べると、約1.6倍センサーは大きいですね。
また、α6500はフォーカスが爆速でピントが合いますので陸上で使ってもサクサク感がハンパないです。
ハウジングは純正が発売されていないので、社外のハウジングを使用します。
主流なメーカーですと価格は約20万円くらいです。
あと、一応アマゾンでSeafrogsという格安ハウジングが28,000円くらいで発売されていますが、ハウジングのポートが変更できませんので標準ズームレンズ、もしくはマクロ30ミリしか使えないので注意してください。
6-1. α6500のポイント
- カメラ ボディ
- シーアンドシー ハウジング使用で~100m
- 高画質
- センサーサイズ APS-C
- 2500万画素
- 動画 4K
- 開放F値 -レンズによる
- 携帯転送可
- ホワイトバランス水中モードあり
- フォーカスが爆速
6-2. α6500のレンズの選択肢
一眼なので当然レンズを変えるわけですが、選択肢としてはこんな感じですね。
標準ズーム(キットレンズ)
- Sony SELP1650
マクロ
- Sony SEL30M35
ワイド
- Sony SEL28F20 + SEL057FEC
上記に書いた標準とマクロの30ミリ(35ミリ換算で45ミリ)ですと、同じハウジングのポートで使用できるのでおススメです。
ワイドは28ミリに別売りのフィッシュアイコンバーターを使用します。
ワイドのハウジングのポートは別で2つ買わないといけません。
標準&マクロですと、1つのポートで使えるので、最初はマクロから使い始める感じがいいと思います。(写真のハウジングのポート)
当然、その他の組み合わせもできますので、詳細はSEA&SEAのシステムチャートを見てもらうといいと思います。
6-3. α6500の実写
α6500でSony SELP1650標準ズームレンズでの実写です。
友達のたくちゃんがこのカメラを使っているのですが、メキシコで撮った写真をもらいました。
こんな感じで標準ズームのキットレンズでもかなりキレイに撮れます。
↑上記は私のα6000のカメラとハウジングになりますがだいたいサイズ感的にはこんな感じです。
おすすめのカメラの選び方
ダイビングで使うカメラを選ぶときは、どれくらいダイビングや水中写真が好きなのかも考えるといいと思います。
割と結構ダイビングや水中写真が好きならば、最初からいいカメラにしておいた方が後悔しないと思います。
どれくらいダイビングやカメラが好きか
そんな感じでダイビングにハマってる度で考えるのもいいと思います。
なので、今回紹介している中ですと例えばこういった感じです。
結構がっつりハマっている
→ RX100M5、TG5、ミラーレス
普通
→ TG5、DX6G、RX100M5
まだちょっとわかんない
→ COOLPIX
動画メイン
→ GoPro
こんな感じで選んであげるのもいいと思います。
とりあえず後悔したくないなら、高スペックなモデルにしておけば間違いないですね。
やはりいいカメラは格安なカメラに比べて明らかに違います。
私ならどのカメラにするか
ちなみに、私が選ぶとすれば当然ミラーレスですが、
コンデジで言えば、間違いなくソニーのRX100M5にします。
なぜならば、センサーサイズが他のカメラに比べて2倍以上大きいからです。
センサーサイズが大きい方が、写真の表現力が豊かになりますので、質のいい写真が撮れると思います。
価格優先で選ぶならCOOLPIX W300です。
また、初心者の人はゴープロを選びがちですが、実際にダイビングを趣味でやっていくときにマクロが撮影できないのは痛いです。
超広角レンズって、目の前にあるものでもすごく小さく写るので、初めて見た魚なんかを撮ったと思っても小さくて見えないと思います。
ログ付けのときなどに困りますね。
そういった面から考えると、一般的なカメラの方が総合的に使い勝手がいいかもしれません。
ダイビングのカメラを買うときはハウジングも一緒に買うこと
ダイビングで使うカメラを買うときは、必ずハウジングも一緒に買った方がいいです。
理由としては、実際のダイビングでは結構カメラをぶつけたり、ハードに扱ったりする場面が多いのでハウジングを装着してカメラを守ってあげた方がいいからです。
例えば、エントリーしたりエキジットするときにも、BCにぶら下げたりしますが、それだけでもプラプラしてぶつけたり傷が入ったりしますね。
他にも、意外といろんなところにぶつけたりします。
カメラ単体で防水のモデルでも
確かに、カメラ単体で防水機能が付いているモデルもありますが、そもそもカメラ自体がダイレクトに海に入っていますし、サンゴや岩にぶつけたりするともろに傷が入りますので少し心配です。
TG5であれば、カメラ自体が防水ではありますが、ハウジングに入れておけば水没のリスクも下がります。
水没するときは、まずハウジングが水没するので、いきなりカメラが水没することはないからです。
なので、ハウジングが発売されているモデルであればハウジングに入れた方がいいと思います。
また、潮抜きをするときにも、そもそもカメラは海水に浸かっていなければ、カメラが潮ガミすることはないので安心だと思います。
あわせて読みたい
そんな感じで、ダイビングで使うカメラで、鉄板でおすすめの機種6選でした。
とりあえず、ダイビングで使うカメラは今回紹介しているカメラであれば、ある程度困らないと思います。
TGシリーズなんかは普通にガイドやイントラでも使っています。